2019年8月11日3,614 View

【改めてチェック】おろそかになってない?頻発する災害にフレブルと備えを

先日の新潟地震に東京でもかなりの揺れを体感した伊豆の地震、ゲリラ豪雨に季節外れの荒天など、ここ最近なんだか災害が多いようですよね。地震や災害は忘れた頃にやってくると言うけれど、確かに大きな災害の直後は避難袋などを慌てて備えるものの、しばらくの間何事も起きなければつい備えがおろそかになってしまうのはよくあること。ただ、特に地震などはいつ起きるのかが分からないため、常日頃から備えておかなければ意味がありません。特にこれからの季節は台風なども増えるため、ここで今一度、災害時に大切な相棒であるフレンチブルドッグを守るための備えを見直しておきましょう。

避難袋&ストック品の確認を。

過去に大きな地震や水害などを経験した人の多くは、いざという時に持ち出すための「避難袋」を備えているのではないでしょうか。避難袋には人間のものだけでなく愛ブヒにとっての必需品もしっかり入れているよ、というご家庭も少なくないことでしょう。

 

そして避難袋と同様に備えているのが、ミネラルウォーターや缶詰、ペットフードなどの食品類のストック。どちらも地震大国の日本では絶対に用意しておきたいものだけれど、それらの中身を定期的にアップデートしている人はどのくらいいるでしょうか?

フレブル,災害対策

Africa Studio/shutterstock

 

食品やミネラルウォーターといった飲食物にはどれも賞味期限がありますが、災害時用の缶詰パンやレトルトパウチのご飯は普段の生活であまり口にすることがなく、何か災害があった後で購入してストックしたまま、というケースが多々あります。

 

また、災害袋に入れてあるペットフードやおやつなども、入れっぱなしにしているから気付けば期限がとうに過ぎているなんてことも少なくありません。そのため食品類の期日を見直すのは必須ですが、併せて注意したいのが医薬品の類。

 

フレンチブルドッグのお薬も含めて、医薬品にも食料品同様に使用期限があるものが多く、保管状態によっては劣化が早まるのでこまめに品質のチェックを。

 

また、愛ブヒの体調や年齢によって必要な薬や持ち出しグッズも変わってくるため、半年に一度程度は中身を改め、「現在の家族と愛ブヒにとって必要なもの」を備えるようにしてくださいね。

 

留守番中のブヒを地震から守るために。

地震が起きた際に最も不安なことといえば、家族が愛ブヒのそばにいないことではないでしょうか。仕事中や外出先で地震に遭い、自宅にはひとり留守番中の相棒が…なんて、本当に考えるだけでも恐ろしい。

フレブル,災害対策

bozsja/shutterstock

 

ただ、地震はいつどこで起きるか分からないもの。だからこそ、もし相棒がひとりで家を守っているときに揺れた場合を想定し、平常時にできる対策をとっておくことが望ましいと言えるでしょう。

 

具体的には、家具が倒れないように固定して上から落ちてきそうなものを可能な限り片付けること。食器などの割れ物が入っている棚の扉には安全ロックやストッパーを設置し、落下物やガラスの破片からブヒを守る工夫を。

 

ケージでお留守番させている場合はケージに屋根をつけておき、フリーで留守番させている場合、愛ブヒが動ける範囲内はなるべく背の高い家具や重たい物を置かないでおきましょう。

フレブル,災害対策

Patterstock/shutterstock

 

また、出かける前には(たとえ数時間の外出でも)ガスの元栓を締める癖をつける、浴槽のお湯は断水時に備えて入れ替える時まで溜めたままにしておくなど、小さな備えの積み重ねが大切です。

 

耐震用の安全ロックやストッパーはホームセンターやオンラインショップなどでも多数扱われていますが、電池やモバイルバッテリー同様に災害直後は全国的に一気に品薄になるので、今のうちに用意しておくに越したことはありませんよ。

 

ブヒを交えて家族会議を。

災害が起きた時に家族が揃っていることは確率的にあまり高いとはいえませんよね。仕事や学校に行っていたり買い物に出ていたりと、家族がバラバラに行動していることって結構多いもの。

 

そのため、もしもの時に一体どこで落ち合うか、どのような連絡手段で各自の状況を伝えるかなど、普段から家族の間で緊急時の避難先や連絡方法を共有しておきましょう。

 

例えば、地震や津波が来た場合はどこに逃げるか、その際にどうやって愛ブヒを一緒に避難させるかなど、家族の一員であるフレンチブルドッグも交えてファミリー全員で話し合っておくことが重要。

フレブル,災害対策

Andreea Mihaela Rosca/shutterstock

 

災害時は携帯電話が繋がりにくくなるため、比較的連絡が取りやすいSNSに家族用のアカウントを作っておく、災害情報を伝えるSNSやスマホで視聴できるラジオといったアプリをダウンロードしておく、避難の時に愛ブヒをスムーズに運べるようペット用リュックやカートを準備するなど、平常時にできることはたくさんあります。

 

災害が起きないに越したことはないけれど、万が一に備えて常に準備しておくことで、アナタ自身も、そしてアナタの相棒も守れる確率が格段に上がるのです。

 

愛ブヒを守れるのは、オーナーだけだから。

フレブル,災害対策

kuban_girl/shutterstock

 

大小の差はあれど、日本各地で起きる地震や集中的に降り注ぐ豪雨といった災害関連のニュースを頻繁に耳にします。そんな時にいかにして愛ブヒを守るかというのはフレブルオーナーにとっての大きな課題だけれど、まずは日頃の備えが肝心。

 

平穏無事に日常を過ごしているとつい忘れがちになるけれど、災害はそれこそいつ起きるかわからないものだから、時々災害に対する意識や荷物を見直し、必要なものをアップデートして安全を担保しておいてくださいね。

 

 

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