2020年3月3日3,230 View

フレブル界にもついに到来!自然や環境に配慮した『 サステナブル』な、ブヒライフのススメ。

目まぐるしくトレンドが変化するファッション界において、ここ数シーズン外せないトレンドとして急浮上しているキーワードが「サステナブル」というもの。サステナブルは最近よく耳にする言葉ですが、その意味は「持続可能な」というもので、地球環境保全に役立つ事業や開発、自然環境に配慮した取り組みなどを指すもの。え、なんだか難しい? いえいえ、サステナブルの波はもう、フレブル界隈にもやってきているのかも知れませんよ。

つまり、動物にも優しいってこと。

サステナブルとか言われてもよく分かんねえわ、とお思いの方々。分かります。

 

いきなり持続可能なホニャララとかぶち上げられても混乱しますよね。

 

そこでまず簡単に、身近な所からサステナブルってなんやねん、という疑問にお答えしていきましょう。

フレンチブルドッグ,サステナブル

SITTICHAI PONGPAEW/shutterstock

 

さて、最近オーストラリアの大規模山火事があったこと、ニュースでご存知の方も多いことでしょう。

 

ひどい火傷を負って救出される野生動物の姿に心を痛めた人、たくさんいたと思います。

 

この山火事の原因は干ばつや油分を豊富に含むユーカリの木々の存在、放火による人為的なもの、落雷など多々ありますが、中でも地球温暖化による気候変動が大きな要因だと言われています。

フレンチブルドッグ,サステナブル

Patrik Demo/shutterstock

 

確かに日本を例に挙げても年々夏の気温は上昇しているし、この冬でさえ想像以上の暖冬。

 

地球の気温そのものが上昇し、その結果として人間を含む生き物にとって住みづらい環境となりつつあるのが現状。

 

そして我らがフレンチブルドッグは暑さにめっぽう弱く、きっとこのまま地球温暖化が加速して日本の夏の気温が40度とかになれば、一緒に暮らすことはとても困難でしょう。

フレンチブルドッグ,サステナブル

Tienuskin/shutterstock

 

これは極端な例えだけれど、このまま二酸化炭素を排出し続けプラスティックを海洋に流し続けていれば、きっともっと地球環境が悪化するのは火を見るよりも明らか。

 

そんな現状を食い止めようとする動きが「サステナブル」であり、地球環境を保持しながらも、「動物を含む自然環境に優しい社会を目指そうぜ」というのがサステナブルの本懐なのです。

 

ブヒ界隈でできるサステナブルって?

フレンチブルドッグ,サステナブル

WildStrawberry/shutterstock

 

筆者は自身がフレブルオーナーということもあり他のフレンチブルドッグオーナーと接する機会が多いのですが、その都度感じることのひとつに「アール・ド・ヴィーブル」の実践者が顕著だなという感想を抱いています。

 

え、また横文字かよ、とお思いでしょう(笑)。

 

「アール・ド・ヴィーブル」とは暮らしの芸術的な意味で、生き方や暮らし方、つまり自己流にアレンジした素敵なライフスタイルを実践して生きるということ。

フレンチブルドッグ,サステナブル

Bogdan Sonjachnyj/shutterstock

 

こうして言葉にすると妙にスノッブで鼻につく感じがしますが、みなさん愛するブヒが幸せに暮らせるよう住まいや食事にこだわりを持って整え、時には喧々たる日々のアレコレを笑ってやり過ごすユーモアとナレッジに溢れた人が多い印象。

 

そしてさらに、フレブルがデリケートな肌を持つゆえかオーナーのおしゃれ度の高さゆえかは不明なものの、ブヒオーナーの大半がブヒファッションにこだわりを持つ方々。

フレンチブルドッグ,サステナブル

Djevelen/shutterstock

 

そこで、まずフレブル界隈でできるサステナブルに再度視線を注いでみると、例えばサイズアウトしたお洋服をお下がりとして他のワンコに譲る、破れや汚れが目立つウエアは丸くボール状に縫っておもちゃに生まれ変わらせるなど、「リサイクル」「リメイク」「リユース」の“3R”で資源を無駄なく使えることに気づくはず。

 

もちろんこれらは地球規模のサステナブルから見れば本当に些細なことだけれど、仮に日本に何千人かいるであろうフレブルオーナーみんながそれを実践したとしたら、それらはいずれ、ひとつの決して小さくはない流れになるのかなと思うのです。

フレンチブルドッグ,サステナブル

one.degree.photography/shutterstock

 

他にも、ブヒオーナーには手作り食の実践者が多いから、工夫次第では栄養豊富であるにも関わらず捨てられがちな部位の野菜や肉、魚も余さず利用できることも。

 

どれも小さなことですが、やらないよりまずは始めることに意味があるって思いませんか?

 

ブヒ的ファッションもこうなる?

フレンチブルドッグ,サステナブル

Tienuskin/shutterstock

 

さてさて、冒頭でファッショントレンドとサステナブルの関係について触れましたが、人間界での今季のトレンド大本命が「ボタニカルプリント」「アーバンサファリ」「特殊素材」の3つ。

 

ボタニカルは植物をモチーフとしたプリントや色柄であり、サファリはアニマル柄やプリミティブな色合いのお洋服たち。

 

そして最後の特殊素材は、本物のダウン(羽毛)を使用しない人工ダウンを用いたダウンジャケットやエコファーに代表される動物を素材として使用しないエコフレンドリーな素材で作った衣類のこと。

フレンチブルドッグ,サステナブル

EshanaPhoto/shutterstock

 

最新のコレクションに登場したこれらのスタイルはそのどれもがとびきり素敵で、きっとファッションに敏感なブヒオーナーなら気に入るはず。

 

そんな見逃すには惜しいトレンドを愛するブヒにも取り入れて、例えばこの春はボタニカル柄や自然素材を生かしたお洋服を探してみてはいかがでしょう。

 

もちろん、彼らが生まれながらに持っている美しい被毛をそのまま活かすのもアリ。

フレンチブルドッグ,サステナブル

Hollysdogs/shutterstock

 

いずれにせよ、現代の美しさやファッショナブルである様は、絶対的に環境問題と切っても切り離せない関係となりつつあります。

 

ブヒとサステナブルを結びつけるのはいささか強引かなとは思いますが、ライフスタイルやファッションといった様々なことに敏感なブヒオーナーだからこそ、できる範囲で、ついでに言うなら楽しめる範囲でサステナブルなブヒライフを意識的に送ってみてはいかがでしょう。

 

まとめ

フレンチブルドッグ,サステナブル

Annette Shaff/shutterstock

 

「サステナブルってなんぞや」そんな疑問にブヒを絡め、身近に感じてもらえればと思った今回。

 

日々仕事や家事に追われる私たちはとりわけ地球環境を意識することなく毎日を過ごしているけれど、もしかしたらこれはフレブルをはじめとする動物たち(人間も含む)が暮らす世界について小さな一石を投じることができるチャンスなのかもしれません。

 

フレンチブルドッグは他犬種と比較してもお洋服や装備品が多い犬種だけに、まずはいつも近くにいる相棒と一緒に、これからも長く彼らの子孫が暮らしていける環境づくりについて考えてみませんか?

 

 

こちらの記事も合わせてチェックしてみてくださいね。

「当たり前」はないから。フレブルを通して考える、 地球温暖化や被災時のコト。

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