2020年3月15日9,798 View

【インタビュー】人気“ゲイYouTuber”とーまさんとフレブルの「組長」〜LGBTをもっと身近に感じてほしい〜

今回はFrench Bulldog Life初、LGBTの街・新宿二丁目に潜入!

“ゲイYouTuber”として活躍するとーまさんと、愛ブヒの「組長」を独占取材。とーまさんはフレブル以外にも5頭の動物と暮らす、二丁目界のムツゴロウ的存在なのです!

ファンの皆さんからも愛される組長と、とーまさんが YouTubeを選んだ理由とは!?

2名の“ゲイYouTuber”が運営する「MONOチャンネル」がじわじわキテる!

“ゲイYouTuber”として活躍する「MONOチャンネル」は、とーまさん・ひゅうさんが運営する人気の YouTubeチャンネル。

ひゅうさん(左)、とーまさん(右)

 

人々を飽きさせない抜群のトーク力と、思わず笑ってしまう「ゲイあるある」、歯に衣着せぬ「お悩み相談」など、女性を中心に注目を集めています。

 

チャンネル登録者数は約5万人。動画を公開すれば「カワイイ! 癒される!」などポジティブなメッセージが飛び交い、何だか憎めない存在のふたり。

 

今回お話をうかがったのは、フレンチブルドッグの「組長」と暮らすとーまさん。

 

「LGBTをもっと身近に感じてほしい」 ゲイYouTuberとしての活動

フレンチブルドッグ,monoチャンネル,とーま

ーーYoutube(MONOチャンネル)では、どのような動画をアップしているのでしょうか

とーま:

LGBTを身近に感じてもらえるように、ゲイの日常風景を再現した「ゲイあるある」の動画や、LGBTをテーマにトークをする動画を、相方のひゅうと一緒に作っています。

 

昔は僕が編集を担当していましたけど、昨年新しいメンバーのゆさくが加わり、今はゆさくが編集をしてくれています。

 

僕らの動画って、実は台本を作っていなくて、ほとんどアドリブなんですよ。ゆくゆくは海外ドラマや映画のパロディ動画を作ってみたいと思っています。

 

そのためには、お金や認知度が必要になるので、今はその夢に向けて“いわゆるYouTuberっぽい企画”を中心に動画を上げています。いわば準備段階みたいな感じですね。

 

フレンチブルドッグ,monoチャンネル,とーま

ーーとーまさんは、普段はお店のママとしても活動されていますよね。そんな中、YouTubeをはじめたきっかけは何だったのでしょう

とーま:

うちの店の従業員がYouTubeを始めて、「YouTubeって大変だけど楽しいよ!」と言ってたので、どんなもんなんかなと思って始めてみたのがきっかけです。

 

ひゅうとは、もともと別々の店で働いていて、面識があった程度なんです。

 

そこから、同い年の仲間で集まるようになって仲良くなり、ひゅうに「一緒にYouTubeやってみない?」って声をかけたら「やってみたーい」と言ってくれて。活動が始まった感じです。

 

愛ブヒ以外に猿やミーアキャットも!合計6頭のとーまファミリー

フレンチブルドッグ,monoチャンネル,とーま

ーーYouTubeにもアップされていましたけど、6頭の動物と暮らしているんですよね!? 改めてファミリー紹介をお願いします

とーま:

チワワの「コタロー」「あいす」、トイプードルとビションフリーゼのミックス「シェリー」、フレンチブルドッグの「組長」、フジオマキザルの「ルパン」、最近加わったミーアキャットの「マック」。今はこの6頭です。

 

▼とーまファミリーを紹介した動画

一番最初に家族になったのは、地元の広島で出会ったトイプードルの「コタロー」です。

 

フレンチブルドッグの「組長」も、広島で出会った子。3年前に広島へ帰省したときにひとめぼれしたんです。

 

もともと動物が大好きなので、犬種へのこだわりはないんですよね。組長も、カワイイから迎えたというシンプルな理由です。

 

いろんな動物たちがいるので、お留守番はさせられないですよね。必ず誰かが家にいてくれて面倒を見てくれるので、とても助かります。

 

フレンチブルドッグ,monoチャンネル,とーま

ーー「組長」という名前だけ、他の子と毛色が違いますよね(笑)。

とーま:

よく言われますね(笑)。その名前にしたのは、見た目がまさに「組長」っぽかったから(笑)。

 

組長は迎えた当初からパートナーのような存在で、家族になったその日に宮島に旅行へ行ったほど。

 

小型犬や他の動物ももちろんカワイイですけど、やっぱりフレンチブルドッグは存在感というか違った魅力がありますよね。

 

僕、小さいときからたくさんの動物と暮らしていたわけではなくて、動物自体がすごく好きなんです。もともと面倒を見るのが好きっていうのが、大きな理由かもしれないです。

 

二丁目でお店をやり始めて、たくさんの従業員を抱えるようになったのも、面倒を見るのが好きということと関係していますしね。

 

フレンチブルドッグは“面倒の見がい”があるので、僕には特に向いてるかも(笑)。

 

フレンチブルドッグ,monoチャンネル,とーま

ーー愛ブヒの組長は、ほかの動物たちと仲良しですか

とーま:

組長はうちの子の中で一番優しくて、誰とでも仲良くなれます。

 

その中でもフジオマキザルのルパンが、組長のことが大好きで、組長じゃないとダメなんですよ。

 

小さいときは僕にも抱きついてきたんですけど、もう組長にしか抱きつかなくなっちゃって。

 

ルパンは組長としか遊びたくないのに、他の子たちがルパンと遊びたがるので、ルパンは「やめろー!」という感じになっています。

 

最近加わったミーアキャットのマックはまだまだ小さいのに、先日組長が「あそぼーあそぼー」って迫ったもんだから、マックが興奮しすぎちゃって大変でした。

 

フレンチブルドッグ,monoチャンネル,とーま

ーーYouTubeにも時々6頭が登場しますが、視聴者さんの反応はいかがでしょう

とーま:

うちの子たちが登場する動画を見て、みんな「かわいーかわいー」って言ってくれますね。

 

ファンの皆さんも、うちの子たちの名前を覚えてくれたりして、嬉しいですよね。

 

最近はYouTube以外にLINE LIVEも始めたんですけど、組長の鼻息が聞こえるだけで「あ! 組長だ!」ってコメントをくれたりします。

 

ファンの皆さんからは、うちの子たちをもっと動画に出してってリクエストをいただいたり、プライベートでグッズを作ってプレゼントしてくださることもあります。

 

皆さんに愛して頂いて、本当に幸せです!

 

とーまさんの今後の活動にも期待大!

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ーー最近では、オンラインを越えて、オフ会も実施されていますよね

とーま:

そうなんですよ。去年のオフ会では、来てくれたみんなと話したり、ハグをしたり、僕たちのチェキをプレゼントしました。

 

来てくれたのは女性が大半で、特に主婦の方が多いですね。実際にファンの皆さんに会えるのはめっちゃ楽しいですよ。

 

最近はありがたいことに、二丁目だけでなく新宿を歩いていても声をかけられることが増えました。

 

フレンチブルドッグ,monoチャンネル,とーま

ーーマルチで活動するとーまさん。今後力を入れていきたいことはありますか

とーま:

最近は、YouTubeに加えてLINE LIVEにも力を入れています。まだ初めて間もないですが、短期間で結構いい感じに仕上がってきました!

 

LINE LIVEはリアルタイムで皆さんとお話しができるので、 YouTube以上に身近に感じるんですよ。

 

実は、このFrench Bulldog Lifeさんの取材に来る直前もLINE LIVEをやってきました。サクッと5分だけとか、手軽にできるのもいいところですよね。

 

組長がフガフガする声を聞いて「くみちょーかわいいーかわいーおしりかわいー」って言ってくれましたよ(笑)。

 

おわりに

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「やり始めたら、軌道にのるまでやり続けるタイプ」だと語るとーまさん。

 

現在はお店のママや YouTube、LINE LIVEと多忙を極めていますが、それもすべて「LGBT」を身近に感じてもらえるようにするため。

 

日本ではまだまだ多様性を受け入れる環境が整っていませんが、私たちひとりひとりのマインドが変わることで、きっと良い方向に流れていくはず。

 

フレンチブルドッグを通して素敵なお話を聞けた今回の取材。

 

トーク力抜群のお二人が運営する YouTube「MONOチャンネル」、ぜひ必見ですよ。

 

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◆「MONOチャンネル」 YouTubeチャンネル TOP

◆とーま Instagram

◆とーま LINE LIVE(ラインライブ)

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photo:Hiroaki Otake

text :Miho

Location:Campy! bar (新宿二丁目)

 

 

 

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