【“手放す”暮らし】この機会に…フレブルと過ごすために『ライフワークバランス』を見直してみない?
新型コロナウイルスが猛威を振るったことで否応なく自宅勤務になった人も、緊急事態宣言が解除されようやく日常に戻りつつある今日この頃。久しぶりの出社は安心感がある反面ほんのり面倒くさく、テレワーク期間中はべったりだった愛ブヒのことが気になり過ぎて落ち着かなかったりしませんか? もちろん新型コロナに関しては終息はまだ遠いものの、ウィズ・コロナ時代に突入した今、改めて大切な相棒であるフレブルと仕事とのバランス、いわゆる「ペットとワークライフバランス」を見直そうと考える人が増えているようですよ。
長く一緒にいることで気づいた「幸福」

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新型コロナでステイホームが叫ばれた頃に「ペット需要が急増」と言うニュースを頻繁に目にしました。
きっと自宅で過ごす時間が増えたことで今まで迷っていた犬や猫との暮らしを現実にしようと考える人が多かったのだろうけれど、ここではそれについて良いとも悪いとも言いません。
ただ、多くの人が改めて自分の生活や理想とするライフスタイルというものを再考したのは間違いなく、ビフォー・コロナ時代には毎日の留守番が普通だったフレブルにとっても、オーナーさんがずっとそばにいる環境はとても喜ばしいことだったはず。

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そしてそれは私たちも同様で、いつもなら外で仕事しているはずの時間に目にすることができないブヒを見て、触れ合って、遊んで過ごした期間は何にも代えがたい特別な時間でした。
だからといって突然自宅でできる仕事に転職するなんてことは無謀だけれど、仕事と自分の時間、ブヒとの時間のバランスの重心を変えたくなった人も多いのではないでしょうか。
最近ではペット関連用品を扱う企業を中心に「ペット同伴出社」なるものを導入している会社もあり、日本でもペットとの暮らし方そのものが少しずつ変化している流れを感じます。

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特にフレブルは甘えたでオーナーさん命のコが多いだけに、一緒にいる時間を増やすことは彼らの幸福度アップに直結。
人間の目から見て決して長いとは言えないフレブルの生涯をもっと幸福で満たすために、この機会にペットライフバランスをリブートしてみませんか?
働き方改革、するなら今。

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長期間のテレワークですっかりオーナーさんにべったりだったフレブルに再びお留守番をさせるのは一抹の不安が頭をよぎるもの。
実際に「また毎日の出勤がスタンダードの日々に戻った時に愛ブヒは長い留守番に耐えられるだろうか」と悩む声を聞くことも多く、分離不安を心配するのは当然こと。
ただ、フレブルに限らず基本的に犬は留守番が苦手です。
それもそのはずで、彼らはもともと群れで暮らしていた生き物ゆえ性質上ひとりでいることを好みません。

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実はペット先進国として知られる北欧のスウェーデンでは、動物愛護法律によって犬の留守番は6時間までと定められています。
また、同国の愛護法には「犬は社会性のある動物であるためその部分を満足させるべき」と述べられていて、犬本来のあり方や性質を理解した上で犬の権利を護ることが愛護法の主軸。
勤務や生活事情が異なる日本でこれをそのまま取り入れるのは難しいけれど、例えば夫婦や家族間で時間を工夫することで、なんとか留守番を6時間程度に抑えることはできないでしょうか。

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現在日本の企業でもテレワークの続行やフレックスタイムの活用などが推進されていますよね。
もしアナタが働く環境でそういったシステムを利用できるなら、家族と相談しブヒが少しでもひとりで過ごす時間が少ないよう調節するのもひとつの案。
奇しくもコロナによって時代の流れはリモートワーク重視へと舵を切りつつあります。
もし可能だったなら、仕事する環境をアップデートするのも良いのではないでしょうか。
手に入れるために、手放す。

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日本人のイメージを尋ねると「働き蜂」「勤勉」「真面目」といったワードを連想する人、少なくありませんよね。
勤勉で真面目なのは美徳だけれど、この長いステイホーム期間に「一体なんのために働くのか」と言う疑問が頭をよぎりませんでしたか?
もちろん、生きるため、養うため、食べるため。そして楽しむため。それぞれたくさんの答えがあって、大切な愛ブヒを養うにも働くことで得られるお金というものが不可欠。ただ、ひとつの提案として“手放す暮らし”もあるのです。

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それって例えば、贅沢を手放す。
その代わりに贅沢するために余分に働く時間をカットして、余った時間は愛ブヒを含めた自分の好きな人たちと過ごす。
これは時間とお金を引き換える方法だけれど、他にも高価な何かを買うのを我慢して相棒との旅費にするなど、モノにとらわれることなく経験や体験を重視するライフスタイルだって選べるのです。

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いっときミニマリストブームがありましたが、あそこまで極端でなくとも、自分と相棒とでいつでも身軽にどこへでも行ける。そんなノマド的な生き方に憧れたりしませんか?
そういえば時々口にボールを3つも4つも咥えた欲張りなフレブルを見かけるけれど、私たちもそのブヒと同じく欲張りな生き物。
でも、その中でも絶対手に握りしめておきたいものは何かを見極めれば、実はもっと身軽に暮らしのバランスを変えられるのかもしれません。

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そんなの理想論だよなんて言われるのは百も承知。
でも、そういう考え方をしたっていいんだと思っていれば、ペットを含めたワークライフバランスはいつだって変えられるのです。
フレンチブルドッグの寿命を考えれば、少しでも愛ブヒと一緒に過ごす時間を増やしたいと考えるのはいたって普通のこと。

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じゃあ具体的に、そのためにできることはなんだろう、今の働き方を見直すことってできるのだろうか、そう考えることがまずは第一歩。
フレブルたち犬は命ある存在、つまり限りある時間を共有する存在だからこそ、彼らにとってのベストを選択するのは決して悪いことじゃないんです。
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しかも日本はペット「後進国」。フードにおいては、闇深い点がたくさんあります。
今回はフレブルライフ読者の皆さまだけに、ドッグフードの闇や矛盾を伝えさせてください。
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