【愛ブヒとの日常を守る】 大事なフレブルのためにも、新型コロナの「第二波」に備えて!
日本各地に出されていた緊急事態宣言が解除され、新型コロナウイルスの猛威もようやく落ち着いてきたかしらと思った矢先、再び首都圏を中心に感染者数が増え始めていますね。せっかく県をまたぐ移動も解禁されて各種パークも再開したのに、梅雨が明けたら相棒ブヒを連れてたくさんお出かけしようと思っていたのにと、がっくり肩を落とす人もいるでしょう。「誰や、夏になって気温と湿度が上がったらウイルスも下火になる言うたんは~」と拗ねたくもなりますが、どうやら警戒を解くのはまだまだ先のよう。だってもし感染すれば入院を余儀なくされ、大切な家族であるフレブルに寂しい思いをさせてしまいますからね。
改めて知る新型コロナとペットの関係。

Yanya/shutterstock
新型コロナウイルスがペットに感染するかどうかはコロナ流行時に何度かメディアでも伝えられていました。
本原稿執筆時に東京都獣医師会が発表している情報ではこの通り。
「実験環境下において猫同士での感染が成立することが報告されているものの、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)のガイドラインでは現時点において新型コロナウイルスの感染について動物が重要な役割を示している証拠はなく、動物が人間に感染させる可能性は低い」
と言うこと。
また、「自分自身が感染者でない限りペットへの感染を心配する必要は少ないと考えられる」とも言及しています。

Kachalkina Veronika/shutterstock
このように、現時点では愛ブヒが新型コロナに感染する可能性は低いものの、オーナーさんが感染した場合にペットとどのように接し世話をするかにも触れられています。
ブヒ自身の感染よりもずっと我々が感染する可能性が高く、そうなった場合の対処法を知っておくべきなのは間違いないでしょう。

Didkovska Ilona/shutterstock
つまり愛ブヒを守るためには、私たちが新型コロナへの対策を怠らないことが何より大切。
でも、もしかしたら少し気が緩んではいませんか?
日々の“緩み”をもう一度見直して。

Jordi Calvera/shutterstock
連日の猛暑ゆえ熱中症対策として人と至近距離で話す以外はマスクを適宜外すことを厚生労働省も推薦しています。
しかし、以前よりもマスク着用人口が減ったりテレワークが終了して電車内の人口密度が上がったりと、再び戻りつつある「日常」。
日常に戻れるのは嬉しいことだし待ち望んでいたことだけれど、以前のように人でごった返す街中を歩いていて体感する「緩み」。

Pierre Aden/shutterstock
そういう筆者自身も以前はとことんステイホームを実践していたけれど、最近は以前よりも買い物などに出かける機会が増え、オンライン飲み会にもそろそろ飽きてきて外で乾杯をしたくなっています。
が、その都度頭をかすめるのが愛ブヒのこと。もし私が感染したら家族も感染する率が大幅に上がるし、そうなったらブヒのお世話をすることができない。
様々なサポートなどを利用するにしてもすぐ対応してもらえるかわからないし、何せこの真夏。

Umaporn Tepumong/shutterstock
熱中症リスクが激高なフレンチブルドッグを安全に預かってくれる場所はあるのだろうかと、不安は募る一方…。
それを避けるにはやはり予防が肝心で、公共交通機関や店内、人の多い場所でのマスクの着用や手洗いとうがいの徹底など、ウィズ・コロナ時代の新習慣となったことをしっかり実行すること。
そして緩んでしまったコロナに対する自己防御の意識を再びキュッと締め直す必要があるのです。

Zeze Kim/shutterstock
ただ、学校が再開し会社が通常出勤に戻ってしまったという人も多いでしょう。
一旦緩んだ気持ちをもう一度引き締めるのはなかなかに至難の業。
そんな時は大きな瞳をくりくりさせる愛ブヒの顔を思い浮かべ、もう少し自粛気分を持続させてくださいね。
まだ治る薬が発見されたわけじゃない。

WildStrawberry/shutterstock
もう世間はすっかり日常モードだから大丈夫。自粛やステイホームばかりじゃ日本経済の方が心配だよという声、分かります。
人が出歩いて買い物や飲食を楽しまなければ経済は悪化するし、それによって苦しくなる業界は星の数ほどあるでしょう。
だからこそ日本も世界も自粛解禁モードへと舵を切ったわけですが、新型コロナの脅威はなんら変わっていないのも事実。
だって、まだ新型コロナに対処できるワクチンや薬はありません。

Benjamin Hansen/shutterstock
現在国内外の研究機関が必死に治療薬や予防薬の開発に取り組んではいるけれど、実用に至るにはまだ時間がかかるでしょう。
それまでの間は「感染確定→隔離入院」という措置が取られるわけで、緊急事態宣言が出されていた時と実質何ひとつ変わっていないのが現実なのです。
ウィズ・コロナ時代を生きているということを意識して暮らすこと、それは言葉で言うほど簡単ではなく、やっぱり世間の緩和ムードとともに自分自身の気持ちも緩んでしまうもの。

Suptar/shutterstock
でも私たちには守らなければいけない存在があって、その丸っこくてむちむちのハナペチャくんたちは、自分でご飯を食べることさえできないし、アナタの存在を誰よりも頼りにしているのだから。
新型コロナというウイルスはとても厄介です。
でもいつの日かインフルエンザのように治療薬が開発されるだろうし、もしかしたら劇的に効果を上げるワクチンが登場する可能性もあるはず。
でもそれまでの間は、少し窮屈でちょっぴり面倒でも、自分にとって大切な存在のために、どうか注意を怠らないで。
まとめ

New Africa/shutterstock
新型コロナウイルスが日本で流行り始めてからはや5ヶ月近くが経ち、東京都庁やレインボーブリッジが不穏な赤に染まったり、ナニワのシンボル通天閣が緑に光るなど、私たちの日常の景色を変えたこのウイルス。
いっときと比べればその蔓延レベルは引き下がったけれど、今再び感染者数が増えつつあります。

Soundaholic studio/shutterstock
そして世界に目を向けてみれば、どうやらまだまだこのウイルスは猛威を振るうことでしょう。
だからこそ、気を抜くことなく自分が守れる「大事」な存在をいつも心に留めておいてくださいね。
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