2020年12月20日2,956 View

【愛ブヒのストレス軽減に】フレブルにも効果アリ。『音楽鑑賞』で互いのヒーリングタイムを過ごしてみては?

何かといえばついネットで「ポチッ」とお買い物をしてしまう筆者ですが、先日いつものようにショッピングサイトを覗いていると愛犬のためのヒーリング音楽といったCDを発見。え、愛犬に音楽、しかもヒーリング? と気になって犬と音楽の関係を色々と調べてみると、なんと犬も音楽によってリラックス効果があるいう研究結果が。それも留守番中の不安を和らげたり興奮を落ち着かせるなど、甘えん坊&興奮しやすいフレンチブルドッグにはとても良さそう! 折しも今はコロナ禍真っ只中でステイホームを求められる期間中ゆえ、自宅で愛ブヒと音楽鑑賞を楽しむなんてかなり素敵なおうち時間なのではないでしょうか。

ストレスケアに音楽が効果的

フレンチブルドッグ,音楽,クラシック,癒し

eva_blanco/shutterstock

 

私たちの暮らしにとって音楽はとても身近なもの。

 

ジャンルはもちろん、最近は1日の始まりに適した曲、集中したい時に最適な曲など、シーンによって幅広い曲がエディットされたアルバムも多数ありますよね。

 

筆者も日々のシーンに合わせて音楽を楽しむ方ですが、そういえば休日の昼下がりにゆったりした曲を流していると、心なしか愛ブヒもリラックスしてお昼寝しているように感じます。

フレンチブルドッグ,音楽,クラシック,癒し

Vantage_DS/shutterstock

 

で、ここで本題です。ずばり、フレンチブルドッグは本当に音楽に癒されるのか。

 

これについては、スコットランドのSPCAという動物虐待防止協会がグラスゴー大学と共同で行った研究結果があり、その結果というのが「音楽には犬の心を落ち着かせる効果があり、音楽を聴くことでストレスレベルが大幅に緩和される」というもの。

フレンチブルドッグ,音楽,クラシック,癒し

sanjagrujic/shutterstock

 

おお、うぉお。やっぱり音楽の力って凄いと実感しますが、実はこれに加えてもうひとつ見逃せない実験があるのです。

 

それは2018年にイギリスで行われた試みで、イギリスでは115日にに花火を打ち上げる習慣があるらしいのだけれど、その際に同国でクラシックを専門に放送するFM曲が花火の音を怖がる犬たちのために実行したという企画。

フレンチブルドッグ,音楽,クラシック,癒し

Annette Shaff/shutterstock

 

日本でも花火の音や光を怖がる犬は多いですがそれは英国でも同様で、この日には一晩中ペットの神経をなだめて不安を解消するクラシック音楽をかけ続けるという内容。

 

そんなFM曲がペットのために選んだ音楽、気になりませんか?

 

クラシックから現代音楽まで、ブヒのお好みは?

フレンチブルドッグ,音楽,クラシック,癒し

Firn/shutterstock

 

ロックにポップス、ジャズにボサノヴァと音楽のジャンルは多々あるけれど、上に書いたスコットランドのSPCA×グラスゴー大学の研究では好意的な反応があったのはレゲエとソフトロックだったそう。

 

少し意外な気もするけれど、人間の脳がリラックス状態になると「α波」を発するように、動物も人間と同じく可聴音に対して同様の脳波を示すと考えられているのです。

 

α波を引き出す効果のある音楽といえばクラシックが代表的ですが、クラシックなら何でもOKというわけではありません。

フレンチブルドッグ,音楽,クラシック,癒し

Amornpant Kookaki/shutterstock

 

イギリスのFM曲がペットに向けて流したのはモーツァルトやベートーベンだったそうですが、オススメはモーツァルトやショパンなどで、同じクラシックでもアップテンポの激しい曲は避けた方が無難だとか。

 

クラシック音楽が犬をリラックスさせる節には諸説あるけれど、自然界の音のパターンに似た揺らぎ音が含まれいる、特定の音の高さの振動が副交感神経を刺激しリラックスさせる、などの説が有力。

フレンチブルドッグ,音楽,クラシック,癒し

LightField Studios/shutterstock

 

最近は有名なクラシック音楽をよりスローテンポにしたアレンジCDなども発売されているので、どの音楽が愛ブヒにのお好みに合うのかを色々試すのも楽しそうです。

 

留守番時のお供や無駄吠え防止に。

フレンチブルドッグ,音楽,クラシック,癒し

Christian Mueller/shutterstock

 

皆様ご存知の通り、フレンチブルドッグといえば興奮スイッチの入りやすい犬種。

 

興奮するとブヒ自身もしんどいだろうし、できれば自宅で過ごす時間くらいゆったりリラックスしてほしいとオーナーならば願いますよね。

 

そして一人ぼっちのお留守番の時なども、どうか穏やかにくつろいでいてほしい。そこで活用したいのが音楽です。

フレンチブルドッグ,音楽,クラシック,癒し

Lesya Pogosskaya/shutterstock

 

小さめの音量で、緩やかな音楽を流した状態でお留守番をさせるとか、興奮しはじめたら音楽をかけてゆっくり背中を撫でて落ち着かせるなど、日常の様々なシーンで音楽を取り入れるのはいかがでしょう。

 

ちなみに医学的にも音楽のリラックス効果は実証されていて、例えば528Hzの周波数の曲を聴いた後はストレス値を示すコルチゾールの値が大幅に減少し、一方幸福感をもたらすオキシトシンが増加する結果が得られたそう。

フレンチブルドッグ,音楽,クラシック,癒し

Tienuskin/shutterstock

 

528Hzって言われてもわかんないわよ~とお思いでしょうが、この周波数は「ソルフェジオ周波数」と呼ばれており、このキーワードで検索すると様々な曲やCDが出てきます。

 

もちろんこういった音楽は愛ブヒだけでなく、私たち人間にとっても非常に有効。

 

年末のバタバタやコロナの不安などでイライラしがちな今こそ、相棒と一緒に音楽の力を借りてリラックスタイムを作ってみてはいかがでしょうか。

 

改めて『音楽のチカラ』ってスゴイ。

フレンチブルドッグ,音楽,クラシック,癒し

Marina Kadyrova/shutterstock

 

音楽は心のサプリだなと思うこと、かなりあります。

 

元気のない時や悲しい時に音楽によって励まされた経験を持つオーナーさんは少なくないと思いますが、愛ブヒにとっても音楽はプラスの効果をもたらすもの。

 

ただ気をつけたいのは、彼らの聴覚は私たちよりずっと鋭いので、最初は小さな音からさりげなく流してあげること。

 

いきなりスピーカーから爆音で鳴り響いてしまうと、リラックスどころか驚いてドギマギしてしまいますからね。

 

 

こちらの記事も合わせてチェックしてみてくださいね。

【色んなイライラを撃退!】フレブルも“香り”で癒される?アロマの効果で、愛ブヒとのリラックスタイムを!

いいなと思ったらシェア

おすすめ記事

特集

特集一覧