100家族のフレブルオーナーを取材した私が「家族写真を撮ろう」と思った理由
私はフレンチブルドッグと向き合う仕事に携わり、10年近くが経とうとしています。今まで100家族近いフレブルオーナーさんを取材させて頂きましたが、ありがたいことに毎回たくさんの「学び」をいただきます。
我が家には3頭のフレブルがいるのですが、長男は今年で12歳を迎える年。「なぜ、家族写真を撮ろうと思ったのか」。「残すなら、どんな写真が良いだろうか」。そこには、たくさんのフレブルオーナーさんから頂いた助言があったのでした。
「家族写真を撮っておけばよかった…」という心残り

photo:大竹宏明(以下全て)
取材をさせていただくご家族の中には、愛ブヒが旅立った経験をされている方も大勢います。
その中でよく聞くのが「家族写真を撮っておけばよかった」ということ。
スマホで簡単に写真が撮れるようになった現代、愛ブヒのソロショットは満載。
ところが振り返ったとき、家族全員がそろった写真がないことに気づきます。
パパとのツーショット、ママとのツーショットはあるけれど「全員集合」の写真はなかなか無いのです。
私もそのひとりで、フレブルと暮らして11年にもなるのに、家族ショットが“ほぼ無い”ことに気づきました。
「もう11歳か。白髪増えたな〜昔の写真でも振り返ってみよう」。
…あれ? そういえば家族写真がない!
「そうだ、たくさんの先輩オーナーが家族写真を撮っておくべきだとアドバイスをくれたんだった」。
フラッシュバックのようにご家族たちの言葉を思い出し、少し焦った自分がいました。
「笑って泣ける写真を残したい」
思い立ったが吉日。それに11歳となると、いつ何が起こるかわかりません。
すぐに家族写真を撮ろうと決め、コンセプトを話し合ったのでした。
私たちが出した答えは、いつか振り返ったとき「笑って泣ける写真を残したい」ということでした。
それが自分たちらしいなと(笑)。
撮影している時間から、できあがった作品そのものまで「記録と記憶」に残る写真を撮りたいと思ったのです。
そこで浮かんだのが、フォトグラファーの大竹宏明さんでした。
大竹宏明さんとフレブルの相性は抜群
大竹宏明さんには、French Bulldog Lifeを始め『BUHI』や姉妹メディアでもお世話になっています。
French Bulldog Lifeでは、ロッチ中岡さんを、
姉妹メディア「柴犬ライフ」では、アインシュタインのおふたりを、
同じく姉妹メディアの「レトリーバーライフ」では、ゆりやんレトリィバァさん×三秋里歩さん(元NMB48)、
マンボウやしろさんなどを撮影していただきました。
めちゃコミックさんの撮影をお願いしたのも大竹宏明さんです。
大竹さんの写真は見てわかる通り、独特の世界観があります。
本来笑っているシーンのはずなのに、なぜか真顔。
「これどういう状況!?」とつっこみたくなるシーン。
作品から出る「違和感」が、カワイイのにブチャイクと言われるフレブルと特にマッチしているように思うのです。
「撮影がとにかく楽しい」記憶に残る写真
大竹さんとは数々の取材を共にしてきましたが、「撮影中こんなに笑う!?」というくらい楽しいのです。

撮影中のヒトコマ(編集部撮影)
だって、かける言葉が「笑わないで〜真顔で!」「あっち向いて」「これに寄りかかって」など奇っ怪なものばかり。
今回の家族撮影でも、真顔にするのが難しいほど楽しい時間がつづいたのでした。
おかげさまで、撮影の一部始終は家族の「記憶」として心に刻まれています。
いつか愛ブヒが旅立って写真を振り返ったとき…記憶が鮮明に呼び起こされ、笑って涙するのだと思います。
それもまた、「笑っているのに泣いている」という大竹さんの写真のような違和感。
違和感は、なぜか脳から消えない不思議な力を持っていますから、いつまでも昨日のことのように覚えているのだろうなぁ…と思います。
みなさんも、家族写真を残しませんか?
先輩オーナーからいただいた助言と、実際に撮影を経験した私たちが改めて伝えたいこと…
それは「家族写真を残しておくべき」ということ。
そしてもし撮影をするのなら、記憶と記録に残る、スペシャルなものが良いということ。
それを叶えてくれる大竹宏明さんは、2021年2月から「#愛犬とわたしたち」と題し、家族撮影の出張サービスを始めたそうです。
普段はファッション業界や、芸人さんを中心に撮影している大竹さんに撮っていただけるのも嬉しいチャンス。
2021年4月末までの撮影に限り、初回のみ30%OFFになるキャンペーンを実施されているそうなので、この機会をお見逃しなく。
詳しくは、以下のボタンからどうぞ!
※恥ずかしながら、ここに載っていない写真までたっぷり掲載していただいてます(笑)。
★大竹宏明 プロフィール
大学卒業後、株式会社ISSEY MIYAKEに勤務。
その後、通販サイトを運営するマガシーク株式会社に勤務し、レディースファッション通販サイトmagaseekのMDを担当。
そのころ、趣味であった写真が評判を呼び、フォトグラファーに転身。
フリーランスとして独立し、撮影だけでなく、ファッション通販サイトのディレクション、マーケティング等を行う。
その後、株式会社スマービー、株式会社ストライプインターナショナルに参画。
現在は、WEBメディア、ファッションブランド、通販サイト、雑誌、広告、プロフィール写真、宣材写真、家族写真などの撮影を行っている。
Instagram:@otakehiroaki
出張撮影について:「#愛犬とわたしたち」〜愛犬との家族写真を撮影します
こちらの記事も合わせてチェックしてみてくださいね。
おすすめ記事
-
皮膚にお悩みのフレブルが体験した奇跡を、どうしてもお伝えしたくて。
フレンチブルドッグにどうしてもつきまとう、健康上のアクシデント。
それはなんといっても「皮膚疾患」です。痒そうにしている愛ブヒを見るのはなかなかつらいものですよね。
皮膚疾患が強く出れば、もちろん動物病院での治療が必要になってくるわけですが、それ以降についてはどうやって良好な状態をキープすればいいのか。ぶり返してしまったら、また負のループに陥ってしまう。
今回はわたしたちがつくったコラーゲンサプリメント『Ta-Ta(タータ)』にまつわる、あるフレブルのお話をお伝えしましょう。
愛ブヒの皮膚にお悩みの方は、必読です。※この記事は個人の感想であり、効果・効能を示すものではありません
エッセイ -
【涙やけ改善、被毛ふんわり!】フードに悩みつづけたオーナーが「ワンフー ラブガド」を試してみたら…!?
お肌がデリケートなフレブルにとって、フード選びは永遠のテーマ。カイカイに悩む子に一度は試してほしいのが「ワンフー ラブガド」。編集部がいろんなフードに浮気しまくった挙句、結局戻ってきたという噂のフードです。
今回は、同じく愛ブヒのお肌に悩むフレブルオーナーが忖度なしのレビューをお届け! 涙やけが減って被毛ふんわり、抱き心地もバツグンに!? 驚きの内容をマンガで楽しくご覧ください!
(sponsored by 環境プラント工業株式会社)
PR -
【チンスリTシャツ爆誕!】フレブルラバーは絶対買うべきです!PEGION×French Bulldog Lifeコラボ第2弾
「PEGION×French Bulldog Life」のコラボプロダクト第1弾は、ウンチ中のフレブルが可愛いPOOPINGシリーズ。
今夏、ついに待望の第2弾が登場! 今回はフレブル特有の行動である「チンスリ」デザイン。ありそうでなかった憧れのチンスリデザインが、オーナー向けのTシャツと愛ブヒ用のタンクトップになりました!
ストア情報 -
【愛ブヒがブランドのロゴに?】大人気ブランド「TES」からカスタムオーダーが誕生!
新しくも懐かしいリラックスライフを演出するアパレルブランド「TES(The Endless Summer)」。
メインビジュアルは、なんとフレンチブルドッグなのです!
そんなTESのデザインを手がけるSHARES DESIGN(シェアーズデザイン)から、愛ブヒの名前を入れられるカスタムオーダーが誕生!
その魅力をたっぷりとご紹介します!FBLオンラインストアからオーダーができますので、最後までお見逃しなく!
ストア情報 -
【インタビュー】ロッチ中岡〜そのフレブル愛、ガチ中のガチ。隠れブヒラバーが語る、細かすぎる魅力とは〜【前編】
みなさんが愛犬家ならぬ“愛ブヒ家”として思い浮かぶ芸能人といえば、草彅剛さん、レディー・ガガさんなど、フレブルを飼っている方が多いと思います。が、ロッチ中岡さんも、じつは大のフレブルラバーだというのをご存知ですか? フレブルを飼っていないのにもかかわらず、中岡さんのインスタグラムを覗くと、たくさんのフレブルアカウントがフォローされていて、わが『FRENCH BULLDOG LIFE』モデルのnicoやトーラスも、その中の一頭。
そんな中岡さんに、フレブルの魅力を語っていただきました。そのブヒ愛っぷりは、思ってた以上! ガチ中のガチでした!?
取材 -
【中川大志インタビュー】エマは犬ではなく、大切な娘です。国宝級イケメンが愛犬のフレンチブルドッグと一緒に登場
『FRENCH BULLDOG LIFE』に国宝級イケメン登場! 俳優の中川大志さんが、愛犬であるフレンチブルドッグのエマちゃん(2歳の女の子)にメロメロとの情報を聞きつけ、中川さんを直撃。そのフレブル愛をたっぷり語っていただきました。他のフレブルオーナーさん同様、濃すぎる親バカエピソードが次から次へと飛び出しました。
取材 -
【なぜ日本製が良いのか】わたしたちが、Vague(ヴァーグ)をオススメしたい理由
一段と寒い日がつづき、フレブルたちにもお洋服が欠かせなくなりましたね。この時期は洋服の着用時間が長くなりがちなので、いつも以上に素材にこだわりたいところ。リーズナブルなお洋服は縫い目が荒く、脇やお腹がスレて肌荒れの原因になることも。
冬こそ、世界が認める「日本製(Made in Japan)」を選びましょう。そしてお肌に優しい日本製の犬服といえば、やっぱり…?
(sponsored by 株式会社Vague)
PR -
【大切なこと】近年若くして旅立つフレブルが増えている現実と向き合う〜交配や体格について〜
実は昨今、わずか3歳や4歳という若さで突然虹の橋を渡ってしまうフレンチブルドッグが増えています。よちよちのパピー期を過ぎてオーナーさんとのコミュニケーションも覚え、さあこれから! という時に突如として失われた命。どうして、なんで? と涙に暮れるけれど、そのことについてFrench Bulldog Lifeなりに調査し、考えられる理由をまとめてみました。是非ともフレブルラバーである皆様にお伝えすべきだと思ったのです。
読みもの -
【取材】9歳で脳腫瘍を発症し「4年7ヶ月間」生存。フレンチブルドッグ・桃太郎の奇跡と軌跡
愛犬が「脳腫瘍」と診断されたとき、言葉にできない絶望感を味わうことと思います。筆者も脳腫瘍で愛犬が旅立ったひとり。だからこそ、どれほど厄介で困難な病気かを理解をしているつもりです。「発症から1年生存すれば素晴らしい」とされるこの病気。
ところが、フレンチブルドッグの桃太郎は9歳で脳腫瘍を発症し、なんと4年7ヶ月間も生き抜いたのです。旅立ったときの年齢は13歳と11ヶ月、レジェンド級のレジェンドでした。さらには、治療後3年間は一度も発作が起きなかったといいます。
この事実はフレンチブルドッグだけでなく、脳腫瘍と闘う多くの犬たちに勇気と希望を与えるに違いありません。桃太郎のオーナーである佐藤さんご夫婦に、治療の選択やケアについて詳しくお話しをうかがいました。
取材 -
【イベントレポート】フレブルLIVE in FB愛!およそ1,000頭のフレブルが大集結(泣けたぜ、リアルに。)
本日3月20日(日)に開催された「French Bulldog LIVE」in FB愛。無事大成功で幕を閉じました!
イベント主催者のFB愛スタッフのみなさま、そしてご来場いただいたフレブルファミリーのみなさまには心より感謝いたします!
リアルイベントの参加はおよそ2年半ぶりでしたが、たくさんのフレンチブルドッグとオーナーさんに会えたことが一番の喜びでした。
さてさて、興奮冷めやらぬうちにイベントレポートを大公開です!
イベントレポート
特集
-
フレンチブルドッグの性格/基本情報
からだの特徴や性格、歴史など基本的なフレブル情報をご紹介!
-
子犬/はじめてのフレンチブルドッグ
フレブルビギナーの不安を解消!迎える前の心得、揃えておきたいアイテム、自宅環境、接し方などをご紹介
-
フレブル病気辞典
獣医師監修のFrenchBulldogLifeオリジナル病気辞典。愛ブヒを守るための情報満載
-
フレブルライフ ストア
本当にいいものだけを、厳選紹介。FBLの公式オンラインストアです
-
【特集】レジェンドブヒの肖像ー10歳を超えて
10歳オーバーの元気なブヒを取材し、長寿の秘訣を探る。
-
【特集】5歳からのミドルシニアLIFE
ご長寿ブヒをめざすヒントがここに!
-
【特集】短命拒否権 powered by Ta-Ta
この特集は、『短命』のレッテルを返上するための、有益なフレブル生活記録簿です。
-
【特集】新・家術〜進化型家電と、新しい愛情物語
愛犬たちとのかけがえのない生活をもっと楽しく快適に暮らすために。
-
【特集】編集部厳選!本当に使えるドッグギア
フレブルと暮らす編集部が、自信をもって紹介したいアイテムとは!?
-
【スナックふれぶる】あなたの悩みに答えます。
-
【特集】わたしは、愛ブヒのリーダーになるのダ。
プロドッグトレーナーが、リーダーになるための秘訣を解説!
-
【特集】もしものときの名医名鑑
ヘルニアやガンなど、その道の名医たちを独占取材!
-
虹の橋
愛ブヒが虹の橋へ向かう準備をするための場所
-
フレブルペット保険ガイド
あなたと、あなたの隣にいるフレンチブルドッグがより安心して暮らしていけるように
-
フレブル里親/保護犬情報
French Bulldog Lifeでは、保護犬を一頭でも多く救うための活動支援をしています。
-
迷子犬情報
French Bulldog Lifeは、迷子犬を家族の元へかえすための活動をしています。