2021年3月23日2,385 View

【めぐる季節をずっと一緒に】大事なフレブルを脅かす様々な『危険』を回避し、何気ない日常の冒険を安全に!

筆者にとって愛犬は相棒。これは今横にいるフレンチブルドッグはもちろん、過去に共に暮らしてきた愛犬に対して常に抱いている感情で、そのルーツは子供の頃に手にした「タンタンの冒険旅行」という絵本シリーズにあります。この本はブリュッセルの新聞記者だった作者のエルジェさんが描いた冒険漫画で、主人公の少年記者タンタンが相棒の白い犬、スノーウィと世界中で冒険を繰り広げる名作。本の中でタンタンは様々な危機に陥りますが、いつもスノーウィと支え協力しながら事件を解決していくのです。彼の冒険にスノーウィは不可欠な存在ですが、これは「日常」という冒険を共にする私たちオーナーと愛ブヒとの関係にも似ています。日常の冒険には命を狙われるような心配はないけれど、大切な相棒を守るための危機回避術、知っておいて損はないですよ。

フレブルと歩けば、日常は冒険に変わる!

フレンチブルドッグ,危機回避

Vera Petrunina/shutterstock

 

好奇心旺盛で猪突猛進タイプが多いフレブルと一緒に歩けば、いつもの散歩もアドレナリン吹き出る冒険に様変わり!

 

…というのはさすがに言い過ぎだけれど、散歩中にドキッとしたりハラハラさせられる瞬間に遭遇すること、結構あるのではないでしょうか。

 

例えばリードやハーネスのトラブル&破損、誤飲や誤食に犬同士のトラブルなど、数えだすとキリがありません。

フレンチブルドッグ,危機回避

Syda Productions/shutterstock

 

もちろん突発的なトラブルすべてをカバーすることは難しいけれど、オーナーさんの注意や知識、予防次第では大きな事故や怪我、トラブルを事前に回避することができます。

 

例えば筆者の愛ブヒはとにかく猫が好き。住んでいるエリアが地域猫のケアに力を入れているのもあり、散歩道のあちこちに地域猫がいます。

 

しかし愛ブヒは猫ちゃんLOVEでも猫からすれば迷惑極まりないらしく、うっかり近づいて猫パンチを浴び、病院へ駆け込むことが何度もありました。

フレンチブルドッグ,危機回避

Marina Kadyrova/shutterstock

 

だからここ数年は事前に猫が隠れているスポットを覚えておき、とにかくそこを避けて散歩をさせ、見つけると興奮するので遠目に影が見えたら道を変えるなどしています。

 

また、散歩時にリードを装着する際は、ハーネスとリードの金具を何度も全力で引っ張り破損がないかを毎回確認。

フレンチブルドッグ,危機回避

ElRoi/shutterstock

 

以前出会ったブヒオーナーさんが「新しいハーネスとリードを買って装着し、出かけた瞬間いきなり金具が壊れて間一髪で道路に飛び出すのを押さえた」と聞いて以来、しつこいくらいに確認するようにしています。

 

これらは些細なことだけれど、場合によっては大きな事故に繋がりますからね。

 

相棒を脅かす「わずかな隙」をゼロに。

フレンチブルドッグ,危機回避

Andriy Pokhvalytyy/shutterstock

 

ふくらみ始めた花の蕾やどこか春の匂いを含む風など、日常の冒険中はあちこちに季節の変化が感じられますよね。

 

隣でぺちゃんこの鼻をスンスンさせながら同じように季節の空気を吸い込む相棒を見るにつけ、このまま一緒も何周も、グルグル季節を巡りたいと痛感するのです。

 

でも、時には思わぬ理由によって相棒と引き裂かれることもあり、最近顕著なのが連れ去り。人攫いならぬ、犬攫いです。

フレンチブルドッグ,危機回避

Yaroslav Zhdanov/shutterstock

 

過去に何度かフレブルは狙われやすいと記事にしましたが、ここ数年、巷で彼らの人気が高まるにつれ販売価格が高騰しています。

 

おまけにコロナ禍でペット需要が増加した影響でペット全般の価格が高額化し、ペットショップでブヒのケージ前に表示された価格表のゼロの多さに慄いた人もいるでしょう。

 

そう、心ない人から見れば、フレンチブルドッグは歩く資産。そんな資産がコンビニや銀行の前にひとり繋がれていたら

フレンチブルドッグ,危機回避

Sibuet Benjamin/shutterstock

 

実際に過去に連れ去りに遭ったフレブルもいるし、身近なところではフレブルではないけれど、短時間の用事でコンビニに入っている間に誰かにリードを外され、幸いなこと道路ではなく飼い主がいるコンビニの中にトコトコ入ってきた愛犬に腰を抜かした犬友もいます。

 

そんなことをする人がいるってことがとてつもなく悲しいもの。

 

しかしこのような危険に相棒をさらさないためにも、数秒たりともどこかに係留して目を離すことがないように気をつけてくださいね。

 

要注意スポットと自宅の安全対策。

フレンチブルドッグ,危機回避

Amornpant Kookaki/shutterstock

 

相棒の連れ去りは本当に悪質ですが、筆者が時々行くアウトレットで頻繁に目をする光景に「店前でカートに乗せられ飼い主を待つ犬」があります。

 

アウトレットモールはその立地や構造上ワンコと一緒にお出掛けしやすい場所。

 

しかし、ショップ内はペットNGな場合が多く、オーナーさんの買い物中に店外で待っているフレブルを見かけたことが過去に何度かありました。

フレンチブルドッグ,危機回避

Lee waranyu/shutterstock

 

その度に余計なお世話と思いながらも、飼い主さんが出てくるまでそのフレブルの横で連れ去られないよう見張っているのですが(私が怪しいかも笑)、アウトレットのように車でアクセスする場所は危険度も高め。

 

さっと抱きかかえて車に乗せられては、見つけようがありませんからね。

 

このように特に注意が必要なスポットはいくつかありますが、いずれもすぐに車に乗せられる場所であることが大半です。

フレンチブルドッグ,危機回避

BetterPhoto/shutterstock

 

そしてもうひとつ気をつけたいのが自宅内。我が家の中では連れ去りの危険はないけれど、留守番中の誤飲は割と耳にします。

 

子供のおもちゃやリモコンなど、かじって遊んだ後の部品をうっかり飲み込むケースは後を断ちません。

 

場合によっては開腹手術を要することもあるので、それを防止するにはとにかくブヒの届く場所に物を置かない事。

フレンチブルドッグ,危機回避

Alena Dafna/shutterstock

 

入って欲しくない場所にゲートを設置するなど、目が届かない時こそ万全の対策をとって相棒を守ってあげてくださいね。

 

一生、キミと一緒に冒険したいから

フレンチブルドッグ,危機回避

Natalya Rozhkova/shutterstock

 

フレンチブルドッグと過ごす日々は、大袈裟に言えば冒険です。

 

一緒に初めての場所を体験し思わぬ事態に遭遇する。それははたから見れば些細な日常のひとコマでも、アナタと相棒にとっては一生の思い出になるもの。

 

そんな日々の慎ましやかな冒険をこれから先も続けられるよう、まずは身近にある危険を回避すること。

 

それこそが冒険を心から楽しむために一番大切なことなのです。

 

 

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