【キーワードは3つ!】荒れ模様のお天気は秋も継続?予想外の空模様からフレブルの心身を守って!
オリンピックが終わったと思ったら西日本を中心に連日降り続いた雨。関西在住の筆者は毎日雨雲レーダーと睨めっこしつつ、少しの止み間を狙って飛び出すように散歩に行っていました。しかし大きな災害をもたらす集中的な雨、ここ数年は毎年どこかしらで起きていますよね。線状降水帯なんて言葉が一般的になって久しいけれど、実は災害に至らなくとも極端な天候変化はフレブルの健康にダメージを与えるのです。
急激な温度変化が心身をアタック。
35度を超える猛暑日が続いたかと思えば長雨で初秋のような気温の週もあった今年の夏。
雨が終われば再び猛暑日が舞い戻って来てと、ひと夏の間に何度も季節が入れ替わる感覚に陥りました。
この気温差は、ようやく体が慣れて来た人間や動物にとって寒暖差疲労を起こすきっかけとなり、知らず知らずのうちに体がストレスを感じ体調不良を起こします。
とりわけそれが季節の変化ではなく悪天候由来の場合、気圧の変化によるストレスが同時に起きることも。
気圧が目まぐるしく変わると、特に体力がないパピーやシニア世代、持病を抱えるフレブルにとっては大きく体調を崩すトリガーとなり得るのです。
けれどお天気だけはどうしようもないので、そんな時こそ大事なのは日々の習慣。
『食事・睡眠・温度調節』が乗り切る3大キーワードなのですが、実はこの時期にはこれらが乱れがちに。
その理由は連休です。8月、そして9月は一般的に連休が多くありますが、長期休暇は生活リズムが変わりやすいもの。
もちろん私たちと暮らすフレブルもオーナーさんの生活変化につられるので、長期休暇明けは普段よりもいっそう愛ブヒの体調管理を意識することが大事なのです。
長雨の時こそしっかり栄養補給を!
夏バテにはビタミンBが良いので豚肉がおすすめ、なんてよく聞きますよね。
実際ビタミンBには肌荒れや口内炎、湿疹や倦怠感、生活習慣病の予防に効果的で、ストレス緩和にもパワーを発揮してくれます。
ビタミンはフレブルたちワンコにとっても重要な栄養素で、市販のドッグフード(総合栄養食)には配合されていますが、手作り食派が多いブヒの場合は摂取するビタミンに偏りが出ることも。
ビタミンは調理の過程で水に溶け出すことも多いので、与えているつもりでも実はほとんど摂れていないなんてケースもゼロではありません。
さて、長雨と言えば気になる湿度ですが、ジメジメは皮膚がデリケートなフレブルの大敵。雨続きの時に痒みが出たり炎症を起こすのはよくあることです。
そんな時に意識的に摂りたいのは、ビタミンB2とB3。
B2には皮膚や被毛の健康を維持するリボフラビンが豊富で、これが不足すると光線過敏症(日光による免疫反応で起きる湿疹や炎症)を起こすことも。B2はレバーや納豆、卵に含まれています。
次にB3は美容好きな女性なら耳にしたことがあるナイアシンが豊富で、セラミド合成を促進して皮膚の保湿力を向上させる効果があるもの。牛肉やキノコ類に含まれています。
これらのビタミンはどれも身近な食品に豊富なので取り入れやすく、スーパーで簡単に手に入りますよね。
しかしこれらは水溶性ビタミンなので、調理の際はレンジで加熱するほか、煮込む場合は煮込んだ煮汁ごとスープとして与えるのがおすすめですよ。
秋台風や秋雨前線への備えが必須。
台風の季節といえば夏をイメージするけれど、9月から10月にかけては秋台風と呼ばれる台風が日本に接近する時期。
こういった荒天がもたらす災害時は危険を感じたら早めに避難するのが基本だけれど、フレブルオーナーさんは愛ブヒを確実に伴えるよう車での避難を想定しているのではないでしょうか。
実は車での避難は決して安全とはいえず、例えば浸水30cmでエンジンが停止することもあり、2019年の台風19号で亡くなった方90名のうち、その3割が車ごと流されたり水没するなどして亡くなったそう。
また、水位が高くなると水圧でドアが開かず、JAFによると通常のドアよりも開けやすいと思いがちなスライドドアでも水位約90cmで開かなくなるのだとか。
一方、ペットが入れない避難所の場合は車中泊を余儀なくされることもあるけれど、車中泊だと支援物資が届きにくいこともあるため十分な備えが必須。
水や食料、満タンのガソリンに携帯トイレ、愛ブヒのフードや薬以外にも、一酸化炭素中毒の危険性がないLEDランタンや、エコノミークラス症候群予防の着圧ソックスなども荷物に入れておくと役立ちます。
とはいえ、できればペットと一緒に入れる避難所を事前に把握しておき、危険だなと思ったら「まだ大丈夫」と過信せず状況が悪化する前に避難をすること。
秋雨前線と台風が重なった場合には大きな災害が発生するリスクが高まるので、日頃から天候の確認を日課にしてくださいね。
自分も愛ブヒも『もしも』のために
まだ本格的に季節が変わる前だというのに、乱高下する気温と長雨に身も心もぐったりしているかもしれません。
汗をかいたり冷えたら自分で服を着られない分、フレブルは私たち以上にこの気候に参っているかも。
荒天の時は体調以外に災害のリスクもあるだけに、まずは健康状態を整えてもしもの時のための準備をしておくことが大事なんです。
こちらの記事も合わせてチェックしてみてくださいね。
おすすめ記事
-
【取材】ロッチ中岡〜そのフレブル愛、ガチ中のガチ。隠れブヒラバーが語る、細かすぎる魅力とは〜【前編】
みなさんが愛犬家ならぬ“愛ブヒ家”として思い浮かぶ芸能人といえば、草彅剛さん、レディー・ガガさんなど、フレブルを飼っている方が多いと思います。が、ロッチ中岡さんも、じつは大のフレブルラバーだというのをご存知ですか? フレブルを飼っていないのにもかかわらず、中岡さんのインスタグラムを覗くと、たくさんのフレブルアカウントがフォローされていて、わが『FRENCH BULLDOG LIFE』モデルのnicoやトーラスも、その中の一頭。
そんな中岡さんに、フレブルの魅力を語っていただきました。そのブヒ愛っぷりは、思ってた以上! ガチ中のガチでした!?
取材 -
【取材】9歳で脳腫瘍を発症し「4年7ヶ月間」生存。フレンチブルドッグ・桃太郎の奇跡と軌跡
愛犬が「脳腫瘍」と診断されたとき、言葉にできない絶望感を味わうことと思います。筆者も脳腫瘍で愛犬が旅立ったひとり。だからこそ、どれほど厄介で困難な病気かを理解をしているつもりです。「発症から1年生存すれば素晴らしい」とされるこの病気。
ところが、フレンチブルドッグの桃太郎は9歳で脳腫瘍を発症し、なんと4年7ヶ月間も生き抜いたのです。旅立ったときの年齢は13歳と11ヶ月、レジェンド級のレジェンドでした。さらには、治療後3年間は一度も発作が起きなかったといいます。
この事実はフレンチブルドッグだけでなく、脳腫瘍と闘う多くの犬たちに勇気と希望を与えるに違いありません。桃太郎のオーナーである佐藤さんご夫婦に、治療の選択やケアについて詳しくお話しをうかがいました。
取材 -
【取材】上沼恵美子さん「もう一回だけ抱きしめたい」愛犬ベベとの12年間
運命の子はぼくらのもとにやってきて、流れ星のように去ってしまった。
その悲しみを語ることはなかなかむずかしい。
けれども、ぼくらはそのことについて考えたいし、泣き出しそうな飼い主さんを目の前にして、ほんのすこしでも寄り添いたいと思う。
その悲しみをいますぐ解消することはできないが、話をきいて、泣いたり笑ったりするのもいいだろう。
こんな子だった、こんなにいい子だった、ほんとうに愛していたと。
ぼくらは上沼恵美子さんのご自宅へ伺って、お話をきこうと思った。
取材 -
【販売開始!】フレブルオーバーオール「UNIVERSAL OVERALL × W-OKI KENTA × フレブルライフ」
アパレルブランド「UNIVERSAL OVERALL(ユニバーサルオーバーオール)」と、沖縄在住のフレブルオーナーで人気タトゥーアーティスト「W-OKI TATTOOのKENTA」。そしてフレブルライフのトリプルコラボで完成した、フレブルオーバーオール。
ストア情報
フロントプリント、バックプリントの2展開で、それぞれフレンチブルドッグのイラストも違います!
イベント「フレブルLIVE」で先行販売しましたが、ついにフレブルライフストアで販売スタートです! -
【中川大志インタビュー】エマは犬ではなく、大切な娘です。国宝級イケメンが愛犬のフレンチブルドッグと一緒に登場
『FRENCH BULLDOG LIFE』に国宝級イケメン登場! 俳優の中川大志さんが、愛犬であるフレンチブルドッグのエマちゃん(2歳の女の子)にメロメロとの情報を聞きつけ、中川さんを直撃。そのフレブル愛をたっぷり語っていただきました。他のフレブルオーナーさん同様、濃すぎる親バカエピソードが次から次へと飛び出しました。
取材 -
【取材】脳腫瘍治療のスペシャリスト・長谷川大輔教授が進める脳腫瘍の最新治療とは
フレンチブルドッグは脳腫瘍になりやすい犬種だといわれています。事実として、てんかん発作の症状が出てMRI検査を受けたフレンチブルドッグのうち、「約70%が脳腫瘍」と診断されたというデータも。犬の脳腫瘍は残念ながらあまり良い予後は期待できず、根本的治療も身体に負担がかかることから、私たちオーナーは希望を失いがちになります。
そんな脳腫瘍治療に、新たな風が吹こうとしているのです! このプロジェクトの先陣を切る、日本獣医生命科学大学・長谷川大輔教授にお話しをうかがいました。
取材 -
【取材】川口春奈とアムのやさしい世界。ー大人気女優は生粋のフレブルラバー
いまをときめく人気女優が、フレンチブルドッグラバーであるという事実。
そうです、その人は川口春奈さん。
アムちゃんというパイドの女の子と暮らしています。
話を聞けば聞くほど、そして春奈さんとアムちゃんのやりとりを目の当たりにするほどに、そのフレンチブルドッグ愛がわたしたちのそれとまったく同じであることに、なんだかうれしくなってしまったのでした。
春奈さんとアムちゃんのすてきな暮らしを、BUHI編集長の小西がいつくしみながら、切り取らせていただきます。
-
【イベントレポ】のべ6,500人・4,500頭のフレンチブルドッグが集結!「フレブルLIVE2023」の全貌大公開!
第二回『French Bulldog LIVE 2023(フレブルLIVE)』が、無事閉幕しました!
今年は思い切っての2daysチャレンジ。当日までどうなるかドキドキでしたが…なんと、のべ「6,500人・4,500頭のフレンチブルドッグ」が集結。
開催地の山中湖はもちろんのこと、道中のサービスエリアもフレブルだらけで、他犬種のオーナーさんは「何があるんですか!?」と驚いていたとか(そりゃそうだ笑)。
さぁみなさん、いよいよ「フレブルLIVE 2023」のレポートをお届けです!
今年参加してくださった方も、来年こそと意気込んでくださっている方も、臨場感たっぷりのレポートをお楽しみください!
フレブルLIVE -
【愛ブヒのお肌に悩む方へ】THE fu-do(ザ・フード)を食べて「納得のいくお肌」になるまでの、3ステップとは!?
販売からわずか半年で20万食を突破し、満足度95%を超える「THE fu-do(ザ・フード)」。
フレンチブルドッグの中でも特にお肌に悩む子には、積極的にお召し上がりいただきたい!
そして、どうか焦らないでください。フレンチブルドッグの体質を踏まえると、納得のいくお肌になるためには、最低でも3ヶ月はかかります。
でも大丈夫。今回は、すこやかなお肌を目指すための「3ステップ」をお伝えします! 毎日のボディチェックが、ますます楽しくなりますよ。
ザ・フード -
【愛ブヒのオリジナルグッズを作ろう!】トートバッグにマグカップ。簡単&リーズナブルにオンリーワンを【20%OFFクーポン配布中】
我々フレブルオーナーは「フレブルグッズ」に出会うと、つい財布のヒモがゆるんでしまいます。
気づけば家中フレブルグッズだらけ、それでもまったく懲りない。これぞ、フレブルオーナーのかがみです。
ところでみなさん、もしも愛ブヒがそのままグッズになったら…最高ではありませんか!?
今回ご紹介するのは、スマホで簡単にオリジナルグッズが作れるサービス「富士フイルム公式オンラインショップ FUJIFILM Prints&Gifts」(以下、FUJIFILMプリント&ギフト)。
愛ブヒデザインのトートバッグにクッション、カレンダーまで。世界にたったひとつのオリジナルグッズが作れちゃいます!
(PR 富士フイルムイメージングシステムズ株式会社)
PR -
【PUFFY出演決定!】フレブルLIVE 出演アーティスト発表【第一弾!】
今年の『French Bulldog LIVE 2024(フレブルLIVE)』は、11/9(土)-10(日)の2days!
「フレブルLIVE」の特徴は、二日間でコンテンツが異なること。
一日目は愛ブヒとオーナーさんが主役の参加型コンテンツ。そして二日目は、アーティストによる音楽フェスが中心です!
今回は、音楽フェス(二日目)の出演アーティスト発表第一弾!
なんと、オーナーにも「世代」が多いPUFFYの出演が決定しました!
フレブルLIVE -
【ロッチ出演決定!】フレブルLIVE「11/9(土)」の司会はフレブルラバーのロッチ!
『French Bulldog LIVE 2024(フレブルLIVE)』は、11/9(土)-10(日)の2days!
一日目は愛ブヒとファミリーが主役になる、参加型コンテンツ。
二日目はアーティストを呼んで、史上初の愛ブヒと楽しめる音楽フェスを開催。
2daysで大きく内容が異なるのも「フレブルLIVE」の魅力です。
そして…今年の司会は、待望の「ロッチ」が登場!
みなさん! ついにロッチのお二人が「フレブルLIVE」にやってきます!
フレブルLIVE
特集
-
フレンチブルドッグの性格/基本情報
からだの特徴や性格、歴史など基本的なフレブル情報をご紹介!
-
子犬/はじめてのフレンチブルドッグ
フレブルビギナーの不安を解消!迎える前の心得、揃えておきたいアイテム、自宅環境、接し方などをご紹介
-
フレブル病気辞典
獣医師監修のFrenchBulldogLifeオリジナル病気辞典。愛ブヒを守るための情報満載
-
フレブルライフ ストア
本当にいいものだけを、厳選紹介。FBLの公式オンラインストアです
-
French Bulldog LIVE⚡️2024 (フレブルLIVE)
-
7周年特別企画「プロジェクト7」
-
【特集】レジェンドブヒの肖像ー10歳を超えて
10歳オーバーの元気なブヒを取材し、長寿の秘訣を探る。
-
【特集】5歳からのミドルシニアLIFE
ご長寿ブヒをめざすヒントがここに!
-
【特集】FBL編集部の「アバウトな幸福論」
-
【特集】編集部厳選!本当に使えるドッグギア
フレブルと暮らす編集部が、自信をもって紹介したいアイテムとは!?
-
【特集】もしものときの名医名鑑
ヘルニアやガンなど、その道の名医たちを独占取材!
-
【特集】わたしは、愛ブヒのリーダーになるのダ。
プロドッグトレーナーが、リーダーになるための秘訣を解説!
-
【特集】短命拒否権ーフレンチブルドッグは、もっと生きる
この特集は、『短命』のレッテルを返上するための、有益なフレブル生活記録簿です。
-
虹の橋
愛ブヒが虹の橋へ向かう準備をするための場所
-
フレブル里親/保護犬情報
French Bulldog Lifeでは、保護犬を一頭でも多く救うための活動支援をしています。