2021年9月3日2,629 View

【キーワードは3つ!】荒れ模様のお天気は秋も継続?予想外の空模様からフレブルの心身を守って!

オリンピックが終わったと思ったら西日本を中心に連日降り続いた雨。関西在住の筆者は毎日雨雲レーダーと睨めっこしつつ、少しの止み間を狙って飛び出すように散歩に行っていました。しかし大きな災害をもたらす集中的な雨、ここ数年は毎年どこかしらで起きていますよね。線状降水帯なんて言葉が一般的になって久しいけれど、実は災害に至らなくとも極端な天候変化はフレブルの健康にダメージを与えるのです。

急激な温度変化が心身をアタック。

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Lee waranyu/shutterstock

 

35度を超える猛暑日が続いたかと思えば長雨で初秋のような気温の週もあった今年の夏。

 

雨が終われば再び猛暑日が舞い戻って来てと、ひと夏の間に何度も季節が入れ替わる感覚に陥りました。

 

この気温差は、ようやく体が慣れて来た人間や動物にとって寒暖差疲労を起こすきっかけとなり、知らず知らずのうちに体がストレスを感じ体調不良を起こします。

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Tienuskin/shutterstock

 

とりわけそれが季節の変化ではなく悪天候由来の場合、気圧の変化によるストレスが同時に起きることも。

 

気圧が目まぐるしく変わると、特に体力がないパピーやシニア世代、持病を抱えるフレブルにとっては大きく体調を崩すトリガーとなり得るのです。

 

けれどお天気だけはどうしようもないので、そんな時こそ大事なのは日々の習慣。

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『食事・睡眠・温度調節』が乗り切る3大キーワードなのですが、実はこの時期にはこれらが乱れがちに。

 

その理由は連休です。8月、そして9月は一般的に連休が多くありますが、長期休暇は生活リズムが変わりやすいもの。

 

もちろん私たちと暮らすフレブルもオーナーさんの生活変化につられるので、長期休暇明けは普段よりもいっそう愛ブヒの体調管理を意識することが大事なのです。

 

長雨の時こそしっかり栄養補給を!

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Happy Moments/shutterstock

 

夏バテにはビタミンBが良いので豚肉がおすすめ、なんてよく聞きますよね。

 

実際ビタミンBには肌荒れや口内炎、湿疹や倦怠感、生活習慣病の予防に効果的で、ストレス緩和にもパワーを発揮してくれます。

 

ビタミンはフレブルたちワンコにとっても重要な栄養素で、市販のドッグフード(総合栄養食)には配合されていますが、手作り食派が多いブヒの場合は摂取するビタミンに偏りが出ることも。

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Rybakova Aliona/shutterstock

 

ビタミンは調理の過程で水に溶け出すことも多いので、与えているつもりでも実はほとんど摂れていないなんてケースもゼロではありません。

 

さて、長雨と言えば気になる湿度ですが、ジメジメは皮膚がデリケートなフレブルの大敵。雨続きの時に痒みが出たり炎症を起こすのはよくあることです。

 

そんな時に意識的に摂りたいのは、ビタミンB2B3

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B2には皮膚や被毛の健康を維持するリボフラビンが豊富で、これが不足すると光線過敏症(日光による免疫反応で起きる湿疹や炎症)を起こすことも。B2はレバーや納豆、卵に含まれています。

 

次にB3は美容好きな女性なら耳にしたことがあるナイアシンが豊富で、セラミド合成を促進して皮膚の保湿力を向上させる効果があるもの。牛肉やキノコ類に含まれています。

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これらのビタミンはどれも身近な食品に豊富なので取り入れやすく、スーパーで簡単に手に入りますよね。

 

しかしこれらは水溶性ビタミンなので、調理の際はレンジで加熱するほか、煮込む場合は煮込んだ煮汁ごとスープとして与えるのがおすすめですよ。

 

秋台風や秋雨前線への備えが必須。

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台風の季節といえば夏をイメージするけれど、9月から10月にかけては秋台風と呼ばれる台風が日本に接近する時期。

 

こういった荒天がもたらす災害時は危険を感じたら早めに避難するのが基本だけれど、フレブルオーナーさんは愛ブヒを確実に伴えるよう車での避難を想定しているのではないでしょうか。

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実は車での避難は決して安全とはいえず、例えば浸水30cmでエンジンが停止することもあり、2019年の台風19号で亡くなった方90名のうち、その3割が車ごと流されたり水没するなどして亡くなったそう。

 

また、水位が高くなると水圧でドアが開かず、JAFによると通常のドアよりも開けやすいと思いがちなスライドドアでも水位約90cmで開かなくなるのだとか。

 

一方、ペットが入れない避難所の場合は車中泊を余儀なくされることもあるけれど、車中泊だと支援物資が届きにくいこともあるため十分な備えが必須。

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水や食料、満タンのガソリンに携帯トイレ、愛ブヒのフードや薬以外にも、一酸化炭素中毒の危険性がないLEDランタンや、エコノミークラス症候群予防の着圧ソックスなども荷物に入れておくと役立ちます。

 

とはいえ、できればペットと一緒に入れる避難所を事前に把握しておき、危険だなと思ったら「まだ大丈夫」と過信せず状況が悪化する前に避難をすること。

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秋雨前線と台風が重なった場合には大きな災害が発生するリスクが高まるので、日頃から天候の確認を日課にしてくださいね。

 

自分も愛ブヒも『もしも』のために

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Kamil Zajaczkowski/shutterstock

 

まだ本格的に季節が変わる前だというのに、乱高下する気温と長雨に身も心もぐったりしているかもしれません。

 

汗をかいたり冷えたら自分で服を着られない分、フレブルは私たち以上にこの気候に参っているかも。

 

荒天の時は体調以外に災害のリスクもあるだけに、まずは健康状態を整えてもしもの時のための準備をしておくことが大事なんです。

 

 

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愛ブヒを守るには『オーナーの健康』があってこそ。改めて自分の体調管理に目を向け、相棒の日常や健康を守ろう!

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