愛ブヒを守るには『オーナーの健康』があってこそ。改めて自分の体調管理に目を向け、相棒の日常や健康を守ろう!
私たちフレブルオーナーは日々「どうすれば愛ブヒが健康で快適に過ごせるか」を考えているけれど、それを実行するために欠かせないのが私たちオーナー自身の健康。考えてみれば当たり前のことなのですが、私たちが元気だからこそ毎日のお散歩やご飯作りといった彼らのお世話ができるわけで、もし自分自身が体調を崩せば何をするにも人の手が必要なブヒたちの健康管理もできませんよね。とりわけ湿度が上がる梅雨時は原因不明の体調不良に悩む人も多く、無理を重ねることで疲労は蓄積する一方に。愛ブヒとの日々を守るため、たまには私たち自身の健康について考えてみませんか?
湿気負け体質って言葉があるらしい。
モワッと湿度が高くて愛ブヒもアナタもやる気が出ない長雨の時期、連日降り続く雨に身も心もお疲れではないでしょうか。
特に梅雨時期は原因不明の体調不良に悩む人が多く、イライラしたり体がむくんだり目眩がする、頭痛が酷いなどの症状が起こりやすくなります。
私たちやブヒにとって体を維持する水分は必要不可欠なものだけれど、過剰な水分、つまり湿度は不調の原因になるそうで、東洋医学では過剰な湿気は胃腸を弱らせると言われているんです。
確かに梅雨時は食欲不振や胃腸トラブルを起こすフレンチブルドッグが多いけれど、彼らの体も敏感に気候に反応しているのかもしれませんね。
こういった湿度に影響を受けやすい体質を「湿気負け体質」と呼ぶのですが、周囲をぐるりと海に囲まれている日本は地形的にも湿度が高く、湿気が体に入りやすい立地。そのため湿気負け体質の人が多いそう。
ただ、湿気負け体質は改善でき、その方法は体内の水分の巡りを良くすること。
過剰な水分をしっかり体外に排出し水分代謝を上げることで、湿度による不調を予防できるのです。
例えば食べ物だとゴーヤやキュウリ、ズッキーニといった瓜科の野菜や海藻、豆類がおすすめで、これらの食物には体内の水の巡りを良くする効果が。
これらはどれも身近な食材で愛ブヒも食べられるものばかりなので、毎日のメニューに意識的に取り入れるだけで湿気負けしない体づくりができます。
また、普段飲むお茶をはと麦茶に変えるの手軽な方法で、はと麦は漢方の生薬にも使われているのです。
犬の漢方に詳しい獣医師さん曰く、はと麦茶は犬の体にも良いので、食欲不振や皮膚病の悪化といった様子が見られる時は愛ブヒの飲み水をはと麦茶に変えるのもおすすめだそう(味の好みで飲まない子もいるそうですが…)。
愛ブヒ温度に設定した室内では冷えに注意。
「さ、寒い…」エアコンの効いた室内にいながらそう感じること、意外と多くないですか?
フレブルをはじめ暑さに弱いワンコと暮らしているオーナーにとって、夏場はエアコンフル稼働。
昼間はもちろん就寝時もつけっぱなしにし、愛ブヒが快適に過ごせる室温をキープするのは当然のお約束です。
しかしながら平均体温が私たちよりも高いブヒにとっての快適温度は25度前後かそれ以下で、特に女性にとっては肌寒く感じることも少なくありません。もちろん筆者もそのひとり。
しかし冷えは万病の元だし冷房病になる恐れもあり、女性にとっては美容にだって悪影響。なので寒いと感じた時は我慢せず着込むこと。
エアコンを効かせて重ね着するなんて支離滅裂なように思いますが、自分で温度を調節できないブヒに代わってこちらが暑さ寒さを調節するのは簡単です。
冷房の効いた部屋では薄手の長袖を羽織ったりするのはもちろん、ポイントは「首」と名のつく部分を温めること。
ストール(筆者は自宅内では手拭い一択…おばさん全開)を巻く、足首が隠れる靴下を履くなど、ちょっとしたことで冷えを予防できますよ。
特に就寝時は体温が下がるので、起きた時に体が冷え過ぎていると感じるなら首に薄手のタオルを巻いて寝るなどの工夫を。
暑い時期はつい冷たいドリンクばかり飲んでしまうけれど、温かい飲み物を飲むようにするだけでも夏の冷えは予防できます。
もう打った? コロナワクチン摂取前に。
新型コロナのワクチン、すでに打った人もいるのではないでしょうか?
筆者の夫は先日1回目を打ちましたが、「打った翌日が想像を遥かに超えて痛い」らしく、接種後丸2日ほどはしんどそうにしていました。
もちろんかなり個人差があると思うのですが、人によっては痛み以外にも発熱や悪寒などを感じることもあるよう。
愛ブヒのお世話をする人がアナタだけの場合はワクチン後の副反応も考えて準備しておく必要がありそうです。
ちなみに夫が接種会場でもらってきた接種後の注意書きには、
・摂取部位は揉まずに清潔にすること。入浴やシャワーは問題ないが摂取した部位を強く擦らないこと。
・摂取当日の激しい運動や多量の飲酒は控えること。
という一文があるので、念のためワクチン接種の日には打つ前に愛ブヒの散歩を済ませておくなどの工夫をすると良いかもしれません。
また、強めの副反応が出た場合のことを考え解熱剤を買っておくなど、事前にできる備えはしておくと安心です。
私たちオーナーは自分がしんどくても愛ブヒのお世話はいつも通りしなくては! とつい無理をしてしまいがち。
ただし初めて打つワクチンはどんな副反応が出るのかわからないため、何よりも大切なのは無理をせず、事前にできる準備はしておくことです。
相棒の日常は『私たちの健康あってこそ』
もし私が寝込んだらこの子のお世話はちゃんとできるのかな、なんて不安な気持ちになることってありますよね。
家族全員で世話をしているおうちなら安心だけれど、愛ブヒのお世話をメインでしている人が倒れたら彼らのライフスタイルは大きく変化してしまいます。
それを防ぐためにできることは、まず私たち自身が元気でいること。
自分のことよりも愛ブヒを優先しがちだけれど、私たちあっての相棒だってことを忘れないでくださいね。
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