【密かに発症している可能性も】並んで同じ景色を見ていたいから…フレブルの『白内障』は今からケアを!
くりっと丸い目はフレンチブルドッグのチャームポイント。しかし年齢と共に瞳が白濁し、白内障になってしまう子は少なくありません。人間の場合白内障といえばシニア世代の多くがかかる病気で、手術も日帰りでできるという手軽さから病気というよりは一種の老化現象という印象があるかもしれませんね。だからフレブルをはじめ犬の白内障も「加齢によるもの」と思いがちだけれど、実は発症するのは6歳以前というケースが多いってこと、知っていましたか?
白内障=シニア特有の病気ではないってこと。

Huy Thoai/shutterstock
そもそも白内障とは、瞳のレンズの役割をしている『水晶体のタンパク質が濁ること』で起こる病気。
タンパク質が濁ると白く変質するので瞳が白っぽくなり、進行すると視界が狭くなったり白く霞んで見える、眩しく見えるといった症状があらわれます。
白内障になる原因は加齢による酸化や紫外線、外傷や衝撃による外的ストレスのほか、アトピー性皮膚炎や糖尿病によって引き起こされることも。

praditkhorn somboonsa/shutterstock
ただここで知っておきたいのが、犬の場合は加齢による発症よりも『遺伝的なものや若年性』が多いということ。
遺伝的要因で白内障になりやすい犬種はトイプードルや柴犬、チワワ、ミニチュアシュナウザーなどが代表的ですが、顔の構造上どうしても目を怪我をしやすいフレブルは外傷がきっかけで白内障になりやすいのです。
確かにマズルがある犬と比べると、何かにぶつかる時は鼻ぺちゃゆえに顔面全体でぶつかるので目に傷がつきやすいのも納得…。

kuban_girl/shutterstock
また、犬には6歳までに発症する「若年性白内障」が多く、実際に瞳がかなり白濁してから白内障に気付いて病院へ行くというケースが大半。
そうなんです、私たちが知らないうちに密かに発症しているかもしれないなんて、白内障め、なんて恐ろしいやつ!
予防ってできるのだろうか?

Anuwat Khamngoen/shutterstock
白内障は、以下4つのステージに分けられます。
・目の濁りが15%以下で自覚症状がない初発期
・目の濁りが15%以上あり見え辛さがある未熟期
・ほぼ100%白濁し光に対する反応や近くで動くもののみ捉えられる成熟期
・水晶体内が液状化する過熟期
そのうち成熟期ではほとんど目は見えていない状態で、加熟期になると網膜剥離や緑内障が起こりやすくなります。

Zanna Pesnina/shutterstock
ただ、これをすれば完全に白内障を予防できる、という方法が現状ではないのも事実。
とはいえ日常生活の中で白内障リスクを減らすことは可能なんです。
例えば白内障の原因である酸化ストレスは古くなった食べ物に含まれるので、できるだけ新鮮なドッグフードを与えるために小分けのフードを選ぶのも予防のひとつ。

Olena Yakobchuk/shutterstock
それに加え、活性酸素に対抗するビタミンCやビタミンE、ミネラルやアスタキサンチンを含む食材をトッピングするのもおすすめです。
これらはジャガイモやサツマイモ、カボチャ、トマト、鮭、レバー、卵黄などに豊富なのでぜひ覚えておいてくださいね。
また、フレブルに多い外傷ストレス、つまり目の怪我を防ぐことも大切です。

ZARIN ANDREY/shutterstock
草むらや犬同士のじゃれ合いには特に注意が必要で、目の周りを清潔に保つためにも専用のクリーナーなどを使ってこまめに目ヤニなどをケアするのもお忘れなく。
あと大切なのは紫外線予防。
紫外線は細胞を傷つけてしまうために白内障の原因になると考えられていて、日差しの眩しい時間帯の散歩を避けたり、長時間の日向ぼっこにも要注意。
特に今の時期はギラギラの太陽が容赦なく紫外線を浴びせてくるので、日中はなるべく日差しを避けてくださいね。
目薬やサプリ、症状が進めば手術という選択も。

KarinR/shutterstock
日常でできる予防の中で、白内障初発期や未熟期までの時点で予防に取り入れたいのが目薬やサプリメント。
もちろんこれらを使っても一度変化してしまった水晶体内のタンパク質を元の状態には戻せないけれど、白内障の進行スピードを遅らせるのには有効です。
そのためにはいかに早い段階で愛ブヒの白内障に気付いてあげられるかが鍵となるので、健康診断や予防接種などで病院へ行った際に目の状態も診察してもらうことが肝心。

Alice Rodnova/shutterstock
白内障が進んで視力が弱まると、それだけモノにぶつかったりしやすく怪我のリスクも上がります。
そうなると白内障に加えてぶどう膜炎や緑内障、網膜剥離、水晶体脱臼といった合併症が起こりやすくなるため、白内障はどれだけ早く気付いてケアできるかが何よりも肝心。
ただ、白内障が進行してしまってからでも人工レンズを挿入する手術をするという方法があります。

Teerawut Bunsom/shutterstock
ただ全身麻酔を伴うこと、合併症のリスクが高いこと、術後のケアが必要になるといったデメリットがあることや、糖尿病やホルモンの病気などがある場合は受けられないことも。
いずれにせよ、愛ブヒの目を守るためには早期発見が欠かせないのですね。
「予防」に努めることが肝心!

Ihi/shutterstock
こちらの顔をじっと見つめる愛ブヒの表情はたまらないものがあるし、一緒にたくさんの美しい景色を分かち合いたいと願うのはフレブルオーナーなら当然のこと。
そんな「見える喜び」を長く続けるために、どうか愛ブヒの白内障に気をかけてあげてくださいね。
こちらの記事も合わせてチェックしてみてくださいね。
おすすめ記事
-
【動物病院へ行かずに薬が手に入る!】フィラリア対策の商品も扱う個人輸入代行サイト「うさパラ」が超便利
もうすぐフィラリア予防の季節。忙しいオーナーさんは、動物病院へ行く時間を作るのもひと苦労。
そこでみなさんにご紹介したいのが、ペットの健康維持を目的とした商品を取り扱う個人輸入代行サイト『うさパラ』。
フィラリア予防薬だけでなく、皮膚の健康をサポートする製品や、コンディション管理を目的とした商品も取り扱っています。
「それって安全なの?」「どうして病院に行かなくても手に入るの?」
そんな疑問も解消しつつ、『うさパラ』の魅力をご紹介です!
(PR Healthcare Trading Limited)
PR -
【取材】ロッチ中岡〜そのフレブル愛、ガチ中のガチ。隠れブヒラバーが語る、細かすぎる魅力とは〜【前編】
みなさんが愛犬家ならぬ“愛ブヒ家”として思い浮かぶ芸能人といえば、草彅剛さん、レディー・ガガさんなど、フレブルを飼っている方が多いと思います。が、ロッチ中岡さんも、じつは大のフレブルラバーだというのをご存知ですか? フレブルを飼っていないのにもかかわらず、中岡さんのインスタグラムを覗くと、たくさんのフレブルアカウントがフォローされていて、わが『FRENCH BULLDOG LIFE』モデルのnicoやトーラスも、その中の一頭。
そんな中岡さんに、フレブルの魅力を語っていただきました。そのブヒ愛っぷりは、思ってた以上! ガチ中のガチでした!?
取材 -
【取材】9歳で脳腫瘍を発症し「4年7ヶ月間」生存。フレンチブルドッグ・桃太郎の奇跡と軌跡
愛犬が「脳腫瘍」と診断されたとき、言葉にできない絶望感を味わうことと思います。筆者も脳腫瘍で愛犬が旅立ったひとり。だからこそ、どれほど厄介で困難な病気かを理解をしているつもりです。「発症から1年生存すれば素晴らしい」とされるこの病気。
ところが、フレンチブルドッグの桃太郎は9歳で脳腫瘍を発症し、なんと4年7ヶ月間も生き抜いたのです。旅立ったときの年齢は13歳と11ヶ月、レジェンド級のレジェンドでした。さらには、治療後3年間は一度も発作が起きなかったといいます。
この事実はフレンチブルドッグだけでなく、脳腫瘍と闘う多くの犬たちに勇気と希望を与えるに違いありません。桃太郎のオーナーである佐藤さんご夫婦に、治療の選択やケアについて詳しくお話しをうかがいました。
取材 -
【取材】上沼恵美子さん「もう一回だけ抱きしめたい」愛犬ベベとの12年間
運命の子はぼくらのもとにやってきて、流れ星のように去ってしまった。
その悲しみを語ることはなかなかむずかしい。
けれども、ぼくらはそのことについて考えたいし、泣き出しそうな飼い主さんを目の前にして、ほんのすこしでも寄り添いたいと思う。
その悲しみをいますぐ解消することはできないが、話をきいて、泣いたり笑ったりするのもいいだろう。
こんな子だった、こんなにいい子だった、ほんとうに愛していたと。
ぼくらは上沼恵美子さんのご自宅へ伺って、お話をきこうと思った。
取材 -
【中川大志インタビュー】エマは犬ではなく、大切な娘です。国宝級イケメンが愛犬のフレンチブルドッグと一緒に登場
『FRENCH BULLDOG LIFE』に国宝級イケメン登場! 俳優の中川大志さんが、愛犬であるフレンチブルドッグのエマちゃん(2歳の女の子)にメロメロとの情報を聞きつけ、中川さんを直撃。そのフレブル愛をたっぷり語っていただきました。他のフレブルオーナーさん同様、濃すぎる親バカエピソードが次から次へと飛び出しました。
取材 -
【取材】川口春奈とアムのやさしい世界。ー大人気女優は生粋のフレブルラバー
いまをときめく人気女優が、フレンチブルドッグラバーであるという事実。
そうです、その人は川口春奈さん。
アムちゃんというパイドの女の子と暮らしています。
話を聞けば聞くほど、そして春奈さんとアムちゃんのやりとりを目の当たりにするほどに、そのフレンチブルドッグ愛がわたしたちのそれとまったく同じであることに、なんだかうれしくなってしまったのでした。
春奈さんとアムちゃんのすてきな暮らしを、BUHI編集長の小西がいつくしみながら、切り取らせていただきます。
-
【ドッグフードの闇を暴く】フレンチブルドッグに本当におすすめの食事とは?
私たちが「フレブルライフ」をスタートして8年。雑誌「BUHI」も含めると、約20年フレンチブルドッグに関する情報だけをお届けしてきました。
そしてフレンチブルドッグを知れば知るほど、犬種によってかかりやすい病気や性格、運動量が異なることを痛感しています。
犬によってカラダもライフスタイルも大きく違う! なのに…日本のドッグフードは「全犬種同じ」ものが売られているのです。
しかも日本はペット「後進国」。フードにおいては、闇深い点がたくさんあります。
今回はフレブルライフ読者の皆さまだけに、ドッグフードの闇や矛盾を伝えさせてください。
もちろん最後には解決策もお伝えしていますので、どうかご安心を!
-
【肉球の香りがするビール、誕生】イラストは千原ジュニアさん【フレブルLIVEで先行販売!】
『French Bulldog LIVE 2024(フレブルLIVE)』は、11/9(土)-10(日)の2days!
今年は例年以上に反響があり、二日間ともに駐車場付きチケットがSold outとなりました!
年々パワーアップしている「フレブルLIVE」ですが、今年はオリジナルのクラフトビールを制作。
世界初・肉球の香りがするビールで、その名も「Paw Pad Ale」。
パッケージのイラストは、なんと千原ジュニアさんが手がけてくださいました。
フレブルLIVEにて、先行販売いたします!
フレブルLIVE -
【スペシャル対談】愛犬の旅立ちと供養。霊感がない人も「愛犬の成仏」を知る方法!?【シークエンスはやとも×PELI】
愛犬の旅立ちは、誰もが目を背けたくなるもの。けれど事前に知っておくこと、考えておくことで、救われることがたくさんあります。
今回は、お盆スペシャル企画。世間が認めるほどの霊視能力をもつお笑い芸人「シークエンスはやとも」さんに、愛犬の旅立ちや供養についてインタビュー。
インタビュアー兼対談相手は、大の犬好きで心霊分野の知識にも長けているPELIさん。
「愛犬が旅立ったあと、ベッドやおもちゃはどうすればいい?」「お骨はどうするべき?」「お花やお線香は喜んでくれる?」
さらには、霊感がない人でも愛犬が成仏したことを知る方法まで。
お笑い芸人だからこそ暗くなりすぎない、むしろ心がスッと軽くなる。
永久保存版のスペシャル対談です!
対談 -
諦めかけた命。あれから2年、フードを変えたら15歳の今もお散歩大好きなフレンチブルドッグに!
今日は15歳の愛ブヒと暮らす、編集メンバーの実体験。
愛ブヒは二年前からすべてのフードが合わなくなり体重が激減。検査をしても異常はなく「年齢のせいですね…」と言われてしまいました。
もう諦めるしかないのかな…そんなとき、我が家に届いたのが「THE fu-do(ザ・フード)」の試食品でした。
そして「THE fu-do(ザ・フード)」を食べつづけて二年、愛ブヒは15歳になり、今も元気にお散歩をしています。
今回は、二年前の絶望から今までを包み隠さず、時系列でお話しさせていただきます。
-
【イベントレポ】5,000頭のフレンチブルドッグと7,000人が集まった「フレブルLIVE2024」の全貌!
11/9(土)-10(日)の二日間にわたって開催された『French Bulldog LIVE 2024(フレブルLIVE)』。
今年はのべ5,000頭のフレンチブルドッグと7,000人のフレブルオーナーが集まりました!
day1の司会はフレブルラバーのロッチさん。day2の音楽フェスには世代ど真ん中のPUFFYが出演するなど、例年以上に豪華なラインナップ。
北は北海道、南は鹿児島県から。全国のフレンチブルドッグが一堂に会した「フレブルLIVE2024」の模様を、詳しくお届けです!
最後には2025年の情報もありますので、要チェックでございます!
フレブルLIVE -
【日程発表!】フレブルLIVE2025、やるぜ今年も2days!【11/8(土)-9(日)】
今年で第四回を迎える『French Bulldog LIVE(フレブルLIVE)』。
毎年参加者様が増え、昨年はのべ5,000頭のフレンチブルドッグと7,000人のフレブルオーナーが集まりました!
おかげさまで、2025年も開催が決定! ゆったりお楽しみいただけるよう、今年も2daysでございます。
「フレブルLIVE2025」の開催日と、一日目と二日間の違った楽しみ方を大公開!
フレブルLIVE
特集
-
フレンチブルドッグの性格/基本情報
からだの特徴や性格、歴史など基本的なフレブル情報をご紹介!
-
子犬/はじめてのフレンチブルドッグ
フレブルビギナーの不安を解消!迎える前の心得、揃えておきたいアイテム、自宅環境、接し方などをご紹介
-
フレブル病気辞典
獣医師監修のFrenchBulldogLifeオリジナル病気辞典。愛ブヒを守るための情報満載
-
フレブルライフ ストア
本当にいいものだけを、厳選紹介。FBLの公式オンラインストアです
-
French Bulldog LIVE⚡️2025 (フレブルLIVE)
-
【特集】シン・スキンケア
-
【特集】レジェンドブヒの肖像ー10歳を超えて
10歳オーバーの元気なブヒを取材し、長寿の秘訣を探る。
-
【特集】5歳からのミドルシニアLIFE
ご長寿ブヒをめざすヒントがここに!
-
【特集】編集部厳選!本当に使えるドッグギア
フレブルと暮らす編集部が、自信をもって紹介したいアイテムとは!?
-
【特集】もしものときの名医名鑑
ヘルニアやガンなど、その道の名医たちを独占取材!
-
【特集】永遠の選択。フレンチブルドッグ専用「THE fu-do(ザ・フード)」
-
【特集】わたしは、愛ブヒのリーダーになるのダ。
プロドッグトレーナーが、リーダーになるための秘訣を解説!
-
虹の橋
愛ブヒが虹の橋へ向かう準備をするための場所
-
フレブル里親/保護犬情報
French Bulldog Lifeでは、保護犬を一頭でも多く救うための活動支援をしています。