2022年1月29日3,346 View

犬だってアンチエイジング!「若さを保つために今日からできること」カラダ編

国際的なドッグトレーナーライセンスを取得している大久保羽純さんに、愛ブヒを正しく守り、導き、固い信頼関係を築くための方法を学ぶこの特集。「平均寿命は8歳」なんて言われていた一昔前に比べ、ぐんぐん寿命が伸びているブヒたちのために、今回はいつまでも若々しい体を保つための方法を教えてもらいました!

フレンチブルドッグ,しつけ

未来に向けて、愛ブヒのカラダにできること

フレンチブルドッグ

 

人間に比べ、あっという間にシニアになっていくブヒたち。可愛い愛ブヒには、健康で若々しくいてほしいですよね。

 

しかしフレブルは、高齢になると後ろ足が弱くなりやすいなど、年齢とともに身体に不調が出やすい犬種だと言われます。

 

世界中どの犬も、シニアになることは避けられません!  しかし少しでも快適なシニア生活を送ってもらうために、今からでも出来ることがあります。

 

今回は、愛ブヒの若さを保つために今日からできること・カラダ編を紹介します。

 

いつまでも若くいるために!その1:姿勢良く過ごす

フレンチブルドッグ

Firn/shutterstock

 

まず1つ目は、愛ブヒの姿勢が良い状態を保つことです。

 

皆さんの愛ブヒの姿勢は良いですか? 早速チェックしてみましょう。

 

まず4本足で立った状態の愛ブヒを真横から見てみてください。前のめりになっていませんか? 片方の足に体重が乗っていませんか? 

 

次に歩き方はどうでしょう。散歩で引っ張るブヒなら、歩いている間中首が前に出ていませんか?

 

興奮しがちなブヒなら肩周りの筋肉が固くなっていませんか? 

 

緊張しがちなブヒなら姿勢が後傾していたり、後ろ足が固くピーンとしていませんか? 

 

人間だって、日々を正しい姿勢で過ごすことは難しいもの。私もよく腰を痛めて整体に行き、姿勢が悪いからだと叱られます。

 

姿勢は健康の基本。とはいえ、ほとんどのオーナーさんが「愛ブヒの姿勢なんてよくわからない」とおっしゃいます。

 

でも大丈夫! まずは週に一度、愛ブヒの立った状態の写真と、歩く姿を真横から撮影してみましょう。

 

愛ブヒのお世話をしながら愛ブヒの姿勢を見るのは難しいので、スマホの画面でゆっくり確認するのが大事。

 

半年くらい見続けていると、だんだん愛ブヒの姿勢の良し悪しがわかってきます。

 

また、他のブヒの姿勢にも目を向けると、ますます“見る力”が養われますよ。

 

また、今日からすぐにできることとして、散歩中いつもオーナーさんの同じ側でばかり歩いているなら、反対側も歩いてもらいましょう。

 

それだけでも姿勢のバランスが良くなっていきます。

 

いつまでも若くいるために!その2:持ちネタ(芸)は左右どちらもやる

フレンチブルドッグ

Irina Nedikova/shutterstock

 

2つ目は、芸を左右どちらもやることです。

 

オスワリ、フセなど左右がない芸は良いのですが、お手や、スピン(一周くるんと回る芸)、ごろーん(床に横倒しになる芸)などは、得意な方ばかりでなく左右どちらも練習するようにしましょう。

 

左右がある芸は両側とも教えることで、左右の筋力やバランスを整えられますよ。

 

いつまでも若くいるために!その3:いろいろな材質の上や傾斜を歩く

フレンチブルドッグ

otsphoto/shutterstock

 

3つ目は、いろいろな材質、傾斜を歩くことです。

 

例えば、土、草、砂浜など。違う材質の上を歩くことで体幹を鍛えられます。

 

さらに、足の指で地面をつかむ感覚も得られるので、足の裏や、足指のエクササイズにもなります。

 

フローリングやコンクリートの上だと、足の指は閉じていて、指を使っているようには見えないかもしれません。

 

しかし、砂浜などに行くと、地面をしっかりつかむために、足指を大きく開いて歩く様子が見られます。

 

「こんなに足の指って開くんだ〜! 手みたい!」と感激するオーナーさん多数です。

 

さらに、平坦な道だけでなく、上り坂、下り坂など、散歩道に傾斜のバリエーションを持たせることで、体中の様々な筋肉を使えます。

 

最近ではバランスボールを使ったエクササイズもありますが、見様見真似で怪我をする子も少なくありません。

 

興味があればまずは一度、プロの指導を体験できるクラスに参加してみるといいでしょう。

 

「なかなかそういうクラスがないよ〜」というオーナーさんは、お家にある座布団や、マットレスの上を歩いてもらうことで、安全に、同じようなエクササイズが出来ますよ。

 

いつまでも若くいるために!その4:体中を触る

フレンチブルドッグ

Sergey Med/shutterstock

 

4つ目は、体中に触れること。

 

ドッグマッサージなど、本格的に手法を学んでも良いのでしょうが、まずは日々全身に触れるだけでもOKです。軽く手で触るだけでも、皮膚や筋肉への刺激になります。

 

毎日愛ブヒを触っているつもりでも、結構あるのが“触り残し”。

 

例えば、足の指の間、尻尾の付け根、腕の内側など、どんな小さなスペースも触り残しがないように触れているでしょうか? 

 

オーナーさんが触らない限り、地球上で愛ブヒのその部分に触る人は皆無かもしれません。そんなの、もったいない! 

 

可愛いブヒの全身を愛でて、なでて、アンチエイジングしましょう。

 

さらに、日頃から全身を触る習慣があることで、病気や怪我にもいち早く気づくこともできます。

 

もちろん、触られるのが苦手な部位を無理に触るのは健康によくありませんので、注意しましょう。

 

愛ブヒにいつまでも元気でいてほしいから

フレンチブルドッグ

Job Narinnate/shutterstock

 

若さを保つためにオーナーさんができること・カラダ編を紹介してきました。

 

これらのことを日々やっていけば、若さを保つだけでなく、愛ブヒのとても小さな異変にも気づけるようになるはずです。

 

歩き方がおかしいな。いつもより足が冷たいな。今日はなぜ土の上を歩きたがらないんだろう。あれ、こんなイボあったっけ…など。

 

オーナーさんが少しでもおかしいなと感じたら、それは愛ブヒのカラダからのサイン。

 

ためらうことなく病院に行き、獣医さんから「大丈夫」の言葉をもらって安心するようにしましょう。

 

獣医さんに定期的な健康診断をお願いするのはもちろんのことですが、毎日の健康診断は、オーナーさんの最重要課題。

 

日々、愛ブヒのボディをパトロールして、その若さと笑顔を保ってくださいね。

 

PERRO株式会社 代表取締役 大久保羽純

PERRO株式会社 代表取締役

SUNNY Dog Training Partner代表 大久保羽純

米国CCPDT認定CPDT-KAライセンス所持プロドッグトレーナー

日本とニュージーランドでトレーニングを学び、現在は東京で「犬と人の心をつなぐトレーニング」を広めている。「Happy Dog Training for LOVE & PEACE」をモットーに、しつけ方教室を始め、各種ドッグイベント開催、企業のコンサルティング、行政からの講演依頼、保護活動への協力、東京都動物愛護推進員など、日々犬と人の暮らしを楽しいものにする活動を行っている。

 

 

 

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