暗いニュースはペットの健康に影響する?我が子と一緒に幸せに暮らすための方法
再び東日本を大きく揺るがした先日の大きな地震、日に日に戦況が悪化するウクライナの状況、いまだ収束とは程遠い新型コロナウイルス…。TVをはじめ、メディアが報道するニュースは暗い話題ばかりで、中には見るに耐えがたい映像が目に飛び込んでくることも。そんな時に感じるのは悲しさや怒り、無力感などマイナスの感情ばかり。こんな状態が続くと人間ってストレスを感じ、世間で“ストレス疲労”とも呼ばれる倦怠感に襲われます。フレブルもそうですが、ストレスって病の元凶。いつも一緒にいる愛ブヒに心配をかけないためにも、こんな時こそフレブルの癒しパワーを借りましょう。
時に、報道に耳を塞ぐことも大切。
11年前の津波の映像を見ると動悸がするといった声は今もよく耳にします。
英国の心理学者であるディヴィ・グラハム博士いわく、ショッキングな映像や暴力的な報道、ネガティブなニュースを見続けることで心理的影響を受けるそう。
その影響からストレスや不安、抑うつ状態が増大し、ともすればPTSDの発症にも起因するのだとか。
もし自分がそういう状態になってしまったら、まず影響を受けるのはアナタを100%頼りにしている愛ブヒです。
それでなくとも彼らはオーナーの様子をよく見ているので、こちらが笑顔なら楽しい気分に、反対にマイナスな感情でいれば同じように落ち込んでしまう生き物。
もちろんどんな時でも笑顔で前向きに! なんてことはとても無理でも、もし今自分自身が目にする報道に少し疲れ気味なら、思い切って情報を遮断してみて。
TVを消し、ネットサーフィンやSNSもちょっと休憩。
そして大事な愛ブヒをぎゅっと抱きしめ、思う存分そのまあるい存在に癒されてください。
私たちには天変地異や戦争を止める力はなくとも、入ってくる情報を止めることはできます。
心が落ち着くまでは「しんどい」と感じる報道をシャットアウトすること、これってメンタルヘルスを守るためにはとても有効なことなのです。
犬の癒し効果は互いにWin-Win
犬が人にもたらしてくれる癒し効果はすでに科学的にも証明されていますよね。
彼らとの日常を過ごすことは私たちの心身にとってとても良い影響があるのです。
例えばお散歩で季節の風を感じることや犬友とお喋りすることは心に効くし、愛ブヒの世話をするために朝ちゃんと起きて規則正しい生活を送ることは体の健康に効果的。
そうやって愛ブヒと寄り添って暮らすことはアナタだけでなくフレブルにとっても喜びが多い日常になるため、お互いに与えあっている関係といえるでしょう。
世相が暗い時って、意図せずとも入ってくるニュースから私たちもなんらかのダメージを受けている状態で、自分で思っているより心は疲れているのかもしれません。
そしてその疲れは無意識のうちに言動の端々に現れ出て、愛ブヒを困惑させてしまっているかも。
自分では大丈夫だと思っていても、ふとした瞬間にズーンと気持ちが落ち込んだり、理由なく涙が溢れてしまうことがあるなら要注意。
それは心からのヘルプサインなので、そんな時はいつも以上に愛ブヒと触れ合い、ゆっくりと休息をとってくださいね。
今の自分にできることをする。
今世界で起きていることに対し、私たちができるアクションは限られています。
暗いニュースに心が削られる人はきっと優しい人だから、起きている事象に対し自分が何もできないことに対してのストレスを感じているかもしれませんね。
ただ、できることはゼロではありません。最も手近なのは国際的な支援団体への寄付や募金。
ことウクライナに関しては大手企業がどんどん支援に乗り出しているので、自分が信頼を置く企業の支援に協力するのも良いでしょう。
一方東北の地震に対しては、すぐに飲料水や電池・生活必需品を必要とする方に物資が行き渡るよう、もし急を要していないのなら、大手ネット通販サイトでの買い溜めは控える。
また、引き続き宮城や福島といった被災地の物産品を選んで購入するなど、できることを持続し続けることが良いのではないでしょうか。
そんな小さなことで? と思うかもしれませんが、ひとつひとつは小さくともそれを多くの人がやることで大きなうねりとなるのです。
本当にここ最近のニュースは目を背けたくなることが多いけれど、きっとまたみんなで笑い合える日がやって来る。
そう信じて一歩ずつでも未来へ歩いていきましょう。
思いをひとつにする者同士が手を取り合って進めば、そこに道は拓けると思うのです。
おわりに
筆者を含め、周囲でも今の世界を取り巻く状況に少しお疲れ気味の方が多いようです。
こうしている今も同じ空の下で誰かが血や涙を流している現実は、今のところすぐには変えられません。
でも私たちが変えられることもあり、それは私たち自身の“気持ちの持ち方”です。
自分にできることをし、愛ブヒにいつもと変わらず愛を注ぐ。
必要があれば辛いニュースはしばらく目や耳に入れないようにし、自分の心をリセットしてくださいね。
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