【開店2日目:スナックふれぶる】ふたりの編集長が、あなたの悩みにお答えします。ードッグランで上手に遊べない・人生を変えたものー
愛ブヒが寝静まった深夜…フレンチブルドッグと関わる人々だけが入店できる飲み屋がある。それが『スナックふれぶる』。
ママはBUHI編集長小西、チーママはFBL編集長チカ。およそ15年間フレンチブルドッグと向き合ってきたふたりが、誰にもいえないあなたの悩みにお答えします。
まん防もあけて、ひさびさの開店。
ここはまだまだ新しいお店、本日開店2日目です。
ーあら、いらっしゃい。今日は何を飲まれます?
【開店2日目】あなたのお悩みに答える『スナックふれぶる』OPEN
チカ:
さて小西さん。スナックふれぶる、まん防も明けたことですし久々開店しちゃいましょうか。
今回で2回目ですって、遅っ(笑)。
小西:
ふふふ。ずいぶんお悩みも溜まっていますしね。
今回もぼくらなりの答えを違う視点からお話していく、という感じでいきましょう。
だってぼくらはドッグトレーナーでも獣医師でもないわけだから。
チカ:
そうですね。飼い主目線というか、むしろ犬目線でお届けできればと思っています。
ではさっそく、ひとり目のお悩みはこちらです!
1人目のお客様:愛ブヒがドッグランで上手に遊べない
お悩み:40代 女性 [P.N.]こむぎママ
うちの子は人間好きで人懐っこいのですが、他のワンちゃんと仲良く遊べません。
ドッグラン等で皆と仲良く遊んでほしいのですが、他の子の顔や足にガブガブいっちゃいます(汗)。
ターゲットを決めるとしつこく追いまわします。
他の子に怪我でもさせたらと思うとヒヤヒヤしてリードを外せません。
噛みつき防止のマスクを着ける時もあるのですが、可哀想で…。
思い切り走らせてあげたいのですが、改善するのは難しいでしょうか?
チカ:
ドッグランでうまく他の子と遊べないお悩みがけっこうありました!
これは小西さんも私も「だったらドッグラン行かなくて良くない!?」って考える派ですよね(笑)。
小西:
フレブルは人懐っこいのに犬はダメ、というのが多いですねえ。
そう、もちろん、といってもいいけれど、ドッグラン行かないでください(笑)。
みんなと仲良くしたい気持ちは理解できますが、共感はできないのです。
チカ:
ビシッと! いいですね〜(笑)。
前にも言いましたけど、ドッグラン好きは人間に例えるとクラブとかワイワイ飲むのが好きなパリピ。
本でも読みながらひとり酒を好む人もいるわけで。
どちらが良い悪いではなく、まさに共感できない領域ですよね。
「思いっきり走らせたい!」と思うなら、時間で貸し切りできるドッグランとかもありますよね。うちはそうしています。
小西:
まさに。
思いきり走らせたいなら、大きな川の土手などおすすめ。
ロングリードを使って、自分も走る走る走る(笑)。
愛ブヒも走りながら、ちらっとこっちを向いてくれたりして楽しいですよ。
「改善するのは難しいでしょうか?」ということですが、改善という言葉自体を疑ったほうがよいです。
自分の思うとおりにしたいことが、改善と言えるのかどうか。
チカ:
ロングリードを持って人がいない場所を見つけられれば、そこはもうドッグランですよね。
あとは広いドッグランがある宿とかもオススメですよ。最近は貸別荘が増えていて、リーズナブルに泊まれる宿が増えているんですよ。
北軽井沢とか千葉あたりが特にアツイですね。
改善を試みる前に愛犬を尊重してあげたいなぁと思います。あとはみんなと同じを求めないこと。オーナーさんの考え方を少し変えるだけで見えてくることがありますから。
小西:
ね!
犬の気持ちを考えるのではなく、犬の気持ちになってみるのがいいです。
飼い主さんにはそういう想像力をもってほしい!
チカ:
ですね!
私たちも違った目線から『いぬのきもち』って本でも出しますか(笑)!
小西:
ははは。それはいい(笑)!
2人目のお客様:人生を変えたものを教えてください(フレブル以外で)
お悩み:50代 女性 [P.N.]フレンチブルドッグは世界を平和にする生き物だと信じるもの
私はBUHIの表紙にある【人生でフレンチブルドッグに出会えた強運なあなたへ】という言葉が大好きです。
皆さまは、その強運の最高レベルのお方だと思っています。
そこで質問です。
「〇〇のお陰で人生が変わった!」
というものはありますか?
もちろんフレンチブルドッグ以外で教えて頂きたいです。
チカ:
本題の前に、このP.N.すごくないですか!?
「生き物」って言い切るんじゃなくて「信じるもの」って付け足すところ、“遠慮しぃな人“なのかなぁとか想像しちゃいました(笑)。
小西:
信じる、というのはある意味で自分の意思表明なので、いちがいに遠慮がちな人かどうかはわからないけれども(笑)。
ただ、フレンチブルドッグにたいしての大好きぶりは伝わりますねー。
チカ:
このまま「信じるとは」ってお題で朝までいけそう(笑)。でもアツイ思いは伝わってきますよね。
フレブル以外で人生を変えたものかー。小西さんあります!?
小西:
たくさんあるんだけどね!
まず言葉ありき、で生きてきたので、その言葉を与えてくれる本や人、という感じ。
チカ:
なるほど!
小西さんといえば「言葉」ですもんね。
中でも印象に残ってるセンテンスはありますか?
本でも誰かの発言でも。
小西:
映画にしましょうか。
『山猫』というイタリア・フランス合作の古い映画。
「変わらずに生きてゆくためには、自分が変わらねばならない」
逆説的、というよりもいまこの時代において「必要な」言葉だなあ、と。
映画自体はまさに滅びゆく貴族の美学、という感じなのだけれど。
チカ:
イタリア・フランスの合作、しかも古い…なんとオシャレな。すみません、知らねー(笑)!
でも「変わらずに生きてゆくためには、自分が変わらねばならない」って言葉はステキ。
ちょっと編集者の血が騒いで恐縮ですが、初めてこの言葉を聞いた時どんな状況に陥ってて、どう救われたのでしょう!?
あるいは何年か経って、ふとこの言葉がフラッシュバックしたとか。
小西:
うん、救われたというよりも、腑に落ちた、ということです。
生きていくためには「指針」のようなものが必要で、そこには犬たちのことも含まれている。
どう生きたいか、を強くする言葉だった、ということです。
チカ:
なるほど。「どう生きたいか」って改めて考える時間て大切ですよね。犬のことも含めて。
いろんなことを「いいなぁ〜」って羨ましがる人がいるけど、ちょっと調べれば簡単に出来ちゃうことってありますし。
たとえば2拠点生活とか、別荘を持つって金持ちみたいなイメージですけど、空家バンクとか使えば月1-2万で借りられる家もあるわけで。
理想をそのまま終わらせるのではなく、まずは調べて実現させようとしてみる。これって犬との暮らしでも大切なことですよね。
小西:
ほんとうにそうです。
かんたんなことだと思うんだけどね。だって、自分がどうしたいか、だから。
チカちゃんは人生を変えたなにか、みたいなものはある?
チカ:
わたしは「お笑い」ですね。小学校低学年の頃から、いろんな人の漫才を暗記しちゃうくらい好きでした。
朝漫才を見て学校へ行って、寝る前に見ての繰り返し(笑)。たまにライブへ行ったりして。
成長するにつれて芸人さんの生き方や考え方みたいなものに刺激を受けるようになって、わかりやすいのが「コンプレックスは笑いに変える」とか。
このおかげで悩まない性格になったし、自分なりの人付き合いも確立されたので、ある意味「お笑い=親」だと思っています(笑)。
小西:
いい話…。
笑いこそがシリアスをぶっとばすのは間違いなくて、犬と暮らすことだってまさに笑いの連続だしね。
チカ:
いやーほんとに、そのおかげで愛犬の介護や旅立ちも乗り越えられた気がしますしね。結果論ですけど。
悲しみと笑いは表裏一体と言いますし、どんな状況の中にも一筋の笑い(笑顔)ってあると思うんですよね。
もちろん笑ってる場合じゃないってのはあるけど、「必死に見つけようとする、笑おうとする」ってのが生きることなんだと。わたしはそう思います。
話しが大きくなりすぎてめちゃくちゃ恥ずかしいですが…(笑)。
小西:
うんうん。泣き笑いって言葉があるでしょ。
あのメンタル、すごく好きだな。
笑っちゃうけど泣く、泣いちゃうけど笑う。
いいなーと思います!
チカ:
ちょっと最後は話しが膨らみすぎましたけど、これぞ飲み屋ですよね(笑)。
小西:
ほんとほんと。
「スナックふれぶる」のリアル店舗もいつか実現したいよね。
そのときまで首を長くしてお待ちください(笑)。
まだまだ『お悩み募集』しています!
『スナックふれぶる』は、お客様(読者様)といっしょに作り上げていく飲み屋。
みなさまがいなくては、お店をオープンすることができません…。
お悩みやご質問、ご意見などなど。どんどんお待ちしております!
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