2022年5月13日1,714 View

かかりつけ獣医はこうやって選ぶ!愛犬の健康を守るために見極めたいポイントとは?

春から初夏にかけては、狂犬病の予防接種やフィラリア薬開始の時期ということもあり、普段あまり病院にお世話にならない子も動物病院へ足を運ぶことが多い時期ですよね。普段から頻繁に通院しているフレブルはともかく、動物病院へ行くのは年数回という子なら獣医さんに診てもらう機会は健康管理をする上で大きなチャンス。ついでに、というと少し聞こえが悪いけれど、予防治療に加えて簡単な健康診断をお願いしたり、気になっているフードやサプリについて質問してみてはいかがでしょう?

身近な動物のプロってやっぱり先生。

フレンチブルドッグ,健康,獣医師

bozsja/shutterstock

私たちオーナーは、我が子に何かがあった時、SNSやブヒ仲間からの口コミを駆使して“愛ブヒのためにベストだと思うもの”を吟味するのが定番ですよね。

 

でも、果たしてうちの子に合うかどうかというのは実際に試してみないとわからないところ。

 

筆者も、SNSで知った食いつき抜群かつ高品質のフードを取り入れ、それをかかりつけの先生に話したら「うーん、良いフードですがカロリーが高めなのでこの子には不向きです(獣医師心の声 ダイエットしてって言ったよね?)」と言われた経験があります。

フレンチブルドッグ,健康,獣医師

Antares_NS/shutterstock

「不向きなんかーい」と突っ込み、確かにモノは良くとも合わないものもあるんだなと実感しました。

 

そういえば女性にとって身近なコスメだって、バズっていたりランキング1位の商品がもれなく自分の肌に合うわけではないですよね。

 

そう思えばブヒそれぞれの体質に合う中で良いもの探す、というのは結構難題。

フレンチブルドッグ,健康,獣医師

Kanyshev Andrey/shutterstock

じゃあその難題をいかにクリアするかといえば、そこはやはり動物のプロである獣医さんの出番。

 

日々の運動量や性格、便の状態などを伝え、かつ血液検査の結果などと照らし合わせて「どんなフードがこの子に合いますか?」と聞いてみること。

 

例えば魚由来のフードだったりアレルギーが出にくい食材を用いたものなど、愛ブヒの体に何が不足し負担にならないかを、医師の目線で教えてくれるはず。

フレンチブルドッグ,健康,獣医師

Pichukova Ekaterina/shutterstock

獣医さんって最も身近な動物のプロなので、せっかくお話する機会があるのなら気になることを聞かないと、むしろもったいないと思うのです。

 

だからこそ、話しやすい先生を探す。

フレンチブルドッグ,健康,獣医師

Hryshchyshen Serhii/shutterstock

大抵どの子にもかかりつけの獣医さんがいるものですが、アナタのブヒの主治医はどの程度話しやすいでしょうか?

 

ちなみに筆者は同世代の先生に愛ブヒをお任せしているのですが、ここでのポイントは話しやすさ。

 

オーナーと先生の年齢が近いと気負わず話せるというか、親しみやすい感じがします。

フレンチブルドッグ,健康,獣医師

Andy Gin/shutterstock

権威ある先生で話しかけにくかったり、すごく多忙で診察以外のお話をする余裕がなさそうだと質問や疑問があってもなかなか尋ねづらいもの。

 

世間話とまでは言わないけれど、愛ブヒの体調や好みの変化といった些細なことでも気軽に聞ける先生であることが望ましいのです。

 

そういった会話の中で、生活面での注意や季節ごとの健康管理の仕方を教えてもらうと自分の知識も増えるし、何よりうちの子に合った体調管理方法も見えてくるはず。

フレンチブルドッグ,健康,獣医師

technomolly/shutterstock

主治医となる獣医さんを選ぶ際のポイントは、その先生が有名かどうかよりも“オーナーさん自身と”しっかりコミュニケーションが取れるかどうか。

 

一般的に、もし何か大きな病気が見つかった場合はかかりつけ医から大きな病院の専門医を紹介してもらうのが定番。

 

ですから、いつも診てもらう先生は質問しやすくコミュニケーションがとりやすい方であることが理想なのです。

 

薬やサプリについても質問を。

フレンチブルドッグ,健康,獣医師

Lee waranyu/shutterstock

私たち人間界では「ジェネリック薬」はとても耳慣れた存在です。

 

ジェネリック薬とは『後発医薬品』のことで、先に発売された『先発医薬品』の独占的販売期間終了後に発売され、同じ有効成分で効能や効果、用法などが同一とされるもの。

 

すでに完成された薬ゆえ先発医薬品より研究開発費が抑えられるため低価格なので、お薬をもらう際にはジェネリックを希望する人も多いでしょう。

フレンチブルドッグ,健康,獣医師

SM-BG/shutterstock

実は動物医療の分野でもジェネリック医薬品が増えており、例えばフィラリア予防薬やノミ・ダニ駆除薬にもジェネリック製品があるのです。

 

また、多くの動物病院で取り扱われ、関節や皮膚、認知機能の健康をサポートするサプリメント『アンチノール』にも同じくジェネリック薬があります。

 

愛ブヒの医療費って継続するほどに金銭的負担が大きくなるものなので、もし気になる医薬品があればジェネリック製品の有無を先生に聞いてみましょう。

フレンチブルドッグ,健康,獣医師

Patryk Kosmider/shutterstock

ここで言う“良い先生”というのは、治療方針はもちろんですが、治療費や医薬品に対してもオーナーさんの希望をしっかり検討してくれる先生のこと。

 

あらゆる面で、愛ブヒとオーナーにより負担が少ない選択肢を提示してくれるかどうかも、信頼のおける先生かどうかを見極めるひとつのポイントなんですよ。

 

おわりに

フレンチブルドッグ,健康,獣医師

Todorean-Gabriel/shutterstock

犬に対する知識を持つ人の中でも、一番身近な動物のプロといえば獣医さん。

 

健康のことはもちろんですが、しつけや気になる癖、基本のケア方法など、疑問に思うことを教えてもらうにはかかりつけ医に尋ねるのが最適です。

 

逆に言えば、そういうことを聞きづらい先生はオーナーさんとの相性がイマイチという可能性もあるので、愛ブヒのためにも、話やすく信頼できる先生を見つけてあげてくださいね。

 

こちらの記事も合わせてチェックしてみてくださいね。

サプリは子犬期から飲ませるもの?どのタイミングでどう選ぶか『始め方』に関する疑問に迫る!

いいなと思ったらシェア

おすすめ記事

特集

特集一覧