2022年7月24日3,282 View

子どもだけでの犬の散歩は『絶対NG!』必ず“大人同伴”でしなければならない危険な理由

世の中のキッズはもう夏休みだそうです。いいなあ〜。かき氷にスイカ、プール後の昼寝やラジオ体操…なんて思い出にふける中年ですが、この時期になるとハラハラするのが「子どもだけでのお散歩」。きっと中には夏休み中のお手伝いとして愛犬のお散歩係に任命されるなんてこともあるのでしょう。けれども、実はそれって結構危険なんですよ。

暑い時間帯に、つい公園遊びに熱中。

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Olga Krivokoneva Photo/shutterstock

気温が30度を超えるような日の暑い時間帯に犬は外に出さない。

 

これ、フレブルはもちろんのこと、今や全犬共通のお約束です。

 

熱中症やアスファルトでの火傷など、自ら身を守る術を知らないワンコにとってはそれこそ危険がいっぱい。

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Tienuskin/shutterstock

だからなのでしょう、きっと「暑くなる前にお散歩に行ってきて」なんて言われるのか、夏休み時期になると朝の時間帯に小学生くらいの子が愛犬を散歩させている光景をよく見かけます。

 

そして散歩コースの公園で友達に遭遇し、テンションが上がってそのまま一緒に遊び始めちゃう子もいるのです。

 

その間、ジリジリと上がる気温の中で、愛犬はリードを遊具に繋がれたままの状態で待たされています。

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Tienuskin/shutterstock

自分が幼かった頃を思い返してもそうだったけれど、子どもって一度夢中になると時間を忘れがちな生き物。

 

特にゲームなんかをやっているとそれに集中しちゃって、暑さも時間も、ついでに愛犬の存在も脳の隅っこに追いやりがち。

 

子どもに遊ぶなというのも難しいので、お散歩にはしっかり子どもと愛犬を見守れる大人が一緒に行くこと。

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Kamil Zajaczkowski/shutterstock

それでなくとも力の強いフレブルの場合、小学生年齢の子どもの力だけではコントロールしきれず、犬にとっても子どもにとっても危険な状況になりかねないのです。

 

装備、もしかしてそれだけ?

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MR.SOMKIAT BOONSING/shutterstock

寝起きで慌てて出てきたのか、はたまたいつもそういう感じで散歩させているのか、やけに軽装。

 

というか手に持っているのは愛犬を繋ぐリードのみ、という子どもをわりと目にします。

 

水は? マナー袋は? と思わず探しちゃうことも。

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Serhii Bobyk/shutterstock

愛ブヒを散歩させる時、大抵の場合は水やマナー袋といったお散歩グッズ一式が入ったバッグを持つのが一般的。

 

マナー袋はポッケに入っているのかもしれませんが、最近は道路におしっこしたら水をかけるのがマナーとなっていたりする(厳しいエリアでは野外でトイレシーツを使うなんてケースも)ので、見ているとちょっと心配に。

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Aleksei Andreev/shutterstock

そして実際に、愛犬が道端にウンチをしても拾わない子もいて、見かけたら注意をするのですが、聞こえないふりでサーっとその場から立ち去る子も(大人でもいるけどね!)。

 

もちろんしっかりお散歩バッグを持って抜群のマナーで散歩させているキッズもいるから、一概に子どものマナーが悪いだなんて思いません。

 

けれど、親がいくら教えていても、人目がない場所なら面倒だしまあ良いかと思っちゃうこともあるのだろうと思うのです。

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けれどね、そういうのって結局誰かが見ているし、特に他のワンコオーナーさんは愛犬家の一員として目を光らせています。

 

あそこのお家、ウンチ拾わないのよなんて言われないよう、お散歩の基本マナーは大人が責任を持って教えましょう。

 

そのスマホ、一旦置こうか?

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audiznam260921/shutterstock

小学生の子に愛ブヒのお散歩を任せるのはパワー的にも無理がありますが、中学生ともなれば愛犬のお散歩くらいは余裕です。

 

ええ、パワーは大丈夫。けれどももっと危険な散歩風景をよく見かけます。

 

それはね、スマホ。

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中学生ともなるとみんなスマホを持っているのか、とにかく散歩中でも手にしたスマホから一切目を離さずに歩いているのです。

 

その間足元を歩く愛犬を見ることはほぼなく、拾い食いしていたり前から自転車が走ってきても気づかないことも。

 

これも完全に人によるのだけれど、ファミリーでフレブルと暮らしていると、日々のお世話をするのはお父さんやお母さんというお家が多いんですよね。

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子どもたちは学校や習い事、部活なんかで忙しく、普段お散歩に行っていない場合は散歩コースでの注意ポイントなども当然わからないはず。

 

家族の一員である犬への愛情はあっても、日頃お散歩をしていないと散歩時に気をつけるべき視点がないのです。

 

そしてちょうど思春期にあたる世代の子は、他のワンコオーナーと挨拶を交わすのが面倒なのか、犬同士が互いに挨拶をしたいというサインを出していても無理に引っ張って他の道へ行くことが多々あります。

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そういう気持ち、思春期を経験した身としてはわかるんだけども、やっぱり散歩は犬が主役。

 

愛ブヒにとって逆にストレスにならないようにお散歩のルールをご家庭でしっかり決め、お散歩中は危険から愛犬を守るという意識を徹底して共有しておきましょう。

 

おわりに

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Nannycz/shutterstock

ちびっ子だけのお散歩、実はフレブルよりも小型犬でよく見ます。

 

小型犬なら力も弱いし安心だろうと親御さんは任せるのでしょうけれど、見ていると本当にハラハラするシーンが頻発。

 

最近はフレブルでも小型体型のブヒが多く、体が小さいから大丈夫だろうと子どもに散歩をお願いすることがあるかもしれません。

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Kseniia Kolesnikova/shutterstock

けれどいくら小さめとはいえフレブルはやっぱりパワフル。

 

子どもの力で制御できないことも多いので、お散歩には大人が付き添ってあげてくださいね。

 

こちらの記事も合わせてチェックしてみてくださいね。

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