2022年11月16日4,862 View

【共感】絶対通じてる、話せてる。飼い主が愛ブヒとの絆を実感する瞬間。

一緒に過ごす時間が長くなるとお互いの考えがわかるようになる、これは何も好意を抱く人間同士の間だけに起こるとは限りません。いやむしろ、相手が言葉を話さない分だけこちらがその真意を押し図ろうと観察をし、より知りたい、理解したいと願う存在を相手にしてこそその効果を発揮するもの。きっとみなさんもあると思うんです、愛ブヒとの絆を再確認したり、これってもはや言葉を使わない会話だなって感じることが。

ピンチなウンチの時は絶対にわかる謎

フレンチブルドッグ,絆,オーナー愛

Rachata Teyparsit/shutterstock

 

愛ブヒとの絆だなんてロマンティックな表現をしておいて恐縮ですが、筆者がここ最近で一番強く「絆」を感じたのはウンチに関して。

 

あ、なんかごめんなさい、もっと良い話を思い出そうとしましたが無理でした。

 

さて、筆者宅のフレブルは基本ウンチはどこでもできるタイプで、雨の日などお散歩に行けない日はトイレシートから決まって30cm横に外した床の上にしれっとブツを投下いたします。

フレンチブルドッグ,絆,オーナー愛

HarryKiiM Stock/shutterstock

 

しかしそれはノーマルなウンチの場合で、なぜ出す前からブツの状態がわかるのかは不明なのですが、やや緩めだったり水っぽいウンチをする際は必ず「我輩を外に連れてゆくのだ、それも可及的速やかに」と訴えてくるのです。

 

実際に言っているわけではなくとも、間違いなくそう言っていると確信できます。

 

その時はスッと筆者の横に来て真剣な顔で目を合わせ、次にトイレシートの方向をチラ見した後に玄関を見る。

フレンチブルドッグ,絆,オーナー愛

Stepan Khadzhi/shutterstock

 

この一連の行動こそ彼の「ヤバめのブツが出そうだから外に連れ出せ」のアピールであり、その思いは完全に共有できるのです。

 

そうして散歩に出るや否や小走りで草むらを目指す愛ブヒ。

 

やはり投下したのは緩めのソレで、すっきりしたらそそくさと家路へ。

 フレンチブルドッグ,絆,オーナー愛

Stefan-Holm/shutterstock

 

家でも外でも片付けるのは同じことですが、きっと彼なりに自宅で緩めのブツをしちゃうと床掃除が大変だろう、なんて考えてくれてのことなのかも。

 

ちょっと待て、それなら最初からシートの上でしてくれよ。と思いつつ、これって完全に会話だと思うんですよね。

 

双方向でわかりあえる喜び

 フレンチブルドッグ,絆,オーナー愛

Dmitriy Simakov/shutterstock

 

犬が人間の気持ちを読み取り共感できることはすでに知られていますが、我が相棒は私が悲しそうにしていてもスルーし、風邪で寝込んでいても散歩を要求と結構ドライ。

 

なお散歩大好きゆえに気候の良い時期は1時間では物足りず、もうかれこれ散歩に出て2時間が経とうとしている、なんてこともあります。

 

家に帰ろうと促すと道端に座り込み、というか寝そべって拒否。

 フレンチブルドッグ,絆,オーナー愛

Kittibowornphatnon/shutterstock

 

拒否シバならぬ拒否ブヒを発動し、なだめすかしながらほうほうの体でようやく家路に着くのです。

 

ただ、どんなに拒否っていても彼がスッと立ち上がる魔法の言葉があります。

 

それは「おかーさんもうトイレ我慢できない」というもの。

 

あれ、なんだか書いていて情けなくなりました。

 フレンチブルドッグ,絆,オーナー愛

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しかし切羽詰まった私の表情と声色を察知するのか、流石にミドルシニア年齢の女性に外でお漏らしさせるのはマズイと思うのか、今までの拒否が嘘のように速やかにその場を後にして家へと歩き出します。

 

こうして改めて文字にすると、私と愛ブヒの絆や会話の要は「トイレ」なのか…と茫然としますが、ちゃんと伝わっているってことは実感できる。

 フレンチブルドッグ,絆,オーナー愛

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なお米粒ほどもない名誉のために申し添えておくと、もちろん他にも分かり合えるシーンは多々あります。

 

特に休日遊びに出かける時などは、朝の散歩中に「今日はみんなで出かけるよ」のひと声でぴょんぴょん跳ね歩きながら大急ぎで家に帰ろうとするんです。

 

あ、こっちのエピソードをメインにすればよかったんか!

 

年月を経て、もっと饒舌に

フレンチブルドッグ,絆,オーナー愛

OlgaOvcharenko/shutterstock

 

ご紹介した例はいずれもややアレではございましたが、フレブルとこうして会話するために必要なのはやはり過ごした年月。

 

パピーの頃は「なんでこうも伝わらぬのか」と枕を涙で濡らした夜も数知れずでした。

 

けれど共に過ごす時間が長くなるにつれて人と犬という種族を超えた阿吽の呼吸が生まれ、何を考え感じているかがわかるようになるのです。

フレンチブルドッグ,絆,オーナー愛

Tienuskin/shutterstock

 

とても不思議なことだけど、これが積み重ねるということなのかとも思います。

 

その中にはかけた言葉の数も当然含まれていて、多く話しかけるほど彼らブヒは言葉を理解するように。

 

その時のちょっとしたコツですが、語りかける言葉はいつも同じ表現で、短く、リズムをつけること。

フレンチブルドッグ,絆,オーナー愛

bozsja/shutterstock

 

「お散歩」「おやつ」など好きな言葉はすぐ覚えるように、犬にとって理解しやすいのは短く好きなことに関連する単語。

 

たくさん話しかけるうちに単語に連なる言葉も覚え始め、いつしか会話が成立するようになるのです。

 

そうなればいつの日にか「言葉」という存在を超越し、まるでテレパシーのようにお互いの気持ちが分かり合える日が来るのではないのかな。

 

おわりに

フレンチブルドッグ,絆,オーナー愛

Strong Pictures/shutterstock

 

巷では犬語を翻訳するアプリなど便利なものも出回っていますね。

 

だけど長く一緒に時間を過ごした愛ブヒの場合、もしかしたらアプリなどの文明の利器を借りなくとも会話は成立する。心からそう思うんです。

 

けれどもそこまで行くには、たくさんの愛を込めた言葉をかける必要がある。

 

だからこそ、きっとそれが絆になるのでしょう。

 

 

こちらの記事も合わせてチェックしてみてくださいね。

【フレブル人間説】飼い主がそう感じる瞬間アレコレ。本当に犬か?

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