ブヒオーナーにミニマリストは無理?それでもすっきり暮らす工夫あれこれ。
ミニマリストという言葉がすっかり定着し、必要最小限のものだけで身軽に暮らす人も増えてきました。けれど自分や周囲のブヒオーナーを見渡してみれば、フレブルオーナーはミニマリストの反対であるマキシマリスト派が多数なように感じます。マキシマリストとは好きなものや大切なものに囲まれて暮らすことに幸福感を感じる人のことで、これはこれでとても素敵な生き方だと思うのです。
ブヒオーナーにシンプルは無理?
ペットと暮らしていると必然的に荷物が増えます。
お散歩グッズに防寒着やペットベッドなど人間の子供と変わらないくらいの物が必要になるし、とりわけフレブルグッズに目がなくブヒ服も大好き! というオーナーさんであれば自宅には大量のブヒ関連アイテムが置かれているはず。
けれどもフレブルオーナーさんのインテリアを拝見していつも思うのは、とてもオシャレに整えられている点。
きっとこだわり屋さんが多いブヒオーナーのことだから、インテリアも妥協せず好みのテイストで統一しているのでしょう。
生き物と暮らす場合、それが人であれ犬であれ、どうしたって必要最低限の物量は増加します。
だからトランクひとつでどこへでも行けるようなミニマリストを目指すのは難しいけれど、好きな物や思い入れのある物に囲まれて暮らすってすごく幸せなこと。
ただし、ブヒオーナーだからこそ物を増やすことに対して気をつけるべきことがあるのです。
とかくフレブルは誤飲が多い犬種。
実際に1度のみならず誤飲による開腹手術を複数回受けているブヒもいるし、筆者の愛ブヒも過去に大きなガムのオヤツを丸ごと飲み込んで大焦りした記憶があります。
自宅内でこういった誤飲が起こるのは、フレブルが届く場所に物があるから。
つまり物は多くとも片付いていなければブヒには危険。
そのためアナタがマキシマリストならば、物の数が多くても整った暮らしをする、というのが理想なのです。
物が多いなら、収納にひと工夫
収納には2通りあり、それは「隠す収納」と「見せる収納」。
おしゃれな暮らしをするフレブルオーナーさんの多くは、この両方の収納がとても上手です。
一見してマキシマリストだとわかるライフスタイルなのにまとまりがあるのはどうして? とよくよく観察してみると、床面やソファー、さらにはテーブルの上がすっきりと片付いていることに気づきます。
数々のお気に入り雑貨たちはガラスケースに入れられていたり、壁面を利用してギャラリーのように飾られていて、直接ブヒの口や手が届かない場所に配置。
それもシーズンごとに飾る中身を入れ替えるなど、全部を並べるのではなく、季節感やテイストを合わせ一定期間で「飾るもの(見せるもの)」を入れ替えています。
だから春には春らしいインテリアになり、色々な物を飾っていても統一感が出るため雑多な印象にならないのでしょう。
これはショップのディスプレイと同じロジック。
その時期に飾らない物は「隠す収納」で見えない場所に仕舞っておき、季節や気分の変化で入れ替える。
こうすることで定期的に持っている物の見直しもでき、それが不要な品かどうかの判断もつきます。
マキシマリストだから部屋が散らかる、というのは嘘で、きちんと物の管理ができるマキシマリストは断捨離マスターでもあったりします。
というのも、根っこには「好きな物だけに囲まれる」というのがあるから。
物が溜まるのは「仕舞い込んで忘れている・出番のないもの」が多い状態。定期的な見直しで要不要を見極め、お気に入りだけを残していくことが素敵なマキシマリストライフの真髄なのです。
愛ブヒの必需品は“見せる“を意識
ブヒが誤飲しそうだったり躓いて怪我しそうな物を床やソファーから取り除く。
これだけで見た目の印象はすっきりするけれど、常に出しっぱなしにしておきたい愛ブヒの必需品って結構ありますよね。
代表的なのがウォーターボウルや室内用トイレ、それに散歩用リードやハーネスなんかも日に数回使用するため出しっぱなしにしがち。
特に飲料水やトイレはいちいち片付けたりできません。
ならば、出しっぱなしの物に関してはとことん好みのデザインを探すこと。
ウォーターボウルは多少高価でも実用的な美術品と考え、目に入るたびにニンマリしちゃうものを選んで。
ペットトイレも最近はモダンなものが数多く販売されているし、トイレゾーンをティピーテントで目隠しするなどのアイデアを実践するのもおすすめです。
散歩用品はおしゃれなバスケットに入れるか壁面にバランスよく掛けて見せる収納にするのもいいし、サイズアウトしたものの思い入れがあり捨てられない洋服は額装して壁に飾るのも素敵。
隠せないものは「どう見せるか」を考えて配置することで、出しっ放し感がなくなりディスプレイのようなまとまりが出るんです。
おわりに
フレブルという大好きなまあるい存在と好きなものに囲まれた暮らし。
そんな愛ブヒ的マキシマリストライフを幸福に過ごすには、小さなアイデアと取捨選択が必須です。
愛ブヒにとって安全、かつオーナーも癒される好きなもので満たされた空間にあるべきは、本当に好きな物だけ。
春から新生活を始める人も多いと思いますが、もしあなたが好きな物に囲まれた生活をしたいと思うなら、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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