2025年11月30日187 View

【密着レポート】愛ブヒの健康長寿を支える筋力トレーニング。大型複合施設「WANCOTT(ワンコット)」の現場に迫る

屋内ドッグランやフィットネス、リハビリ施設を備えた大型複合施設『WANCOTT(ワンコット)』。

その中でも注目の「ドッグフィットネス」は、犬種や年齢、生活習慣に合わせたマンツーマントレーニングで、愛犬の運動機能や筋力づくりをサポートします。


今回は、生後7ヶ月から通い続けるフレンチブルドッグ・ととちゃん(9歳)に密着。

サーフバランスボードや水中トレッドミルなど、楽しみながら行う筋力トレーニングの様子や、成長期からの適切な運動の大切さを伺いました。

愛犬と一緒に、健やかで笑顔あふれる毎日を送るヒントが詰まった現場レポートです。

はじめに

 

今回取材を行ったのは、屋内ドッグランやトレーニング、リハビリ・フィットネス施設を展開する大型複合施設『WANCOTT(ワンコット)』。

 

その中でも、「ドッグフィットネス」は犬の運動機能向上・リハビリを専門的にサポートするサービスです。

 

獣医師と看護師資格をもつスタッフが常駐し、犬種・年齢・生活習慣に合わせたマンツーマントレーニングを行なっています。

 

今回密着したのは、生後7ヶ月からWANCOTT(ワンコット)に通い続けるフレンチブルドッグ・ととちゃん(現在9歳)と、長年ととちゃんをサポートしてきた、担当看護師の今井さん。

 

ととちゃんは、かつて右前足の「肘関節形成不全」を経験しましたが、念入りなケアとリハビリに取り組み、今でも元気に自分の足で歩くことができています。

 

今回の取材では、ととちゃんが実際に取り組んでいるトレーニングの様子から、成長期における適切な筋肉づくりの重要性まで、愛犬の健康を支えるリアルな現場の声をたっぷりと伺ってきました。

 

ととちゃんプロフィール

名前

ととちゃん

年齢&性別

9歳・男の子

既往歴

右前足の肘関節形成不全

 

トレーニング前に、まずは愛ブヒの状態をチェック。

 

WANCOTT(ワンコット)でのトレーニングは、まず“その子の今”を知ることから始まります。

 

食事内容、体重の変化、最近の運動量などを丁寧にヒアリングし、その日の体調や目的に合わせて、メニューを組み立てるのだそう。

 

「たとえば、ととちゃんの体重が少し増えていたときは、オーナーさんとの会話の中で“何が原因なのか”を見極めます。体重が重すぎると関節にも負担がかかるので、その子に合った体重管理が大切です」と今井さんは語ります。

 

そして、WANCOTT(ワンコット)は“減量”に対しても明確な考え方を持っています。

 

「太ったからといって、食事量を減らすことは推奨していません。カロリーはエネルギーなので、食事量を減らすと、代謝が落ちてしまうんです。

大切なのは、しっかりとごはんを食べる上で、筋肉量を維持・増やすこと。そのサポートとして、筋力トレーニングを取り入れています」

 

また、オーナーさんとの会話の中で、食事面のアドバイスまで丁寧に行います。

 

「どんなごはんを食べているのか」、「どの栄養が足りていないのか」、「その子に合う食材は何なのか」──

 

犬種・年齢や生活習慣と合わせてヒアリングしたうえで、トレーニングに移ります。

 

体幹・後ろ脚を鍛えて健康維持!トレーニング開始

トレーニング1:サーフバランスボード

 

ヒアリングが終わると、まずはサーフバランスボードの上を歩くメニューからスタート。

 

後肢と体幹を鍛えるトレーニングです。

 

立ち上がったり歩いたりするためにも、後肢の筋肉が重要です。

 

「ボードが揺れるので、自然と自分でバランスを取りながら筋肉を鍛えられます。体幹づくりにとても効果的なメニューです。」

 

ちょっとした傾斜や揺れでも、全身の筋肉をしっかり使うことができるので、普段のお散歩ではなかなか鍛えにくい後ろ脚も鍛えられます。

 

 

トレーニング2:水中トレッドミル

プールの水温は、夏でも冬でも「35℃」に一定管理されている。

 

次は、水を張ったプールの中を歩く「水中トレッドミル」。

 

ここでも、後肢と体幹を重点的に鍛えます。

後ろ脚に負荷をかけるために、10g程度の重りをつけて歩く。

 

「水中で泳ぐトレーニングは、身体をほぐすのにはとても良い運動です。ただし“犬かき”の場合、主に使うのは前肢で、後肢の筋力強化にはあまり向いていません。

そのため、後肢の筋力を鍛える際は、水中を歩くトレーニングを取り入れることが多いのです」と語る今井さん。

 

トレーニング中は、ととちゃんのオーナーさんも隣で声をかけながらサポートを続けます。

 

「トレーニングは何より、犬たちに楽しく取り組んでもらうことが大切です。それに、リハビリ(筋力トレーニング)は医療で唯一、オーナーさんも一緒に参加できるプログラムです。ワンコットでは、オーナーさんも一緒にトレーニングに参加してもらうことを推奨しているんですよ。オーナーさんがそばにいると、集中して歩ける子も多いんです」

 

水が苦手な子や飽きやすい子には、メニューを変更したり、トレーニング時間を調節するなど、個別に対応を行なっているのだとか。

 

ととちゃんのオーナーさんは、WANCOTT(ワンコット)でのトレーニングについてこう振り返ります。

 

「病院で、リハビリのために行う水中トレッドミルと比べると、ここはドッグパークやプールもあって、みんなが楽しんでいる雰囲気の中でトレーニングできるので、とと自身の気持ちも全然違うだろうなって。

楽しそうに続けられているのは、すごく良いことなんじゃないかと感じています」

 

いつまでも、自分の足で歩き続けてほしいから。

トレーニングを終えて、満足げなととちゃん。

 

「愛犬が若いうちは、まだ大丈夫」

「筋肉は、シニアになってから鍛えればいいのでは」

 

そう考える方も多いかもしれません。

 

しかし、今井さんは「成犬〜シニア期にトレーニングを始めるよりも、筋肉の成長期(生後6ヶ月〜1歳半)の間に、筋力トレーニングで十分な筋力をつけておくことが大切」と語ります。

 

成長期(生後6ヶ月〜1歳半)は、骨や関節が未完成で、筋肉も十分に発達していません。

 

筋肉が未発達のまま激しい遊びをすると、関節に負担がかかり、パテラや股関節トラブルを引き起こしやすくなります。

 

だからこそ、成長期のうちに適切な運動量と安全な環境で筋肉を育てることは、からだを支える筋力の維持に繋がる可能性があります。

 

「とはいえ、寝たきりの子、シニアで足が弱った子でも、適切なトレーニングを取り入れることで、筋肉をサポートすることが可能です」と今井さんは話します。

楽しそうに筋肉トレーニングに励む、ととちゃん。

 

ととちゃんがWANCOTT(ワンコット)に通い始めたのは、「生後7ヶ月」の頃から。

 

右前足の「肘関節形成不全」を発症してからも、念入りなケアとリハビリを継続。

 

そのおかげで、9歳となった今でも、自分の足でしっかりと歩き続けることができています。

 

愛犬の健康は、一日にして成るものではありません。

 

日々のごはんやお散歩など、日々の小さな積み重ねが“愛犬の未来”をつくります。

 

そして、困ったり悩んだ時には、一人で悩まずに、獣医師や看護師などの専門家に相談を。

 

日々の積み重ねと周りのサポートがあれば、愛犬と一緒に、より健やかで笑顔あふれるフレブルライフを送ることにつながるでしょう。

 

 

★「WANCOTT(ワンコット)」について

住所

〒231-0023
神奈川県横浜市中区山下町168-1
レイトンハウス横浜 3F・4F (総合受付 4F)

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営業時間

10:00-19:00
※ドッグパーク最終受付は17:00

 

 

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