2018年8月6日6,284 View

フレブルに学ぶべき!人生の処方術

人間社会は、とかく悩み事がつきものです。家族やパートナーとちょっとしたことで気まずくなってしまったり、人と上手く付き合わなくちゃと思うあまり、自分の気持ちにフタをしてしまったりすること、よくありますよね。

また、今していることは、本当は自分がやりたかったことなんだろうか……なんて、考えてしまうこともあるものです。

もし、人間関係に疲れてしまったり、今の自分について悩んでいることがあったなら、あなたの愛ブヒの行動を観察してみましょう。

フレブルに限らず、犬は本能で生きているので、遠慮や建前なんて感情はいっさいなし! 自分の気持ちのままに素直に行動しています。

それなのに嫌われない、むしろ愛らしく感じられてしまう、不思議な魅力に溢れています。彼らの行動の中には、「人生の歩き方の師匠」とも感じられるような、見習うべきことが実はたくさんあるのです。

愛情の出し惜しみをしない

Model:@hokus_theo(Instagram)

オーナーが家に帰ってきたら、すぐに足元にまとわりついてきて、「ねえねえ~」と甘えてくる、愛らしいフレンチブルドッグ。「ちょっと片付けするから待っててね」なんて言葉もお構いなしに、まとわりついてきたりしますよね。

 

また、自宅で家事や仕事をしていても、「遊んで?」と、あきらかに邪魔をしてきたり、ボール遊びを要求してくるなんてこともあります。ときにはソファでくつろいでいたら、膝の上に乗ってきて眠ってしまったり、パソコン作業を邪魔するなんてことも。

フレンチブルドッグは、自分の気持ちを隠すことなく、全身全霊で私たちに愛情を示してくれます。

 

人間の場合は、相手が「どう思っているかな?」と考えてしまい、伝えたいことがあっても気持ちをぐっとこらえてしまうこともしばしば。でも、フレンチブルドッグから降り注がれる愛を感じると、私たちは自分のことを後回しにして、その愛情に応えてしまうものです。

 

人間だって、寂しかったり、甘えたかったり、自分の気持ちをたまには前面に出してもいいのではないでしょうか。

 

相手からの愛情の見返りを求めない、ただ気持ちをまっすぐに伝えることが大切なのだと、教えてくれている気がしませんか?

 

君子危うきに近寄らず。危ないと思ったら即無視!

フレンチブルドッグ寿命

Golden House Studio/shutterstock

散歩やドッグラン、オフ会など、犬社会でもほかのワンコと触れ合う機会は多いもの。気があうブヒ同士なら、お互いのおしりの匂いを嗅ぎあってご挨拶し、すぐに仲良くじゃれあう“ブヒレス”が始まったりしますよね。

 

でもそんな中でも、相手がどんなに近づいてきても、挨拶すらせずに徹底的に無視!を決め込んでしまうことも。

 

実は、犬の世界では、目を合わせるときは、相手に対して警戒していたり、敵意を持っている状態を表しています。無視をするという行為は、「危ないな」と思ったら目を合わせなければ、ケンカにならないということを知っているのです。

 

だから、人間の場合も、初対面などで「この人が自分にとって好意を持っているかわからないな」と思ったら、社交辞令にとどめておいて、まずは遠目で観察してみるほうが無難かもしれません。

 

観察してみた結果、相性があわないと思った相手と、無理に付き合う必要はありません。ふと目を別の方向に向けてみれば、信頼できる人は必ずどこかにいるのですから。

自分自身の安心できる世界を大切にする……、それが一番なんだということを、フレンチブルドッグは知っているのです。

 

今日一日を思うがままに精一杯楽しむ

フレンチブルドッグ抜け毛

Umaporn Tepumong/shutterstock

たっぷり散歩をして帰ったばかりなのに、少し落ち着いたら、次は遊びをねだったりと、フレンチブルドッグは、とにかく疲れを知らない動物です。

 

口角を上げて「にぱっ!」と微笑み、とにかく全力で楽しみます。まるで明日に楽しみをとっておくということを知らないかのように。

 

フレンチブルドッグにかかわらず、動物は人間の数倍のスピードで犬生を駆け抜けていきます。今日一日、おいしいものを食べて、思いっきり遊んで、好きな人のそばにいる。それだけで大満足。

 

明日どうなるかなんて、考えたりしないから、今日を楽しむことに一生懸命なのです。言い換えれば、「やりたいない」ことを、義務感でこなすなんてことは一切なし! (もちろん、「おやつ」というお楽しみがあれば別の話ですが)

 

たとえばもしフレブルが年老いて、散歩になかなか出かけられなくなってしまっても、お気に入りの場所を見つけてくつろいだり、「ちょっとだけ外の空気を感じられればそれで幸せ」など、今の生活を楽しむ努力を怠りません。そして、その表情は前だけを向いています。

 

フレンチブルドッグは、楽しみを明日に回さずに、そのときの楽しみを見つけて精一杯生きる、まさに「幸せに生きる」天才なんです。

 

愛ブヒは、あなたの人生を明るく照らし、楽しく生きるヒントを与えてくれる師匠ともいえる存在です。そんな姿を見ていると、「明日のことを考えて、くよくよするなんてもったいない! 今を楽しむために今日を生きよう」と思えてくるから不思議です。

 

あなたの愛する我が子を見守っていると、そのふるまいから見習うべき、人生の処方術が見えてきませんか?

 

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