【冬の停電】電気を使わずに愛犬を暖める方法 [令和6年能登半島地震]
2024年1月1日、石川県にて最大震度7の「令和6年能登半島地震」が発生しました。
被害に遭われた皆さま、被災された皆さまのご無事をお祈り申し上げます。
寒い中、停電されている地域もあるとのことです。
また幾度となく続く地震の影響で、不安になっているフレンチブルドッグも多いことと思います。
「今できること」として電気を使わずに暖をとる方法をまとめました。少しでも参考になれば幸いです。
冬に停電が起きたら。愛犬の「暖をとる」方法
フレンチブルドッグは寒さに弱い犬種です。
「身体を震わせる」など寒がる仕草をしていたら、暖めてあげましょう。
以下、電気を使わずに暖をとる方法をまとめています。
①厚手の洋服を着せる/毛布で包む
できる限り厚手の洋服を着せてあげましょう。
厚手の洋服をお持ちでない場合は、愛犬が苦しまない範囲で重ね着をするのも有効です。
また、太い血管が通る首元を温めることも効果的です。
オーナーさんのマフラーやスヌード、バスタオルなどを巻いてあげると良いでしょう。
それでも震えがおさまらない場合は、その上から毛布やブランケットなどで愛犬を包んであげてください。
②使い捨てカイロをケージ/クレートに敷く
災害時は、ケージやクレートで過ごす犬たちも多いことと思います。
使い捨てカイロをタオルなどで包み、ケージやクレートの下に敷いてあげると良いでしょう。
誤飲をしないよう、開閉付きのトートバッグ(コットンタイプ)や巾着などに入れて敷くと、少しは安心です。
ただし、普段は誤飲をしない犬たちも、災害時は「いつもと違う」行動をとることがあります。
くれぐれも誤飲をしないよう小まめに確認することを忘れないでください。
③ペットボトルで「簡易湯たんぽ」を作る
お水とペットボトルを使って簡易湯たんぽを作るのも、ひとつの手段です。
備蓄用のお水をカセットコンロで沸かし、ペットボトルに移します。
※沸騰させないようくれぐれも注意してください
そのペットボトルをタオルで巻き、ケージやクレートに入れてあげましょう。
これはオーナーさんが眠るときにも活用できる方法です。
④愛犬の寝場所は「床との距離」を離す
冷気は下に向かって流れます。
愛犬の寝場所は、できる限り床との距離を保つことを心がけてください。
ドッグコットをお持ちの方は活用することをオススメします。
お持ちでない場合は、毛布や布団を重ねた上に犬用ベッドを敷くなど「床との距離」をできる限り離してあげましょう。
首輪と迷子札を必ずつけましょう。
災害時は、不安や興奮により、愛犬がいつもと違う行動をとることが予想されます。
しばらくは迷子札をつけた首輪(カラー)をつけっぱなしにしておきましょう。
迷子札がない場合は、防水性の生地やキーホルダーの金具などを活用し、簡易的なものでも良いので作ってください。
迷子札には、必ず以下の情報を書いておきましょう。
・お名前
※飼い主様と愛犬、両方の名前を書きましょう
・電話番号
※電源が切れている、連絡がつかない場合を考慮し、ご家族や親戚の番号などもいくつか記しましょう
・住所
・注意/伝達事項(持病や性格など)
※飼い主様が避難をしている場合「滞在している可能性がある場所」なども記しておくと良いでしょう
みんなで深呼吸。愛犬をギュッと抱きしめて
フレンチブルドッグに限らず犬たちは、家族の変化、環境の変化にとても敏感です。
何より大切なのは、飼い主さんご自身の無事を最優先すること。
「わたしは大丈夫」と言い聞かせることができたら、愛犬を全力で守り抜いてあげてください。
ゆっくり深呼吸をして、愛犬をギュッと抱きしめる。
優しく身体をなでて「大丈夫だよ」と声をかけ続けることも、犬たちにはとっても有効です。
まだまだ寒く、不安な日々が続きます。
被害に遭われた皆さま、被災された皆さまのご無事をお祈り申し上げると共に、一日でも早く穏やかに過ごせる日が来ることを、心より願っております。
▼こちらの記事もご参考ください。
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