2024年4月23日2,725 View

あなたの家は安全?犬にとって危険なインテリアとは

フレブルオーナーさんにはおしゃれな方が多い。これに異論がある人はいないと思います。ブヒ好きの欲目としては、そもそもフレブルそのものがなんだか個性的でおしゃれなイメージのある犬種だと思うのですが、そんな彼らを相棒に選ぶ人々もやはり個性的。その個性はファッションはもちろん、インテリアなどの住まいにもしっかり反映されていて、SNSでフレブルの背後に映り込むインテリアに視線が釘付けになることも。しかし先日同じくフレブル好きの友人と話していて気づいたことがあります。「もしかしたらさ、危ないインテリアってあるかもね」と。

素敵だけれど危険かもしれないもの

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bozsja/shutterstock

 

「おや、アレなんだろう??」。

 

好奇心旺盛なフレブルが気になる何かを見つけたら、まずはぺちゃんこの鼻を近づけて匂いをスンスン、次に前足でちょいちょいと触れてみて、最後は口に入れてしまう。

 

これはフレブルはじめ多くの犬たちの基本行動ですが、オーナーさんたちはそれを理解しているので基本的にブヒが届く範囲には細々としたものを置かないようにしているかと思います。

 

各種リモコンやメガネなどを破壊され、それらの置き場を見直したなんて経験を持つ人もきっといるでしょう。

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Thawatchai Jeawsawang/shutterstock

 

犬と赤子のいる家では床置きNGというのはもはや定説ですが、意外と盲点なのがラグやカーテン、クッションカバーに付いているタッセルやボタンなど。

 

タッセルは糸などを束ねて房状にした飾りで、ファブリック類のアクセントになることからタッセルが付属したデザインの布製品って多いんですよね。

 

確かに可愛いし素敵なんだけれど、遊びたい盛りのブヒにとってはおもちゃに見える可能性も。

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NASTIA KHITIAEVA/shutterstock

 

よくパーカーの紐に狙いを定めて齧って引っ張るフレブルがいますが、ブヒにとってはタッセルやボタンもきっと同じ感覚。

 

誤飲してしまうとうまく排泄されなければ開腹手術になるため、日常的にフレブルが乗ったり使用するソファーやベッド、クッションなどには付属品がついているものはなるべく避けるのが正解です。

 

カーテンの留め具にもタッセルがあしらわれていることが多いですが、この場合もフレブルが立ち上がっても届かない位置で留めるなど、ちょっとした工夫が必要です。

 

その観葉植物、大丈夫?

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New Africa/shutterstock

 

素敵なインテリアを実践している人のお宅に大体あるもの。

それは観葉植物です。

 

筆者調べでは100%と言ってよいほどおしゃれなインテリアのお部屋にはグリーンがあるのですが、中にはインテリアグリーンのど定番ながらも犬にとっては危険な植物もあるってご存じでしたか?

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Unchalee Khun/shutterstock

 

実は観葉植物としての人気が高いアイビーやポトスは犬にとってはデンジャラス。

 

ともに犬に対して有害な成分を含んでいるため、うっかり食べてしまうと嘔吐や下痢、目や口の痛み、喉の腫れからくる呼吸困難を引き起こします。

 

なおポトスはサトイモ科の植物ですが、サトイモ科の植物には茎や葉に有害成分が多く含まれており、ポトスと同様にモンステラもサトイモ科。

 

インテリアに取り入れる場合は天井から吊り下げたり届かない場所に置くなどしてくださいね。

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Valeriia Khodzhaeva/shutterstock

 

なお、チューリップやヒヤシンスなどのユリ科の植物には強い毒性があり、重篤な場合は死に至ることも。

 

花や茎だけでなく、それらを活けているお水を飲むことにも注意が必要です。

 

花瓶は基本フレブルの届く範囲には置かないだろうけれど、猫もいるお家の場合は猫が花瓶を倒したり落とすこともあるため、なるべくユリ科の花は避け、無害な花を選ぶようにしたいですね。

 

ちなみにお庭などによく植えられているアロエですが、人間にとっては体に良いイメージがあるものの、犬に対しては毒性のある成分が含まれています。

 

庭や部屋に何かしらの植物を取り入れる際には、まず犬に対しての毒性の有無を調べてからが安心ですよ。

 

もしもの時のことも考えた部屋作りを

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Oyls/shutterstock

 

インテリアがおしゃれな人の部屋って、ものが少なかろうと多かろうと飾り方がまず素敵なんですよね。

 

小物や植物を標本瓶に入れてみたりと、まるで美術館や博物館を思わせる装飾センスに憧れます。

 

ただ、もし地震が来たら大丈夫かしらと心配になることも。

 

例えば高所に置いたり吊り下げていたガラス製品や陶器が落下したり、壁に立てかけてあるだけの大きな絵画が倒れるなんてことを想像してしまいます。

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SM-BG/shutterstock

 

それを言い出したらキリがないけれど、もしオーナーさんの留守中に大きな地震が起きた場合、なるべく愛ブヒを危険な状況に晒したくないのはきっと誰しも同じ。

 

ペットと暮らす家のインテリアというのは、そういう「もしも」の時のことを想定しておくことも大事なんです。

 

なお、自身はすっかり成長して家具や物を齧ったり悪戯をすることがない愛ブヒと暮らしていても、時には家族や友人が犬連れで遊びにくることもあるでしょう。

 

我が子は大丈夫でもよその子が危険な物を齧らないとは限らないので、なるべく犬にとっての危険物は避けることが事故の回避につながりますよ。

 

おわりに

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Goami/shutterstock

 

筆者と同じタイミングで愛ブヒを見送った友人との会話の中で、再びフレブルパピーを迎えたら物の置き場に気をつけないとね、という話題になりました。

 

落ち着きのあるブヒや人間だけでの暮らしだと意識せずに置いている物でも、パピーややんちゃ系ブヒには危険なことも多々ある。

 

それをカバーしつつ素敵なお部屋で暮らせたならと、散らかりまくった部屋でぼんやり思うのでした。

 

 

こちらの記事も合わせてチェックしてみてくださいね。

フレブルとの暮らしに「不自由」を感じているひとへ

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