飼い主も知らない!?フレブルの雑学あれこれ
大好きな愛ブヒのことならなんでも知っていますよ、なんて自信満々のフレブルオーナーさんはたくさんいるはず。というより、もしかしたら全員かも(笑)。ただ、知っているようで知らない犬にまつわる雑学的知識って意外とあるんです。フレブルに限ったことではないけれど、中には「えー、そんなの初耳」と思わず唸ってしまうものもチラホラ。そこで今回は犬関係の驚きのトリビアをお届けしますよ〜。
犬のうんち、トイレに流すのはNG?!

Tienuskin/shutterstock
フレブルと暮らすと基本毎日遭遇するのがうんちです。
出て当たり前、出なけりゃ心配なアレですが、最近はビニールの内側に流せる紙が内蔵されているマナー袋を使っている人も多いですよね。
筆者もそのタイプを愛用し、散歩先で拾ったうんちは帰宅後自宅のトイレに流していました。

Patryk Kosmider/shutterstock
が! 先日犬のうんちはトイレに流さない方が良いと耳にしてびっくり。
調べると、自治体によって異なるものの、犬のうんちをトイレに流すことをNGとしている地域もあるんですね。
下水処理上の問題などが理由のようですが、そもそもペットのうんちは詰まりやすいそう。
というのも、犬の多くは散歩中や庭などの屋外で排泄することが多いですよね。
そのためうんちを拾う際に土や小石、草、葉っぱなどの異物が付着してしまうことが多々あります。
これらの異物は水に溶けないので水道管が破損したり詰まる原因に。
また、一度に大量に流したり、コロコロの硬いうんちを流すのも詰まりやすくなります。

Teerawut Bunsom/shutterstock
とはいえ自治体によっては可燃ゴミで回収しない地域もあるため、そんな場合は付着した異物をなるべく取り除く、硬い場合はビニールなどの上から揉み解す、少量ずつに分けて流す、などの方法を水道業者さんは推奨されています。
最近は犬のうんちのニオイをシャットアウトするマナー袋やダストボックスなども発売されているので、可燃ごみとして出す場合にはそういったグッズの活用を。
マンションなどでゴミ回収日までベランダなどに置いておく場合は、周辺住居へのニオイマナーとして是非取り入れてくださいね。
特徴的なフレブルの耳の秘密とは

MNBB Studio/shutterstock
ピーんと立った耳はフレブルの特徴でもあるけれど、そもそも犬の聴覚が人間よりもずっと優れているのは周知の事実。
しかし彼らの耳の秘密はそれだけにとどまりません。
なんと犬たちが耳を動かすために持っている筋肉は18種類もあり、人間の6種類と比べると3倍。
愛ブヒを見ていると物音がした方向に素早く耳を傾け、左右別々に動かすこともありますが、こういう技ができるのは18種もの筋肉のおかげなんですね。

Tienuskin/shutterstock
なお、尻尾が短いフレブルにとって、耳は感情を見極める大切なパーツ。
普段より耳をピンと立てていると集中力が高まっているサインで、興味があったり何かに注意を払っています。
一方で耳を後ろに倒している時やゆるーく開いているときはリラックスしたり甘えているときで、安心感を感じているんだそう。
ただ、何かに怯えている場合も耳を倒すことがあるので、感情を読み取るには耳と表情、鳴き声のセットで見極めるのがコツです。
ところで耳のトラブルもフレブルに多い病気ですが、何度も頭を振ったり片方だけ耳を下げていた場合は外耳炎や中耳炎の疑いが。
念のため獣医さんに診てもらってくださいね。
あなたのブヒは左利き?それとも右?

Umaporn Tepumong/shutterstock
そういえば筆者と暮らしていた愛ブヒはいわゆるチンスリをしちゃうタイプだったのですが、ある日ふと気づいたことがありました。
それは、スリスリするのは常に左手だったこと。
多い日は日に何度も、いやむしろ暇さえあればチンスリをしていた彼ですが、ただの一度たりとも右手を使っていることはなかったのです。

david woodberry Pure Eye Photo/shutterstock
調べてみれば犬にも利き手があり、研究や調査によると犬は人間と比較して左利きが多いんだそう。
なお、左利きの場合は視覚的情報処理も左側が優位となるため、躾や訓練をする際は愛ブヒの左側で行うと良いそうです。
愛ブヒの利き手を調べたい場合は、犬の正面に手を出した時に愛ブヒはどちらの手を先に出すかで調べるのがオーソドックスな方法。
ちなみに盲導犬試験に合格するのは右利きの犬が多いといわれているんですよ。
うんち前のくるくると磁場の関係

Gsun/shutterstock
お散歩中にくるくる回り始めると、それはうんちのサイン。
フレブルに限らずうんち前に回る犬が多いようですが、これは一体何のため?
野生時代の名残や便意でソワソワする説などもありますが、この「アレの前のくるくる」について、なんとチェコとドイツの研究チームが2年をかけて記録を取り調査していたのです。
その調査結果で分かったのは、犬がうんちをするときは体が南北の方向軸に沿っているということでした。
2000頭近い犬を調査したら80%以上の犬が頭を北か南に向けていたそう。

IMG Stock Studio/shutterstock
なお、くるくるは地球の磁場が安定しているときに頻繁に見られる現象で、太陽が出ている間は磁場が不安定になり回る現象はあまり見られなくなるとのこと。
つまり、くるくるして何を探しているのかといえば、南北の軸に沿って排泄しようと磁場気を探り当てようとしている、という説が現在は有力。
磁場を探るとか、なんだかすごいぞ、犬の能力。
おわりに

bozsja/shutterstock
さて、あなたはいくつ知っていましたか?
時々フレブルたち犬の能力にはびっくりさせられるし、毎日当たり前にしていた行為が実は良くなかったりするんですね。
こんな雑学を頭の隅にストックしておけば、いつか何かの役に立つかもしれませんよ。
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