2024年11月21日8,637 View

大阪からフレブルLIVEに参加した感想

今回で3回目を迎えた2024年のフレブルLIVEを終え、SNSを見ればありがたいことに「#フレブルLIVEロス」の文字をたくさん目にします。筆者も毎年参加しており、このイベントに関しては完全にいち参加者の立場で楽しんでいるため、参加者の立場からこのイベントの良さをお伝えしたいなと思います。もちろんね、愛犬と一緒に楽しめるフェス、というコンセプトのドッグイベントそのものが珍しく、フェスとしての内容も充実しているのはご存知の通り。でも、それだけじゃあないんですよ!

遠方から足を運ぶ醍醐味

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Gryllus M/shutterstock

 

フレブルLIVEの開催地は山梨県の山中湖。

 

富士山の麓に位置する絶好のロケーションですが、筆者含め関西圏の人にとってはあまりピンと来ない場所かもしれません。

 

実は筆者も山中湖を訪れたのは初回のフレブルLIVEが初めてでした。

 

フレブルLIVEには行ってみたいけれど、やっぱり遠いよね。

 

そう思って毎年参加を見送る人も決して少なくはないんじゃないかなと思います。

 

正直に打ち明けると、筆者も第1回目は距離を調べてかなり迷いましたから。

 

ことフレブルLIVEにおいて、宿泊が前提となる遠方の参加者は遠征組と(勝手に)名付けておりますが、遠くからでも足を運ぶにはそれなりの理由があるんです。

 

それは、イベントそのものの楽しさは言わずもがな、その道中もとびきり特別な時間になるから

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Pushish Images/shutterstoc

 

日本全国を見渡すと犬関連のイベントは多々あり、昨今はフレブルたち鼻ぺちゃ族に特化したイベントも増えています。

 

けれど、フレブルLIVEほどの規模で単一犬種に的を絞ったイベントは唯一無二。

 

だからこそ筆者の暮らす大阪どころではなく、もっと遠くからも参加してくださる方がいるのだと思います。

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Gorlov Alexander/shutterstock

 

そうしてあちこちから目的地へと集まる道程には、たくさんの出会いがある。

 

この出会いは主に高速道路のサービスエリア(SA)で遭遇できるのですが、そこには毎回小さなミラクルがひしめいているんです。

 

この偶然の出会いや目的地を同じとする謎の連帯感は、イベントのおまけというには勿体なさすぎる奇跡。

 

この小さな奇跡の数々を体験できるのが、筆者にとっては参加の大きな理由のひとつにもなっているんです。

 

小さなミラクルとは?

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Tienuskin/shutterstock

 

フレブルLIVEへと向かう道中、基本的にみんなブヒ連れなので頻繁に休憩をとることになります。

 

イベント会場に向かう道で多くの人が利用する新東名や東名高速道路は幸いにもドッグフレンドリーなSAが多く、立ち寄って車を降りれば何頭ものフレブルと遭遇するんですよ。

 

これはつまり、オーナー同士も顔を合わせるということ。

 

お互い「フレブルLIVEへ行くんですか?」と声を掛け合う中で生まれる不思議な連帯感。

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Gryllus M/shutterstock

 

どちらからの参加ですかと話す中で、今年筆者が遭遇したのは福岡と北九州の九州チーム。

 

聞けば複数のブヒファミリーが山口県の下関ICで集合して、一緒に会場へ向かうのだそう。

 

運転担当のパパさんは「いやあ、もう寝ずにずっと車を走らせてるのでくたくたですよ」なんて言いつつも、満面の笑み。

 

そこでブヒの名刺をいただいたり現地の情報交換をするなどの交流が楽しく、SA休憩のたびについフレブル連れを探してしまいます。

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kuban_girl/shutterstock

 

また、当然ながらフレブルLIVE期間中は周辺のペット宿泊可のお宿もフレブルだらけ。

 

今年は同じ宿だったママさんがなんと筆者の夫の隣町の出身で、夫の実家とご近所さんだったり、互いの愛犬同士が挨拶する中で交わした言葉で実はSNSをフォローしてくださっているブヒオーナーさんだと判明するなど、驚くような偶然の出会いに恵まれました。

 

ここに来なければ、きっと出会うことはなかったであろう人たち。

 

こんな小さなミラクルはきっと会場やその周辺のあちこちで起きていて、訪れた人にサプライズと笑顔をもたらしているように思います。

 

イベントだけがフレブルLIVEじゃない

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Vikafoto33/shutterstock

 

フレブルLIVE自体は2日間のイベントを指すのだけれど、参加者はその行き帰りまでを含めてイベントとして楽しむ方が多いはず。

 

道中で出会った人たちと会場でまた再会したりもして、ちょっとした心温まる交流があるんです。

 

これはもはや、ものすごくたくさんのブヒラバーを巻き込んだ盛大なお祭りのようなもの。

 

ステージあり、ショップあり、ライブあり、グルメありと、あらゆる楽しみが詰まったフレブルLIVEですが、そこには偶然の出会いというミラクルもある。

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Feel Hong/shutterstock

 

それに、なかには一緒に参加するつもりだったけれど、イベントを待たず愛ブヒがお空に転居したというオーナーさんも足を運んでくださっています。

 

「あの子と一緒に来たかった」と言いつつ、フレブル好きとしてブヒだらけの空間を楽しむ姿にグッとくるんです。

 

筆者も会場に着いて、昨年のフレブルLIVE後に旅立った愛ブヒを思い出し、叶うなら今年も、その次ももっと先まで、ずっと一緒に参加したかったとつい涙がこぼれました。

 

でも不思議とあの富士の麓の空間では、見えていないだけで、きっとあの子もまあるいお尻を揺らしながら楽しんでいる、そう思えるのです。

 

おわりに

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JulianGoetz/shutterstock

 

山中湖での2日間を終えてすっかり筆者もフレブルLIVEロスに陥っていますが、気持ちはもう来年の山中湖。

 

今まで「気にはなるけれど遠いしなあ」と躊躇っていた方、ぜひ来年は一緒に楽しみましょう!

 

イベント内容の充実度はもちろんですが、遠ければ遠いほど、その道中での出会いの数も増えるはず。

 

何より、こんなにミラクルが起きるフレブルのイベントはそうそうないですからね。

 

 

こちらの記事も合わせてチェックしてみてくださいね。

フレブルと暮らして気がついた注意点

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