フレブルと相性が良い犬種とは?
筆者が暮らす地域は犬を家族として迎えているお宅が多く、先代ブヒから仲良くしてくださっている犬友と呼べる存在が多くいます。フレブル率も割と高めで、ご近所の仲良しブヒの最高齢は12歳、最年少は今のところ我が家の2代目ブヒの生後約半年でしょうか。先代が繋いでくれたご縁でまだまだひよっこの愛ブヒは先輩ブヒたちと仲良くしてもらっているのですが、本当に不思議なくらい、フレブル同士って距離の縮め方が上手いんですよね。もちろん、ご近所犬友には多彩な犬種がいます。チワワにトイプー、柴犬に甲斐犬まで。しかし、不思議とウマが合うのはフレブルばかり。何でだろう? ふとそんな疑問が湧きました。
同じヤツ、発見!
筆者の愛ブヒをひとことで表すなら、傍若無人。
ビビリなくせに好奇心旺盛で、テンションが上がると周囲を顧みず突っ走るタイプです。
ええ、おかげでこちらは散歩の度にヒヤリすることも多く、もう文字通りリードごと振り回されて禿げ上がりそうです。
そんな愛ブヒのテンションがMAXになるのが、風に舞う落ち葉、そして道端に落ちている木の枝、何より他のワンコとの遭遇の3つなのですが、他のワンコとの遭遇で「おや?」と思ったことがあるのです。
それはズバリ、フレブルか、否か。
何だか某ホスト、○―ランドさんの「俺か、俺以外か」みたいですが、遭遇するワンコの犬種によって明らかに遊び方や近づき方が変わるんですよね。
例えばチワワやトイプーなどの小型犬の場合、遊びたいけれどすぐには近づけず、遠くから地味に遊ぼうアピールはするものの不発に終わることが多数。
一方ラブラドールやその他大型犬にはちょっぴりビビりつつ、相手が乗り気になると遠慮なく飛びついていきます。
しかし前方からやってきたのがフレブルであれば、それももう様子見することもなく容赦なしにブヒレスを仕掛けるんですよ。
え、どういうこと?
ありがたいことにご近所のブヒオーナーさんたちは仲良くしているブヒ友なので、筆者もある程度は安心して見ているのですが、なぜフレブルだけにそんなにグイグイ行くのか。
別にね、オーナー同士の関係性の問題でもないと思うのです。
というのも、小型犬オーナーさんも大型犬オーナーさんも仲の良い犬友なので、筆者の態度は変わらないはず。
なのに、なぜフレブルにはいきなり懐に飛び込むのだろう。
それが謎だったんです。
もしかして、同じ犬種だとわかってるの?
受け入れてくれる先輩ブヒたち
そもそも犬っていう動物は、何となく小さきもの、幼きものに優しい生き物ではないかと前々から思ってはいました。
人間の赤ちゃんしかり、パピーしかり、「こいつ、自分よりか弱い存在じゃないのか」と気づいた瞬間に、母性本能的な守るスイッチが入るのかのよう。
よく赤ちゃんを見守る犬の動画などがSNSで紹介されますが、本能的なものなんですかね?
それと同様に、ご近所の先輩犬たちは愛ブヒに対し、「こいつまだおチビだからさ、ガサガサして鬱陶しいけど我慢してやろうぜ」な対応をしてくれます。
ウザ絡みしても怒るのを我慢してくれているのは、見ているオーナーにはわかるもの。
その都度「ありがとうね。ごめんね、我慢してくれて」と声をかけるのですが、愛ブヒの被害? に一番遭っているのがご近所ブヒたち。
なにせ相手がフレブルであればすかさずブヒレスを仕掛ける無差別道場破りみたいなうちの子なのですが、どのブヒも怒らず付き合ってくれるのです。
その中には、他の犬とは一切遊ばない子もいれば、他の犬を見るやいなや吠え掛かるブヒもいる。
けれど、なぜか同犬種のパピーにはめっちゃお兄さんやお姉さん然とし、うまく遊んでくれるんですよね。
たまに我が子が暴走しかけた時にはきっちり「バウ!」と怒って加減を教えてくれたりして、本当に頼もしい限り。
フレブルLIVEの時にも感じたのですが、同じ犬種ってだけで何かしら、通じるものがあるのかもしれない。
そんなことを思ったのです。
やっぱりフレブルはお利口犬
以前何かの文献で、ジャーマン・シェパードは自分の影を認識するという記事を読みました。
シェパードはご存知の通り警察犬などに多いお利口な犬種です。
自らの影を認識できるのは、知能が高い証拠なんだそう。
フレブルが影を認識するかどうかはわからないけれど、少なくとも「同じ犬種」は認識しているように思うのです。
それをかかりつけの獣医さんに聞いていたところ、「同じ犬種に対してのみフレンドリーだったり、同犬種であると認識して遊び方を変えているのなら、それは自分の姿を認識しているということで、とてもお利口なんじゃないかと思います」とのお答え。
はい、「お利口」いただきました!
フレブル同士で距離が近くなったり仲良く遊べるってことは、お互いが同犬種、そこまでいかなくとも同じ感じのヤツだと認識してるってこと。
やっぱりフレブルってお利口なんじゃないかと、親バカな筆者なんかは思うわけです。
愛ブヒへの過剰な期待はどうかと思うけれど、お利口だねと声をかけ可愛がることで、褒められて伸びる犬たちはすくすくと(目論見通り)お利口に育つと思うのです。
それは別にパピー期じゃなくたっていい。
幾つになっても褒められるってことは嬉しいものだし、その賞賛に見合う自分になろうとするのは、何も人間だけではないんですよね。
おわりに
褒めて育てる。
これはみんな知識としては知っていることですが、実践できているかと問われると少し不安になるかもしれません。
時には頭ごなしに怒ったりしているかも。
けれど、褒められて伸びるのはフレブルも同じ。体の成長は止まっても心は成長し続けます。
だからどうか、今日から褒める育児ならぬ、褒める育犬を始めてみてくださいね。
こちらの記事も合わせてチェックしてみてくださいね。
おすすめ記事
-
【取材】ロッチ中岡〜そのフレブル愛、ガチ中のガチ。隠れブヒラバーが語る、細かすぎる魅力とは〜【前編】
みなさんが愛犬家ならぬ“愛ブヒ家”として思い浮かぶ芸能人といえば、草彅剛さん、レディー・ガガさんなど、フレブルを飼っている方が多いと思います。が、ロッチ中岡さんも、じつは大のフレブルラバーだというのをご存知ですか? フレブルを飼っていないのにもかかわらず、中岡さんのインスタグラムを覗くと、たくさんのフレブルアカウントがフォローされていて、わが『FRENCH BULLDOG LIFE』モデルのnicoやトーラスも、その中の一頭。
そんな中岡さんに、フレブルの魅力を語っていただきました。そのブヒ愛っぷりは、思ってた以上! ガチ中のガチでした!?
取材 -
【取材】9歳で脳腫瘍を発症し「4年7ヶ月間」生存。フレンチブルドッグ・桃太郎の奇跡と軌跡
愛犬が「脳腫瘍」と診断されたとき、言葉にできない絶望感を味わうことと思います。筆者も脳腫瘍で愛犬が旅立ったひとり。だからこそ、どれほど厄介で困難な病気かを理解をしているつもりです。「発症から1年生存すれば素晴らしい」とされるこの病気。
ところが、フレンチブルドッグの桃太郎は9歳で脳腫瘍を発症し、なんと4年7ヶ月間も生き抜いたのです。旅立ったときの年齢は13歳と11ヶ月、レジェンド級のレジェンドでした。さらには、治療後3年間は一度も発作が起きなかったといいます。
この事実はフレンチブルドッグだけでなく、脳腫瘍と闘う多くの犬たちに勇気と希望を与えるに違いありません。桃太郎のオーナーである佐藤さんご夫婦に、治療の選択やケアについて詳しくお話しをうかがいました。
取材 -
【取材】上沼恵美子さん「もう一回だけ抱きしめたい」愛犬ベベとの12年間
運命の子はぼくらのもとにやってきて、流れ星のように去ってしまった。
その悲しみを語ることはなかなかむずかしい。
けれども、ぼくらはそのことについて考えたいし、泣き出しそうな飼い主さんを目の前にして、ほんのすこしでも寄り添いたいと思う。
その悲しみをいますぐ解消することはできないが、話をきいて、泣いたり笑ったりするのもいいだろう。
こんな子だった、こんなにいい子だった、ほんとうに愛していたと。
ぼくらは上沼恵美子さんのご自宅へ伺って、お話をきこうと思った。
取材 -
【販売開始!】フレブルオーバーオール「UNIVERSAL OVERALL × W-OKI KENTA × フレブルライフ」
アパレルブランド「UNIVERSAL OVERALL(ユニバーサルオーバーオール)」と、沖縄在住のフレブルオーナーで人気タトゥーアーティスト「W-OKI TATTOOのKENTA」。そしてフレブルライフのトリプルコラボで完成した、フレブルオーバーオール。
ストア情報
フロントプリント、バックプリントの2展開で、それぞれフレンチブルドッグのイラストも違います!
イベント「フレブルLIVE」で先行販売しましたが、ついにフレブルライフストアで販売スタートです! -
【中川大志インタビュー】エマは犬ではなく、大切な娘です。国宝級イケメンが愛犬のフレンチブルドッグと一緒に登場
『FRENCH BULLDOG LIFE』に国宝級イケメン登場! 俳優の中川大志さんが、愛犬であるフレンチブルドッグのエマちゃん(2歳の女の子)にメロメロとの情報を聞きつけ、中川さんを直撃。そのフレブル愛をたっぷり語っていただきました。他のフレブルオーナーさん同様、濃すぎる親バカエピソードが次から次へと飛び出しました。
取材 -
【取材】脳腫瘍治療のスペシャリスト・長谷川大輔教授が進める脳腫瘍の最新治療とは
フレンチブルドッグは脳腫瘍になりやすい犬種だといわれています。事実として、てんかん発作の症状が出てMRI検査を受けたフレンチブルドッグのうち、「約70%が脳腫瘍」と診断されたというデータも。犬の脳腫瘍は残念ながらあまり良い予後は期待できず、根本的治療も身体に負担がかかることから、私たちオーナーは希望を失いがちになります。
そんな脳腫瘍治療に、新たな風が吹こうとしているのです! このプロジェクトの先陣を切る、日本獣医生命科学大学・長谷川大輔教授にお話しをうかがいました。
取材 -
【取材】川口春奈とアムのやさしい世界。ー大人気女優は生粋のフレブルラバー
いまをときめく人気女優が、フレンチブルドッグラバーであるという事実。
そうです、その人は川口春奈さん。
アムちゃんというパイドの女の子と暮らしています。
話を聞けば聞くほど、そして春奈さんとアムちゃんのやりとりを目の当たりにするほどに、そのフレンチブルドッグ愛がわたしたちのそれとまったく同じであることに、なんだかうれしくなってしまったのでした。
春奈さんとアムちゃんのすてきな暮らしを、BUHI編集長の小西がいつくしみながら、切り取らせていただきます。
-
【愛ブヒのお肌に悩む方へ】THE fu-do(ザ・フード)を食べて「納得のいくお肌」になるまでの、3ステップとは!?
販売からわずか半年で20万食を突破し、満足度95%を超える「THE fu-do(ザ・フード)」。
フレンチブルドッグの中でも特にお肌に悩む子には、積極的にお召し上がりいただきたい!
そして、どうか焦らないでください。フレンチブルドッグの体質を踏まえると、納得のいくお肌になるためには、最低でも3ヶ月はかかります。
でも大丈夫。今回は、すこやかなお肌を目指すための「3ステップ」をお伝えします! 毎日のボディチェックが、ますます楽しくなりますよ。
ザ・フード -
【PUFFY出演決定!】フレブルLIVE 出演アーティスト発表【第一弾!】
今年の『French Bulldog LIVE 2024(フレブルLIVE)』は、11/9(土)-10(日)の2days!
「フレブルLIVE」の特徴は、二日間でコンテンツが異なること。
一日目は愛ブヒとオーナーさんが主役の参加型コンテンツ。そして二日目は、アーティストによる音楽フェスが中心です!
今回は、音楽フェス(二日目)の出演アーティスト発表第一弾!
なんと、オーナーにも「世代」が多いPUFFYの出演が決定しました!
フレブルLIVE -
【肉球の香りがするビール、誕生】イラストは千原ジュニアさん【フレブルLIVEで先行販売!】
『French Bulldog LIVE 2024(フレブルLIVE)』は、11/9(土)-10(日)の2days!
今年は例年以上に反響があり、二日間ともに駐車場付きチケットがSold outとなりました!
年々パワーアップしている「フレブルLIVE」ですが、今年はオリジナルのクラフトビールを制作。
世界初・肉球の香りがするビールで、その名も「Paw Pad Ale」。
パッケージのイラストは、なんと千原ジュニアさんが手がけてくださいました。
フレブルLIVEにて、先行販売いたします!
フレブルLIVE -
【イベントレポ】5,000頭のフレンチブルドッグと7,000人が集まった「フレブルLIVE2024」の全貌!
11/9(土)-10(日)の二日間にわたって開催された『French Bulldog LIVE 2024(フレブルLIVE)』。
今年はのべ5,000頭のフレンチブルドッグと7,000人のフレブルオーナーが集まりました!
day1の司会はフレブルラバーのロッチさん。day2の音楽フェスには世代ど真ん中のPUFFYが出演するなど、例年以上に豪華なラインナップ。
北は北海道、南は鹿児島県から。全国のフレンチブルドッグが一堂に会した「フレブルLIVE2024」の模様を、詳しくお届けです!
最後には2025年の情報もありますので、要チェックでございます!
フレブルLIVE
特集
-
フレンチブルドッグの性格/基本情報
からだの特徴や性格、歴史など基本的なフレブル情報をご紹介!
-
子犬/はじめてのフレンチブルドッグ
フレブルビギナーの不安を解消!迎える前の心得、揃えておきたいアイテム、自宅環境、接し方などをご紹介
-
フレブル病気辞典
獣医師監修のFrenchBulldogLifeオリジナル病気辞典。愛ブヒを守るための情報満載
-
フレブルライフ ストア
本当にいいものだけを、厳選紹介。FBLの公式オンラインストアです
-
French Bulldog LIVE⚡️2024 (フレブルLIVE)
-
7周年特別企画「プロジェクト7」
-
【特集】レジェンドブヒの肖像ー10歳を超えて
10歳オーバーの元気なブヒを取材し、長寿の秘訣を探る。
-
【特集】5歳からのミドルシニアLIFE
ご長寿ブヒをめざすヒントがここに!
-
【特集】FBL編集部の「アバウトな幸福論」
-
【特集】編集部厳選!本当に使えるドッグギア
フレブルと暮らす編集部が、自信をもって紹介したいアイテムとは!?
-
【特集】もしものときの名医名鑑
ヘルニアやガンなど、その道の名医たちを独占取材!
-
【特集】わたしは、愛ブヒのリーダーになるのダ。
プロドッグトレーナーが、リーダーになるための秘訣を解説!
-
【特集】短命拒否権ーフレンチブルドッグは、もっと生きる
この特集は、『短命』のレッテルを返上するための、有益なフレブル生活記録簿です。
-
虹の橋
愛ブヒが虹の橋へ向かう準備をするための場所
-
フレブル里親/保護犬情報
French Bulldog Lifeでは、保護犬を一頭でも多く救うための活動支援をしています。