【防犯カメラは捉えた】世界で増えるフレンチブルドッグの盗難事件
世界中で大人気のフレンチブルドッグ。グッズが増えたり、メディアで目にする機会が増えたのは嬉しいことですよね。でも、悲しいことに、人気と共に悪いニュースも増えてしまうもの。今回は、人気の裏側で起こってしまったフレブルの盗難事件を3つご紹介します。
参考サイト:Tempe police searching for 2 men who stole French bulldog puppies from Arizona Mills
Affidavit: Suspect stole woman’s $3.5K French Bulldog at gunpoint
目次
“犬を盗んだ犯人は、子供達の心を深く傷つけた”— ABC15 Arizona
2018年1月、アメリカ・アリゾナ州。2人の男が5頭のフレンチブルドッグをペットショップから盗み出しました。それだけでも悲しい許せない事件ですが、もっと許せないのは、そのフレンチブルドッグたちにはもう新しい家族がいて、名前もあって、あとは家族が迎えに行くだけだったということ。
インタビューを受けるのは、娘のお誕生日にブルーフォーンのGwenを迎えに行く予定だった家族と、同じくブルーフォーンのGoatを迎えに行く予定だったカップルです。
防犯カメラに映っていた犯人たちは、何の迷いもなくフレンチブルドッグだけを盗んでいったのだとか。その価値は1頭6,000ドル(およそ64万円)。インタビューを受ける店員さんは、「フレンチブルドッグはとても高価な犬。彼らは価値をわかっていて盗んだにちがいない」と言います。
こちらが、実際の防犯カメラの様子です。ショッキングな映像ですので、閲覧注意とさせていただきます。
“車には拳銃を持った運転手がいた”— mySanAntonio.com
アメリカのテキサス州サンアントニオで起こったのは、なんと拳銃が関わるフレンチブルドッグの盗難事件です。
インターネットを通してフレブルを販売していたオーナーに、一人の男がコンタクトをとってきました。それが、21歳の犯人Garcia。彼は、オーナーに「インターネットで見たフレンチブルドッグを家族に迎えたい」と連絡をします。
オーナーの家までフレンチブルドッグを迎えにきたGarcia。お金を払う前に、「抱っこさせてくれ」と言うので何の疑いもなくフレブルを抱かせると、Garciaはそのまま走り出したのです。
その先には運転手が車に乗って待っていました。車に乗り込むGarcia、止めるオーナー。すると、運転手が拳銃を突きつけてきたのです。銃を突きつけられては何もできません。そのまま、フレンチブルドッグとともに車は走り去ってしまいました。
この事件はその後、オーナーの家の監視カメラの映像がきっかけで解決しました。記事によると、Garciaは今収監されていて、最高30,000ドル(およそ320万円)の罰金が課せられるとのこと。が、未だに運転手は捕まっていないそうです。
“これは前代未聞の暴力事件だ”— James Faulkner刑事部警視正
イングランドの街オールダムでは、家に押し入った強盗にフレンチブルドッグを盗まれるという事件が起きてしまいました。
ある土曜日の朝6時。フレンチブルドッグと家族が住む家に、2人の男が門を壊して押し入ってきました。彼らはナイフを持っていて、それを家族のひとりの喉元に突きつけて「金を出せ」と脅します。
そして、家族のひとりに切りつけ、 あろうことか家族の愛するフレンチブルドッグを盗んで行ったのです。切りつけられた家族の命に別状はありませんでしたが、病院で治療を受けなくてはならない重症を負ってしまったそうです。
この事件を担当したオールダムの刑事部警視正Jamesさんは、この事件についてこうまとめました。
「金目のものや金を奪うのは確かに酷いことだ。だが、家に押し入り、眠っている家族を襲い、彼らの愛する犬を盗むとは、前代未聞の酷い事件だ」
強盗事件が起こったのは2018年1月のはじめ。残念ながらこの事件の犯人は、まだ捕まっていません。
フレンチブルドッグの人気が上がり、世界から聞こえてきた悲しいニュースを3つお伝えしました。今回ご紹介したのは海外の事件ですが、これから暖かくなって愛ブヒとお出かけが楽しい季節。それとともにわたしたちも、大切な家族を守るにはどうするか、考えなくてはいけないかもしれません。
フレンチブルドッグの誘拐については、こちらの記事もご覧ください。
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