誕生日プレゼントとしてやってきたフレブル「サイダー」
今から13年前、旦那さんから奥さんへの誕生日プレゼントとして、フレンチブルドッグの「サイダー」が家族に仲間入り。
サイダーがやってきてからの13年間についてお話しをうかがいました。
家族になったフレブル「サイダー」
サイダーが我が家にやってきたのは2005年8月のこと。夫から私への誕生日のお祝いとして、ブリーダーさんから迎え入れました。サイダーは基本的にとても穏やかでおっとりした性格です。吠えたり騒がしくしたりすることもなく、ほとんど手がかからないですね。ただ、嫉妬深く頑固な面もあり、スイッチが入ると、2006年に家族になった妹のソウルとケンカになることもありましたね。
パピーの頃に、テレビ番組の「アド街ック天国」に一緒に出演したことは楽しい思い出です。ワンコ同士の名刺の交換会の撮影依頼もあり、2日ほどの撮影の間、たくさんの人に囲まれてサイダーはご機嫌だったようです。実は2006年に水元公園でオフ会があり、スタッフとして参加した際、1歳にならないサイダーをBUHIに撮影してもらったこともあるんですよ。こちらも懐かしい思い出です。
サイダーが来てからは休日の過ごし方が変わりました。アウトドア派の夫の影響もありますが、キャンプをするようになり、外で過ごす機会も増えました。夫が他界してから、私が会社勤めをするようになり、不在にする時間が増えました。お留守番は平日で約10時間ほどです。妹のソウルと一緒にお留守番してくれていたのですが、ソウルは2016年8月に10歳で亡くなりました。それから、留守の時は以前に増してサイダーのことが気になります。特に会社帰りは寄り道をせずに帰るようになりました。最近は妹が家にいてくれるので、お留守番の時間は減りましたね。休日はできるだけサイダーとのんびり過ごすようにしています。
ストレスを与えない、心地よい環境づくりが長寿の秘訣
食事はなるべくバランスよく、消化によいものを心がけています。アレルギーがあるので既製品の場合は原材料、添加物は必ずチェックします。飲料水は水素水やラドン水を与えています。
サイダーは現在13歳になりますが、長寿の秘訣というものは特にありません。補助的にサプリメントを用いたり、口にするものやシャンプーを含め、ケア用品などは気を使ってきましたが、特別なことはしていません。やっぱりソウルという同居犬がいたこと、そしてサイダー自身の生命力ではないかと思います。それでもシニア期になってからは、視力や聴力低下、足腰が弱くなったり、表情も乏しくなったかな……と感じています。
あと、ますますよく寝るようになりましたね。そのため寝具や暑さ寒さ対策など、快適に過ごせる環境づくりは欠かせません。また、極力ストレスを与えないよう心がけています。迎えた頃は厳しくしていましたが、最近では叱ることもありませんね。
長寿についてアドバイスするようなことはありませんが、なるべくストレスを与えない、心地よい環境づくり、食事の管理、そして何より愛犬と過ごすかけがえのない愛おしい時間を満喫していただきたいですね。
一緒に過ごせる貴重な時間を大切にしたい
2016年12月に非上皮性悪性腫瘍の手術をしたのですが、麻酔から覚めた後に危険な状態が夜中まで続き、集中治療室で一晩過ごしたことがあります。無事に戻ってきてくれたことに本当に感謝しています。そのあと傷口にドレーンを刺したままの状態で過ごしたのですが、包帯は外れやすいし、テープをすれば、肌が腫れてしまったりと、とにかく神経を使いましたね。今のところ再発もなく、本当にほっとしています。それからは、食欲やウンチの様子を日々インスタグラムなどに記録しています。
ただ、春の血液検査で白血球数が高いことがわかり、定期的に血液検査をするために、現在病院に通っています。処方されている薬のおかげで食欲が戻り、元気も出てきました。今後も病院、お薬とうまく付き合っていけたらと思っています。
非上皮性悪性腫瘍の手術を経て、病気と付き合いながら約1年半が経ちます。一緒に過ごせる貴重な時間を大切にという気持ちはより強くなりました。頼りない私のために、これまで長生きして支えてくれている親孝行なサイダーには感謝しかありません。年齢を重ねるごとに愛しさが増して……。一緒に過ごせる幸せな日々を毎日噛みしめています。
こちらの記事も合わせてチェックしてみてくださいね!
※この記事は「BUHI vol.47」からの転載です。一部加筆・修正をし、公開しています。
おすすめ記事
-
【取材】ロッチ中岡〜そのフレブル愛、ガチ中のガチ。隠れブヒラバーが語る、細かすぎる魅力とは〜【前編】
みなさんが愛犬家ならぬ“愛ブヒ家”として思い浮かぶ芸能人といえば、草彅剛さん、レディー・ガガさんなど、フレブルを飼っている方が多いと思います。が、ロッチ中岡さんも、じつは大のフレブルラバーだというのをご存知ですか? フレブルを飼っていないのにもかかわらず、中岡さんのインスタグラムを覗くと、たくさんのフレブルアカウントがフォローされていて、わが『FRENCH BULLDOG LIFE』モデルのnicoやトーラスも、その中の一頭。
そんな中岡さんに、フレブルの魅力を語っていただきました。そのブヒ愛っぷりは、思ってた以上! ガチ中のガチでした!?
取材 -
【取材】9歳で脳腫瘍を発症し「4年7ヶ月間」生存。フレンチブルドッグ・桃太郎の奇跡と軌跡
愛犬が「脳腫瘍」と診断されたとき、言葉にできない絶望感を味わうことと思います。筆者も脳腫瘍で愛犬が旅立ったひとり。だからこそ、どれほど厄介で困難な病気かを理解をしているつもりです。「発症から1年生存すれば素晴らしい」とされるこの病気。
ところが、フレンチブルドッグの桃太郎は9歳で脳腫瘍を発症し、なんと4年7ヶ月間も生き抜いたのです。旅立ったときの年齢は13歳と11ヶ月、レジェンド級のレジェンドでした。さらには、治療後3年間は一度も発作が起きなかったといいます。
この事実はフレンチブルドッグだけでなく、脳腫瘍と闘う多くの犬たちに勇気と希望を与えるに違いありません。桃太郎のオーナーである佐藤さんご夫婦に、治療の選択やケアについて詳しくお話しをうかがいました。
取材 -
【愛ブヒの旅立ちを語る】BUHI編集長小西・FBL編集長チカ・代表ケンタ【鼎談(ていだん)】前編
愛ブヒの旅立ちはとても悲しいけれど、かならず迎えることになる現実です。けれども、その死はたくさんのことを教えてくれます。
わたしたちがそれを受け入れるのならば、あの子の存在はもっと強くなる。
愛ブヒを亡くした三人(BUHI編集長小西秀司・FBL編集長チカ・代表ケンタ)が、その思いを赤裸々に語りました。
虹の橋 -
【取材】上沼恵美子さん「もう一回だけ抱きしめたい」愛犬ベベとの12年間
運命の子はぼくらのもとにやってきて、流れ星のように去ってしまった。
その悲しみを語ることはなかなかむずかしい。
けれども、ぼくらはそのことについて考えたいし、泣き出しそうな飼い主さんを目の前にして、ほんのすこしでも寄り添いたいと思う。
その悲しみをいますぐ解消することはできないが、話をきいて、泣いたり笑ったりするのもいいだろう。
こんな子だった、こんなにいい子だった、ほんとうに愛していたと。
ぼくらは上沼恵美子さんのご自宅へ伺って、お話をきこうと思った。
取材 -
【編集Yの太鼓判はコレ!】留守番中も爆睡!究極の癒しベッドー編集部厳選!本当に使えるドッグギア #44
全員フレブルオーナーである『FRENCH BULLDOG LIFE』の編集部員たちが、自分たちで愛用している「本当に買ってよかった!」ものだけを紹介するこの連載。
今回は編集Yが、すべてのフレブルが大好きだと確信する極上のドッグベッドをご紹介! 留守番中もぐっすり、埋もれる姿は激カワ、さらに高確率で「へそ天」が見られます!
特集 -
【販売開始!】フレブルオーバーオール「UNIVERSAL OVERALL × W-OKI KENTA × フレブルライフ」
アパレルブランド「UNIVERSAL OVERALL(ユニバーサルオーバーオール)」と、沖縄在住のフレブルオーナーで人気タトゥーアーティスト「W-OKI TATTOOのKENTA」。そしてフレブルライフのトリプルコラボで完成した、フレブルオーバーオール。
ストア情報
フロントプリント、バックプリントの2展開で、それぞれフレンチブルドッグのイラストも違います!
イベント「フレブルLIVE」で先行販売しましたが、ついにフレブルライフストアで販売スタートです! -
【中川大志インタビュー】エマは犬ではなく、大切な娘です。国宝級イケメンが愛犬のフレンチブルドッグと一緒に登場
『FRENCH BULLDOG LIFE』に国宝級イケメン登場! 俳優の中川大志さんが、愛犬であるフレンチブルドッグのエマちゃん(2歳の女の子)にメロメロとの情報を聞きつけ、中川さんを直撃。そのフレブル愛をたっぷり語っていただきました。他のフレブルオーナーさん同様、濃すぎる親バカエピソードが次から次へと飛び出しました。
取材 -
【取材】脳腫瘍治療のスペシャリスト・長谷川大輔教授が進める脳腫瘍の最新治療とは
フレンチブルドッグは脳腫瘍になりやすい犬種だといわれています。事実として、てんかん発作の症状が出てMRI検査を受けたフレンチブルドッグのうち、「約70%が脳腫瘍」と診断されたというデータも。犬の脳腫瘍は残念ながらあまり良い予後は期待できず、根本的治療も身体に負担がかかることから、私たちオーナーは希望を失いがちになります。
そんな脳腫瘍治療に、新たな風が吹こうとしているのです! このプロジェクトの先陣を切る、日本獣医生命科学大学・長谷川大輔教授にお話しをうかがいました。
取材 -
【取材】川口春奈とアムのやさしい世界。ー大人気女優は生粋のフレブルラバー
いまをときめく人気女優が、フレンチブルドッグラバーであるという事実。
そうです、その人は川口春奈さん。
アムちゃんというパイドの女の子と暮らしています。
話を聞けば聞くほど、そして春奈さんとアムちゃんのやりとりを目の当たりにするほどに、そのフレンチブルドッグ愛がわたしたちのそれとまったく同じであることに、なんだかうれしくなってしまったのでした。
春奈さんとアムちゃんのすてきな暮らしを、BUHI編集長の小西がいつくしみながら、切り取らせていただきます。
-
【イベントレポ】のべ6,500人・4,500頭のフレンチブルドッグが集結!「フレブルLIVE2023」の全貌大公開!
第二回『French Bulldog LIVE 2023(フレブルLIVE)』が、無事閉幕しました!
今年は思い切っての2daysチャレンジ。当日までどうなるかドキドキでしたが…なんと、のべ「6,500人・4,500頭のフレンチブルドッグ」が集結。
開催地の山中湖はもちろんのこと、道中のサービスエリアもフレブルだらけで、他犬種のオーナーさんは「何があるんですか!?」と驚いていたとか(そりゃそうだ笑)。
さぁみなさん、いよいよ「フレブルLIVE 2023」のレポートをお届けです!
今年参加してくださった方も、来年こそと意気込んでくださっている方も、臨場感たっぷりのレポートをお楽しみください!
フレブルLIVE -
【たった30秒でマイナス6℃!】進化する熱中症アイテム。保冷剤のいらないクールウェアは、この夏必須!
暑さに弱いフレンチブルドッグたち。そろそろ本格的な熱中症対策が必要なシーズンになってきました。
今回ご紹介するのは、日本初の保冷剤がいらないクールウェア。
獣医師監修で、さらに実用新案・特許も取得した、今フレンチブルドッグに最もオススメしたいクールアイテムです!
(PR 株式会社スウィートマミー)
PR -
【わずか3ヶ月で5万食突破!】フレンチブルドッグ専用「THE fu-do(ザ・フード)」が選ばれる理由。
フレンチブルドッグのためだけに作った総合栄養食「THE fu-do(ザ・フード)」。
販売スタートからわずか3ヶ月で、5万食を突破しました!
私たちにとって、ひとつの集大成ともいえる「THE fu-do(ザ・フード)」。
今回は特徴と、食べつづけた先にどんな未来が待っているのかをご紹介したいと思います!
実際にお試し頂いた50頭のフレンチブルドッグの声もお届けしていますよ。
元気なレジェンドブヒを目指すみなさま、どうかじっくりご一読くださいませ!
ザ・フード
特集
-
フレンチブルドッグの性格/基本情報
からだの特徴や性格、歴史など基本的なフレブル情報をご紹介!
-
子犬/はじめてのフレンチブルドッグ
フレブルビギナーの不安を解消!迎える前の心得、揃えておきたいアイテム、自宅環境、接し方などをご紹介
-
フレブル病気辞典
獣医師監修のFrenchBulldogLifeオリジナル病気辞典。愛ブヒを守るための情報満載
-
フレブルライフ ストア
本当にいいものだけを、厳選紹介。FBLの公式オンラインストアです
-
French Bulldog LIVE⚡️2024 (フレブルLIVE)
-
【特集】レジェンドブヒの肖像ー10歳を超えて
10歳オーバーの元気なブヒを取材し、長寿の秘訣を探る。
-
【特集】5歳からのミドルシニアLIFE
ご長寿ブヒをめざすヒントがここに!
-
【特集】短命拒否権ーフレンチブルドッグは、もっと生きる
この特集は、『短命』のレッテルを返上するための、有益なフレブル生活記録簿です。
-
【特集】編集部厳選!本当に使えるドッグギア
フレブルと暮らす編集部が、自信をもって紹介したいアイテムとは!?
-
【特集】We wanna meet FBF! ー編集部が、会いたいキミのもとへ。
-
【特集】もしものときの名医名鑑
ヘルニアやガンなど、その道の名医たちを独占取材!
-
【特集】わたしは、愛ブヒのリーダーになるのダ。
プロドッグトレーナーが、リーダーになるための秘訣を解説!
-
虹の橋
愛ブヒが虹の橋へ向かう準備をするための場所
-
フレブル里親/保護犬情報
French Bulldog Lifeでは、保護犬を一頭でも多く救うための活動支援をしています。