2018年11月10日4,300 View

秋だって要注意!フレブルとのドライブの注意点〜熱中症対策を万全に〜

GWから残暑まで、フレンチブルドッグにとっては熱中症の危険性がいっぱいの季節です。飼い主さんも細心の注意を払って、お出かけやお散歩をさせていたことでしょう。そんな季節を乗り越えて、ようやく涼しくなり、愛ブヒとのお出かけが楽しいシーズンがやってきました!

愛ブヒと一緒に車で遠出をする計画を立てている人も多いのではないでしょうか? ただし、涼しくなってきたとはいえど、ワンコとのドライブは思わぬトラブルもつきものです。そこで、犬とのドライブ初心者の方へ、愛犬が快適に過ごせるよう、抑えておきたいポイントをご紹介します。

ドライブ前に体調不調がないかよく確認して

フレンチブルドッグ介護

NASTIA KHITIAEVA/shutterstock

普段から車に慣れているフレブルはともかくとして、あまり車に乗ったことがないワンコの場合は、その日の体調によってドライブが負担になってしまうこともあります。

 

わが家の愛ブヒの場合は、車移動や電車移動の際、慣れない環境のため、とにかく興奮してしまいがちです。ですから、こうしたイベント前は犬をよく観察して、体調は万全かをみるようにしています。

 

まず、車酔いのリスクを避けるため、お出かけ前の2~3時間前までにご飯を食べさせておきましょう。そして、お散歩とトイレもすませ、いつもどおりの落ち着いた状態で、車に同乗するようにしましょう。車酔いをする子の場合、ご飯は普段より少なめにして、病院から念のため酔い止めをもらっておくと安心ですね。

 

急ブレーキ&急発進を避けて車酔いを防ぐ

フレンチブルドッグ予防ワクチン

MARCHPN/shutterstock

急ブレーキや急発進、カーブの連続する坂道などは、人間でも苦手な人は気分が悪くなってしまうもの。

 

特にフレブルは人間と比べて身体が小さいので、遠心力がかかる運転などでは、自律神経が乱れて、体調不良になりがちです(慣れている子はへっちゃらだったりしますが)。いつも以上スピード調整をしつつ、やさしいドライブを心がけましょう。

 

後部座席で自分の居場所を作り、のんびり過ごす子もいると思いますが、車の揺れに弱い子の場合、キャリーやケージなどに入れて、無理な踏ん張りをしないで楽に座っていられる環境を作ってあげるといいですね。

 

窓を少し開けて、車内に空気が流れるようにしてあげるのも、リラックス効果があります。

 

車内の温度は20度前後に保つ

涼しくなったとはいえど、犬にとっては温度25度以上で熱中症にかかる危険性があります。車内は20度前後に保つようにして、人間は上着などで調整しましょう。

 

また盲点なのが、直射日光を浴びる場所にワンコが座っていると、そこだけ気温が急上昇という場合も。こまめに居場所を移動させたり、場合によっては窓にサイドカーテンを付けてあげると効果的です。

 

車酔いが心配ならシートに大判のペットシーツを

フレンチブルドッグ危険

Patryk Kosmider/shutterstock

体調の問題なので、気分が悪くなってしまうと、吐いてしまったりする場合もあります。

 

車酔いが心配な場合は、シートに大判のペットシーツを敷いてあげると、片付けも楽ですし、その分愛犬への負担も軽くなると思います。

 

汚れを簡単に拭き取れて、水洗いもできる防水性のあるドライブシートも販売しているので、ドライブが多い家庭の場合は、こちらを購入してもいいでしょう。

 

こまめな休憩で気分転換&水分補給

フレンチブルドッグルール

Nick Chase 68/shutterstock

長距離のドライブは犬にとってはやっぱりストレスになります。1~2時間ごとのこまめな休憩で、気分転換を図れるようにしてあげましょう。

 

また、ここではたっぷり水分補給をさせてあげること。車内でお水をあげていても、ドライブに慣れていない子だと、ソワソワしていて充分な水分補給ができていない場合があります。

 

最近ではドッグラン併設のサービスエリア、パーキングエリアも増えています。ドッグランでお散歩をして外の空気を満喫し、水分補給やトイレをすませて、気分一新でドライブ再開ができるといいですね。

 

ドライブ中のパンティングへの対応は?

フレンチブルドッグシートベルト

Kittibowornphatnon:shutterstock

わが家のフレブルは、車に乗ってドライブをする機会は年に2~3回程度。あまり車に慣れていないせいもあってか、季節に関係なく、ハアハアと息をして体温調整をする「パンティング」と呼ばれる状態になってしまうことが多いのです。

 

実は今年10月初旬、車内にクーラーをかけていても、パンティング状態に陥ってしまいました。温度だけでなく、どこに行くかわからない不安のせいで、興奮してしまったのかもしれません。

 

とにかく身体に熱がこもっている状態なので、できるだけ早く体温調整をしてあげないといけません。そこでお役立ちだったのが、クリップ式になっていて卓上でも使えるミニ扇風機でした。水を含ませたタオルで身体全体を覆い、顔から身体全体に扇風機の風を充てていたら、ようやく落ち着いてきました。

 

熱中症の季節に関係なく、ドライブの際はミニ扇風機などを常備しておくと便利だと実感しましたね(貸してくれたブヒ友だち、ありがとう!)。また、凍らせておいたタオルやペットボトル、保冷剤なども準備しておくと安心かもしれません。

 

サービスエリアで休憩し、その後はドライブにも慣れたのか、ゆったりと過ごしてくれるようになりました。

 

秋~春もドライブ時には細心の注意が必要

フレンチブルドッグドッグラン

WildStrawberry/shutterstock

これからの季節、自然をたっぷり堪能できるブヒキャンや帰省などで、愛ブヒとドライブをする機会が増える人も多いと思います。犬と一緒にドライブができれば、行動範囲も広がりますし、楽しい思い出も増えるでしょう。

 

くれぐれも安全運転と事前の準備を心がけて、愛ブヒと一緒に快適なドライブを楽しんでくださいね。

 

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