【連載】自由な街、シッチェス!〜スペインでフレブルと。#4〜
スペインのバルセロナで“フレブルライフ”を満喫する、イトウマリさん。 職業は、ご夫婦そろってアーティスト! 愛ブヒはハニーパイドの「ぶーちゃん」で、性格はスーパーマイペース。
日本よりも遥かにフレブルが多い国スペインで、イトウマリさんはどのようなフレブルライフをおくっているのでしょうか。
連載4回目は…自由な街シッチェスへ。そして、ぶーちゃんのしつけが大変だった子犬時代のお話しを少しだけ。
自由な街、シッチェス
HOLA! 皆様こんにちは!
いかがお過ごしでしょうか?
まずは前回のワイナリーの回の続きから、今日はバルセロナ近郊の海沿いの街をご紹介したいと思います。
あのあと、ワイナリーを後にした私たちは、30分ほど車を走らせ、シッチェスというバルセロナ近郊のリゾート地へ!
こちらは地中海の美しい海岸沿いの町で、観光地としても、また映画祭やジャズフェスティバル、カーニバルを開催する文化的な街としても有名。
ムキムキなゲイのお兄さんがたくさんいることでも知られております。
LGBTの街であるシッチェスは、シンボルであるレインボーフラッグがそこらでキラキラはためき、毎年6月に行われる派手派手なプライドパレードもとても有名!
歩いても素敵な小道がたくさんあり、海だけでなくて、散策も楽しめます。
私はそんな自由な雰囲気のこの街が大好きです。
アイスクリームをたべたり、ウィンドーショッピングをしたり、なんだか開放的な街の雰囲気がより一層ハッピーにしてくれます。
メインビーチをまっすぐ進むと…
ノリノリの私たちが歩くこのメインのビーチ沿いの道をまっすぐ進むと高台にステキな教会があります。
教会の名前は、サン バルトロメ イ サンタ テクラ教会。長い名前です。
17世紀に建てられた教会の裏には海の見えるマリセル美術館もあるのですが、そちらはこの日は残念ながら休館日でした。
教会の前でおすまししてパチリ。
海の前でとっても景色の良い教会です。お天気も良くぶーちゃんものんびり。
赤いドリンクで(?)ちょっと休憩
日に当たりちょっと疲れたので、カフェテリアに座って休むことにしました。
テラスで頼んだのはこちらの赤い飲み物、スペインの清涼飲料、ソフトドリンクのBITTER KAS。
ビッテルカス、もしくは、ビテルカスと言うと通じます。
21種類のハーブが配合された、ガス入りでちょっと苦い、後味スッキリなノンアルコールの飲み物です。
気分もスッキリ、この日は、足早にバルセロナに無事に帰りました。
ところで、このシッチェスという街は中世の時代、前回の記事で書いたワイナリーがあるvillafranca de Penedès 地域 のワイン農家の人々が、このシッチェスの港にワイン出荷に許可を求め、地中海にワインを広めながら港町として栄えていった歴史があるそうです。
たまたまセットで行きましたがワイナリーの後にはピッタリのコースだったようです。
しつけが大変だったころのお話しを。
さて、今日はちょっと躾で大変だった仔犬の頃のお話を。
今はすっかり落ち着いている成犬となっているぶーちゃんですが、仔犬の頃は、まあいたずら好きで本当に大変でした。
当時ロングヘアーだった私は、寝るたびに毎日ガリガリゴソゴソと髪の毛を掘られて、こんがらかってひどいことに…。
ムキーーーとなって怒ってもイマイチ伝わらず嬉しそうに後をついてくるので、私がトイレに閉じこもって、どうやって躾ければいいのだろうかと、スマホで「躾」の検索ばかりしていたこともありました。
躾に関しては、いろいろなご縁が繋がり出会うことができたドックトレーナーさんのおかげで、すっかりいい子になりました。
ぶーちゃん事件簿、その1
仔犬の世話ってこんなに大変なのかと思っていたある日、初めての混合ワクチンの日を迎えました。
無事にワクチンを打ってもらって、あともう少しでお散歩デビューだなあなんて嬉しく思っていた最中、家に戻り、その日は来客があったのでお昼ご飯を作っていたときのこと。
あれれ、なんかぶーちゃんの顔がおかしくない? と気がついたら、まあ大変! 顔がすごいことになっているではないですか!!
慌てて、動物病院に電話して、ぶーちゃんの顔がおかしいと連れて行ったら、ワクチンのアレルギー反応でした。
かわいそうに顔がこんなに腫れて、足も、口もちょっと柔らかな皮膚の部分は全てパンパンに腫れています。カルロス先生もビックリ仰天。
抗ヒスタミン剤を注射してもらって、自宅で安静にしていたら徐々に治りましたが、それ以来、7歳になった今でも混合ワクチンの際には、必ず、アレルギー反応がでたものととは違うメーカーのワクチンを接種。
そして、一度に打つのではなく間を5分くらいおいてから二度に分けて打ってもらっています。
そして、もしまたアレルギー反応が出ても大丈夫なように、先生には必ず午前中に来るように言われています。
といいますのも、スペインはシエスタの国ですから、動物病院も14時から17時はお休みです。
遅くても12時までの予約を取って、注射後は動物病院の近くでお茶をして様子を見るように心がけています。
ぶーちゃんはラッキーなことに信頼できるカルロス先生に初めての診察から今でずっと見てもらっているので何かと安心です。
先生もぶーちゃんのことをよくわかってくださっています。
犬でも人間でも、信頼できるお医者さまが近くにいると安心して生活できて本当にありがたいことです。
さてと、この夏も健康一番で迎えたいと思います!
次回へつづくーー。
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