【連載】個展のオープニングパーティー!ぶーちゃんも私の絵に登場します〜スペインでフレブルと。#8〜
スペインのバルセロナで“フレブルライフ”を満喫する、イトウマリさん。 職業は、ご夫婦そろってアーティスト! 愛ブヒはハニーパイドの「ぶーちゃん」で、性格はスーパーマイペース。
日本よりも遥かにフレブルが多い国スペインで、イトウマリさんはどのようなフレブルライフをおくっているのでしょうか。
連載8回目は…イトウマリさんの個展を記念して行われたオープニングパーティーのこと。もちろんぶーちゃんも一緒に参加です!
そして、スペインのデモのことも少しだけ。
スペイン・カタルーニャ州のデモ
Hola!! 皆さま、こんにちは。
いかがお過ごしでしょうか?
ぶーちゃんが普段平和に住んでいるバルセロナは、ここ最近、大変な事態となっております。
簡単に説明すると、バルセロナはカタルーニャ州にあり、このカタルーニャというのは昔は1つの国だったので、スペインから独立したいと考える独立派が多数います。
カタルーニャ自治政府の独立派の政治家9名の禁錮刑が10月14日に発表され、この禁固刑に対する抗議で毎日色々なところでデモが行われ、空港道路が封鎖されたり、警察と激しく衝突したり、非常に不安定な状況です。
独立しようと動いた政治家たちに対して最長で禁錮12年は、厳しすぎて酷いなあと思いますが、それに抗議するためにカタルーニャの地方からみんなでぞろぞろ高速道路を封鎖しながら3日間かけて歩いて10月18日にはバルセロナに50万人も集結しました。
カタルーニャ人のこのエネルギーにも驚かされます。
毎日、カタルーニャ州のいたるところでデモが行われています。
平和的なデモは大歓迎ですが、ゴミ箱のコンテナを燃やしたり、空港を封鎖するなど、なかなか受け入れがたいデモもあります。
警官の空気銃で失明した人もいるので貰い事故にならないように、私は毎日、日本領事館から送られてくるデモ情報をこまめにチェックして、デモには近づかないように心がけています。
個展のオープニングパーティー!
さて、今日は、ぶーちゃんも一緒に参加した私の個展のオープニングパーティのお話です。
10月4日から私の個展が、バルセロナ市内で始まりました。
今回の個展前にはアトリエにて、写真とビデオ撮影があり、ぶーちゃんも一緒に写してもらいました。
私の作品には時々ぶーちゃんも描かれることもあり、カメラマンが是非ぶーちゃんも一緒に写したいとのことで、一緒に撮ってもらいました。
ぶーちゃんはカメラの前でじっとしていて、なかなか良いモデルっぷりです。写真を撮られるのは嫌いじゃない様子。
私の絵の中にもぶーちゃんが登場します。
10月3日のオープニングパーティにはモデルであるぶーちゃんも、もちろん出席しました。
今回の個展はギャラリースペースがとても広く、今まで一番大きな展示でしたので準備も大変でした。
現地のテレビのちょっとした取材があり、トークが苦手な私はど緊張で一足早く会場に向かいました。その様子はこちら。
ぶーちゃんはパーティーが大好き!!
ぶーちゃんは、夫と一緒にパーティから参加です。
大勢の人が集まると、ちやほやしてくれる人が多いせいか、ぶーちゃんはパーティなどが大好きです。この日も大張り切りでした。
19時から始まったパーティの間、ずっと一緒に最後の23時頃まで、いい子にまっててくれました。
オープニングパーティの後は、親しい仲間と近くのレストランへ行こうという話に。
バルセロナは、テラスのあるレストランはほとんど犬も一緒に入れるのですが、深夜にはテラスは締めると法律で決まっており、23時39分くらいとなると、テラス席には通してもらえず、店内での飲食のみになります。
そうなるとなかなか犬も一緒に入ることが許されるレストランが少なく、4軒目にやっとオッケーをもらい、なんとかお店に入ることができました。
私も疲れてしまって、打ち上げ会場での写真は撮り忘れてしまいましたが、深夜のスペアリブ、とてもおいしかったです。
帰り際にプチトラブル発生!
さて、オープニングで張り切って普段履きなれないちょっぴりヒールで黄色い靴を履いていた私。
足がすっかり疲れて、靴擦れが痛くて、時刻は終電も終わった1時過ぎ、家まで歩いたら45分はかかると思うともう考えただけでぐったり。
元気なぶーちゃんは歩けそうでしたが、私がもう一歩も歩けず、ここからどう帰ろうかと立ちすくんでしまいました。
綺麗な花束と犬を連れて立ちすくむ午前1時過ぎ…。
バルセロナは深夜バスが走っているので、タクシーに乗らずとも安心して24時間動けるのですが、犬はバスに乗れません。
タクシーもケージがないと断られることがほとんどです。
どうする、ぶーちゃん!?

Albert Monsalve Pedrola/shutterstock
この日は、ギャラリーまでメトロで旦那さんとやってきたぶーちゃん、さあ大変。
何度もタクシーを止めては交渉しますが、犬嫌いな運転手さんも多く即答で、ノー。ノー。ノー。
夫よ、なぜ、ケージを持ってきてくれなかったんだ。
夫よ、なぜ、車で来てくれなかったのーーと心の中で叫んでも仕方ないし…。
ようやく、7台目くらいに、人の良さそうな運転手さんに当たり、「お願いですうううう。
5ユーロ増しで払うので乗せてください」と懇願したら快諾してくれました。
本当にありがたい。もう神様、仏様、この運転手さんにサチアレーーーーと心の中でサンキューハイビームを送りました。
ありがとうと何度もいいながら、翌日少しでも運転手さんにいいことがあればいいなと切に思いました。
バルセロナは初乗りが2.1ユーロとめちゃくちゃ安いので、タクシーはオススメです。
旅行でいらっしゃる方、時間短縮にはタクシーがオススメです!
ぼったくるタクシーもほとんどないので安心ですよ。
こうして私の長い1日が終わったのでした。犬と一緒のオープニングパーティ。思い返すととってもいい1日でした。
個展はバルセロナ市内で10月4日から11月17日まで会期中無休で開催しております。
A flor de piel
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