2020年11月20日4,228 View

【強奪には理由あり! 】フレブルが“毛布”を溺愛するワケ…知れば結局、また愛してしまうのです。

北風がピューッと吹き付け始めるこの時期、気づけば愛ブヒに毛布や膝掛けといった「モフモフ素材のもの」を奪われてはいませんか? 例えばちょっとトイレに立った隙やコーヒーを淹れに行った合間をついて、彼らはまんまとさっきまで私たちの膝を暖めていたブランケットを我がものにしています。そんな『モフモフ泥棒ブヒ』は少なくないようですが、これにはちょっとかわいい理由があったのです。

だって大好きな人の匂いだもん。

フレンチブルドッグ,毛布,匂い

Loida Sanchez Real/shutterstock

 

フレンチブルドッグに限らず、犬の多くが毛布などにくるまるのがお好きな様子。

 

これは、Instagramで「#毛布犬」と検索すれば一目瞭然。

 

確かにこの時期は毛布にぐるぐるに包まれ、一見アザラシのような姿となったフレブルたちが日本各地に出没し始め、ピークを迎えるのは2月頃でしょうか。

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joerendell/shutterstock

 

『毛布×フレブル』の組み合わせは色によってはE.T.にも見えますが、とにかくフレブルは毛布を奪いがち。

 

では、何故に奪うのか。

その大きな理由のひとつに「匂い」があります。

 

もともと鼻の効くブヒたちはオーナーさんの匂いに敏感で、しかも甘えたさんが多い彼らにとって「大好きなオーナーさんの匂いがついた毛布」はバターがかかったパンケーキ並みに大好物。

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Misterdunce/shutterstock

 

匂い付きというと人間にとっては「あー、ちょっと…」と遠慮したくなるけれど、フレブルにとっては最高に安心できる良い香り。

 

そんな匂い付き毛布にくるまっていれば、暖かさだけでなく安心感も満たされる、というワケなのです。

 

パパさんの脱いだちょっと香ばしい感じの靴下が好きなのも同じ理由で、ブヒたちにとっては唯一無二のお宝なのかもしれませんね。

 

快適さを覚えたらやめらんない。

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Korneeva Kristina/shutterstock

 

生まれて初めてダウンジャケットを着た日、世の中にはこんなにも軽く暖かな快適アイテムがあるんだと感動すら覚えた人もいるかもしれません。

 

それ以来重いウールのコートに袖を通す機会がめっきり減って、つい快適な方を選んでしまうのはよくある話。

 

実はフレンチブルドッグも同じで、一度暖かくてフワフワしているものの感触を覚えてしまうとやはり忘れがたいよう。

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Rybakova Aliona/shutterstock

 

本来フレブルは立派な被毛を纏っているけれど、それでもやっぱりフカフカぬくぬくの魔力には抗えません。

 

これからの季節は毎朝お布団から出るのに気合が必要ですが、もし許されるならずっと暖かな毛布にくるまってゴロゴロしていたい気持ち、ありますよね。

 

その気持ちに忠実になり実行に移しているのが愛ブヒたちで、きっと「こんな気持ちええのになんでココから出なアカンねん」なんて思っていることでしょう。

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Averina Olga/shutterstock

 

また、もともとイヌ科の動物は洞穴を巣にする本能があるので、上部や側面が覆われている状態はDNAレベルでの安心感をもたらします。

 

そのため毛布にすっぽりと包まれた状態というのは安心できるのかもしれません。

 

暖かく快適でしかも安心感もあるなんて三拍子揃っていれば、そりゃもうフレブルが毛布を手放さないはずです。

 

毛布選び、虎の巻!

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Christian Mueller/shutterstock

 

オーナー大好き、快適大好きなフレンチブルドッグが毛布を手放さない理由はわかったけれど、いざ相棒のためにどんな毛布を選べば良いのだろう? なんて思ったことはありませんか。

 

フレブルの多くは自分のベッドを持っているので毛布はそれにプラスするような存在ですが、やはり外で活動的に駆け回りヨダレも多めな彼らが使うものだから洗濯しやすいものが一番。

 

そして愛ブヒを見ていて思うのだけれど、彼らはちょっとした移動の時に毛布をマントのようにかぶった状態のまま、床に落とすことなく器用に移動することが多々あります。

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TA-Y/shutterstock

 

そんな時に大判だとまさにモップ状態になってしまうので、ベストなのはハーフケットなどと呼ばれる人間の膝掛けサイズ。

 

匂い好きな彼らのことだからあえて新品ではなく、アナタのお古を譲ってあげるのはいかがでしょうか。

 

ちなみに素材ですが、フレブルたちワンコはお腹周辺は毛がやや薄め。

 

そのため毛の薄い部分は毛布の感触がダイレクトに伝わるから、ゴワッとした手触りのものよりふんわり系がおすすめです。

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Vantage_DS/shutterstock

 

洗濯のしやすさや乾きやすさ、お手入れのラクさを考えると、最近多いマイクロフリース素材なんかは彼らのお眼鏡にかないそう。

 

表はフリース、裏はボアになったタイプやフレブル柄など、バリエーションが多く価格も手頃なものが多いですよ。

 

なお、カシミヤやアルパカといった高価な獣毛毛布もありますが、こういったタイプは独特の香りがあり洗濯するにもデリケートで毛が密なので乾きにくく、かつ重量もあるのでワンコにはあまり向いていません。

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Jenny Sturm/shutterstock

 

毛布、ブランケット、フワフワ、モフモフ。

 

ああ、この語感だけでなんだかうっとりと夢の世界に旅立てそうな気すらしますが、私たちが心地よさを重視するのと同様にフレブルも快適なものには目がありません。

 

日頃から温度管理が行き届いた室内で暮らし、お出掛け時にはお洋服を着るフレブルが多いけれど、実は彼らは意外と寒がり。

 

だからこそ「おうち時間」をクラスアップする愛ブヒ用毛布を選んで、これから寒くなる時期を暖かに過ごしませんか?

 

 

こちらの記事も合わせてチェックしてみてくださいね。

【全オーナー必読!】犬に絶対やってはいけないことって?愛ブヒを幸せにするために今日からできる心構え

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