【強奪には理由あり! 】フレブルが“毛布”を溺愛するワケ…知れば結局、また愛してしまうのです。
北風がピューッと吹き付け始めるこの時期、気づけば愛ブヒに毛布や膝掛けといった「モフモフ素材のもの」を奪われてはいませんか? 例えばちょっとトイレに立った隙やコーヒーを淹れに行った合間をついて、彼らはまんまとさっきまで私たちの膝を暖めていたブランケットを我がものにしています。そんな『モフモフ泥棒ブヒ』は少なくないようですが、これにはちょっとかわいい理由があったのです。
だって大好きな人の匂いだもん。

Loida Sanchez Real/shutterstock
フレンチブルドッグに限らず、犬の多くが毛布などにくるまるのがお好きな様子。
これは、Instagramで「#毛布犬」と検索すれば一目瞭然。
確かにこの時期は毛布にぐるぐるに包まれ、一見アザラシのような姿となったフレブルたちが日本各地に出没し始め、ピークを迎えるのは2月頃でしょうか。

joerendell/shutterstock
『毛布×フレブル』の組み合わせは色によってはE.T.にも見えますが、とにかくフレブルは毛布を奪いがち。
では、何故に奪うのか。
その大きな理由のひとつに「匂い」があります。
もともと鼻の効くブヒたちはオーナーさんの匂いに敏感で、しかも甘えたさんが多い彼らにとって「大好きなオーナーさんの匂いがついた毛布」はバターがかかったパンケーキ並みに大好物。

Misterdunce/shutterstock
匂い付きというと人間にとっては「あー、ちょっと…」と遠慮したくなるけれど、フレブルにとっては最高に安心できる良い香り。
そんな匂い付き毛布にくるまっていれば、暖かさだけでなく安心感も満たされる、というワケなのです。
パパさんの脱いだちょっと香ばしい感じの靴下が好きなのも同じ理由で、ブヒたちにとっては唯一無二のお宝なのかもしれませんね。
快適さを覚えたらやめらんない。

Korneeva Kristina/shutterstock
生まれて初めてダウンジャケットを着た日、世の中にはこんなにも軽く暖かな快適アイテムがあるんだと感動すら覚えた人もいるかもしれません。
それ以来重いウールのコートに袖を通す機会がめっきり減って、つい快適な方を選んでしまうのはよくある話。
実はフレンチブルドッグも同じで、一度暖かくてフワフワしているものの感触を覚えてしまうとやはり忘れがたいよう。

Rybakova Aliona/shutterstock
本来フレブルは立派な被毛を纏っているけれど、それでもやっぱりフカフカぬくぬくの魔力には抗えません。
これからの季節は毎朝お布団から出るのに気合が必要ですが、もし許されるならずっと暖かな毛布にくるまってゴロゴロしていたい気持ち、ありますよね。
その気持ちに忠実になり実行に移しているのが愛ブヒたちで、きっと「こんな気持ちええのになんでココから出なアカンねん」なんて思っていることでしょう。

Averina Olga/shutterstock
また、もともとイヌ科の動物は洞穴を巣にする本能があるので、上部や側面が覆われている状態はDNAレベルでの安心感をもたらします。
そのため毛布にすっぽりと包まれた状態というのは安心できるのかもしれません。
暖かく快適でしかも安心感もあるなんて三拍子揃っていれば、そりゃもうフレブルが毛布を手放さないはずです。
毛布選び、虎の巻!

Christian Mueller/shutterstock
オーナー大好き、快適大好きなフレンチブルドッグが毛布を手放さない理由はわかったけれど、いざ相棒のためにどんな毛布を選べば良いのだろう? なんて思ったことはありませんか。
フレブルの多くは自分のベッドを持っているので毛布はそれにプラスするような存在ですが、やはり外で活動的に駆け回りヨダレも多めな彼らが使うものだから洗濯しやすいものが一番。
そして愛ブヒを見ていて思うのだけれど、彼らはちょっとした移動の時に毛布をマントのようにかぶった状態のまま、床に落とすことなく器用に移動することが多々あります。

TA-Y/shutterstock
そんな時に大判だとまさにモップ状態になってしまうので、ベストなのはハーフケットなどと呼ばれる人間の膝掛けサイズ。
匂い好きな彼らのことだからあえて新品ではなく、アナタのお古を譲ってあげるのはいかがでしょうか。
ちなみに素材ですが、フレブルたちワンコはお腹周辺は毛がやや薄め。
そのため毛の薄い部分は毛布の感触がダイレクトに伝わるから、ゴワッとした手触りのものよりふんわり系がおすすめです。

Vantage_DS/shutterstock
洗濯のしやすさや乾きやすさ、お手入れのラクさを考えると、最近多いマイクロフリース素材なんかは彼らのお眼鏡にかないそう。
表はフリース、裏はボアになったタイプやフレブル柄など、バリエーションが多く価格も手頃なものが多いですよ。
なお、カシミヤやアルパカといった高価な獣毛毛布もありますが、こういったタイプは独特の香りがあり洗濯するにもデリケートで毛が密なので乾きにくく、かつ重量もあるのでワンコにはあまり向いていません。

Jenny Sturm/shutterstock
毛布、ブランケット、フワフワ、モフモフ。
ああ、この語感だけでなんだかうっとりと夢の世界に旅立てそうな気すらしますが、私たちが心地よさを重視するのと同様にフレブルも快適なものには目がありません。
日頃から温度管理が行き届いた室内で暮らし、お出掛け時にはお洋服を着るフレブルが多いけれど、実は彼らは意外と寒がり。
だからこそ「おうち時間」をクラスアップする愛ブヒ用毛布を選んで、これから寒くなる時期を暖かに過ごしませんか?
こちらの記事も合わせてチェックしてみてくださいね。
おすすめ記事
-
【インタビュー】ロッチ中岡〜そのフレブル愛、ガチ中のガチ。隠れブヒラバーが語る、細かすぎる魅力とは〜【前編】
みなさんが愛犬家ならぬ“愛ブヒ家”として思い浮かぶ芸能人といえば、草彅剛さん、レディー・ガガさんなど、フレブルを飼っている方が多いと思います。が、ロッチ中岡さんも、じつは大のフレブルラバーだというのをご存知ですか? フレブルを飼っていないのにもかかわらず、中岡さんのインスタグラムを覗くと、たくさんのフレブルアカウントがフォローされていて、わが『FRENCH BULLDOG LIFE』モデルのnicoやトーラスも、その中の一頭。
そんな中岡さんに、フレブルの魅力を語っていただきました。そのブヒ愛っぷりは、思ってた以上! ガチ中のガチでした!?
取材 -
【取材】9歳で脳腫瘍を発症し「4年7ヶ月間」生存。フレンチブルドッグ・桃太郎の奇跡と軌跡
愛犬が「脳腫瘍」と診断されたとき、言葉にできない絶望感を味わうことと思います。筆者も脳腫瘍で愛犬が旅立ったひとり。だからこそ、どれほど厄介で困難な病気かを理解をしているつもりです。「発症から1年生存すれば素晴らしい」とされるこの病気。
ところが、フレンチブルドッグの桃太郎は9歳で脳腫瘍を発症し、なんと4年7ヶ月間も生き抜いたのです。旅立ったときの年齢は13歳と11ヶ月、レジェンド級のレジェンドでした。さらには、治療後3年間は一度も発作が起きなかったといいます。
この事実はフレンチブルドッグだけでなく、脳腫瘍と闘う多くの犬たちに勇気と希望を与えるに違いありません。桃太郎のオーナーである佐藤さんご夫婦に、治療の選択やケアについて詳しくお話しをうかがいました。
取材 -
【愛ブヒの旅立ちを語る】BUHI編集長小西・FBL編集長チカ・代表ケンタ【鼎談(ていだん)】前編
愛ブヒの旅立ちはとても悲しいけれど、かならず迎えることになる現実です。けれども、その死はたくさんのことを教えてくれます。
わたしたちがそれを受け入れるのならば、あの子の存在はもっと強くなる。
愛ブヒを亡くした三人(BUHI編集長小西秀司・FBL編集長チカ・代表ケンタ)が、その思いを赤裸々に語りました。
虹の橋 -
【取材】スタイリスト・山本マナさんのフレブルライフ〜愛ブヒはスノウ7歳〜
フレブルオーナーといえば「どんなお仕事をしているんだろう」と思われがち。流行にとらわれないファッションや個性的なヘアスタイルが、その理由のひとつかもしれません。
今回取材したのは、ファッション業界の最前線で活躍中のスタイリスト、山本マナさん。愛ブヒはクリームのスノウ、7歳。
出会いのエピソードや休日の過ごし方、スタイリスト目線で伝授する“抜け毛が目立ちにくい色の服”とはー。
取材 -
【取材】上沼恵美子さん「もう一回だけ抱きしめたい」愛犬ベベとの12年間
運命の子はぼくらのもとにやってきて、流れ星のように去ってしまった。
その悲しみを語ることはなかなかむずかしい。
けれども、ぼくらはそのことについて考えたいし、泣き出しそうな飼い主さんを目の前にして、ほんのすこしでも寄り添いたいと思う。
その悲しみをいますぐ解消することはできないが、話をきいて、泣いたり笑ったりするのもいいだろう。
こんな子だった、こんなにいい子だった、ほんとうに愛していたと。
ぼくらは上沼恵美子さんのご自宅へ伺って、お話をきこうと思った。
取材 -
【編集Yの太鼓判はコレ!】留守番中も爆睡!究極の癒しベッドー編集部厳選!本当に使えるドッグギア #44
全員フレブルオーナーである『FRENCH BULLDOG LIFE』の編集部員たちが、自分たちで愛用している「本当に買ってよかった!」ものだけを紹介するこの連載。
今回は編集Yが、すべてのフレブルが大好きだと確信する極上のドッグベッドをご紹介! 留守番中もぐっすり、埋もれる姿は激カワ、さらに高確率で「へそ天」が見られます!
特集 -
【販売開始!】フレブルオーバーオール「UNIVERSAL OVERALL × W-OKI KENTA × フレブルライフ」
アパレルブランド「UNIVERSAL OVERALL(ユニバーサルオーバーオール)」と、沖縄在住のフレブルオーナーで人気タトゥーアーティスト「W-OKI TATTOOのKENTA」。そしてフレブルライフのトリプルコラボで完成した、フレブルオーバーオール。
ストア情報
フロントプリント、バックプリントの2展開で、それぞれフレンチブルドッグのイラストも違います!
イベント「フレブルLIVE」で先行販売しましたが、ついにフレブルライフストアで販売スタートです! -
【取材】脳腫瘍治療のスペシャリスト・長谷川大輔教授が進める脳腫瘍の最新治療とは
フレンチブルドッグは脳腫瘍になりやすい犬種だといわれています。事実として、てんかん発作の症状が出てMRI検査を受けたフレンチブルドッグのうち、「約70%が脳腫瘍」と診断されたというデータも。犬の脳腫瘍は残念ながらあまり良い予後は期待できず、根本的治療も身体に負担がかかることから、私たちオーナーは希望を失いがちになります。
そんな脳腫瘍治療に、新たな風が吹こうとしているのです! このプロジェクトの先陣を切る、日本獣医生命科学大学・長谷川大輔教授にお話しをうかがいました。
取材 -
おいしさの頂点を極めた「ブッチ」が起こした、希望のエピソード集。何も食べてくれなかった愛ブヒが…
日本において、チルドペットフードのパイオニアともいえる「ブッチ」。安全性はさることながら、犬たちに欠かせない水分を摂取できるのが魅力。何より食べっぷりバツグンで、我々編集部も、過去にブッチを食べなかったという子に出会ったことがありません。
さぁ、愛ブヒが幸せそうに食べる姿を見たい、すべてのオーナーたちへ。
ブッチのある生活、はじめてみませんか?
(PR 株式会社ブッチ・ジャパン・インク)
PR
特集
-
フレンチブルドッグの性格/基本情報
からだの特徴や性格、歴史など基本的なフレブル情報をご紹介!
-
子犬/はじめてのフレンチブルドッグ
フレブルビギナーの不安を解消!迎える前の心得、揃えておきたいアイテム、自宅環境、接し方などをご紹介
-
フレブル病気辞典
獣医師監修のFrenchBulldogLifeオリジナル病気辞典。愛ブヒを守るための情報満載
-
フレブルライフ ストア
本当にいいものだけを、厳選紹介。FBLの公式オンラインストアです
-
【特集】レジェンドブヒの肖像ー10歳を超えて
10歳オーバーの元気なブヒを取材し、長寿の秘訣を探る。
-
【特集】5歳からのミドルシニアLIFE
ご長寿ブヒをめざすヒントがここに!
-
【特集】短命拒否権ーフレンチブルドッグは、もっと生きる
この特集は、『短命』のレッテルを返上するための、有益なフレブル生活記録簿です。
-
【特集】新・家術〜進化型家電と、新しい愛情物語
愛犬たちとのかけがえのない生活をもっと楽しく快適に暮らすために。
-
【特集】編集部厳選!本当に使えるドッグギア
フレブルと暮らす編集部が、自信をもって紹介したいアイテムとは!?
-
【特集】We wanna meet FBF! ー編集部が、会いたいキミのもとへ。
-
【特集】もしものときの名医名鑑
ヘルニアやガンなど、その道の名医たちを独占取材!
-
【特集】わたしは、愛ブヒのリーダーになるのダ。
プロドッグトレーナーが、リーダーになるための秘訣を解説!
-
虹の橋
愛ブヒが虹の橋へ向かう準備をするための場所
-
フレブルペット保険ガイド
あなたと、あなたの隣にいるフレンチブルドッグがより安心して暮らしていけるように
-
フレブル里親/保護犬情報
French Bulldog Lifeでは、保護犬を一頭でも多く救うための活動支援をしています。
-
French Bulldog LIVE⚡️2023 (フレブルLIVE)
French Bulldog LIVE 2023にまつわる情報をお届け。