2021年10月14日2,107 View

むしろ『コロナ禍を逆手に』取りフレブルの気分を味わってみたら…思いがけず色んな“気付き”を得た。

一時と比べれば徐々に感染者数は減少しワクチン接種を受けた人も増えましたが、いまだ『コロナ以前』とは全く異なる生活を強いられている私たち。ウィズコロナ生活に慣れてきた気もしますが、筆者はやっぱり慣れないものがいくつかあります。まずはマスク。息苦しいし汗をかくし痒くなるしと嫌なことだらけでもつけないわけにはいきません。そして次にステイホーム。元来外出好きなので自宅にこもる日々はそこそこ苦痛。でもふと思ったのです、これ、まさにフレブル目線の生活なのでは? と。

はなぺちゃの息苦しさを、マスクで体感。

フレンチブルドッグ,コロナ禍

Wirestock Creators/shutterstock

 

自宅にいる時以外は基本装着しているマスク。

 

もちろん愛ブヒとの散歩中もしかりですが、我が家のブヒは結構なスピードでかなりの距離を歩くものだから途中でこちらも息が上がってくるのです。

 

そうなるとマスクで呼吸器官を覆われていることがとても苦しく、フレブルのごとくハッハッという息遣いに。

フレンチブルドッグ,コロナ禍

Hiram Gil Solano/shutterstock

 

我慢できず人がいないのを確認してマスクを外し深呼吸しながら足元を見れば、相棒も同じように荒い息をしていて「あれ、もしやフレブルが運動時に呼吸しているのってこんな感じなのかも…」と。

 

実際にマスクをしていることで夏場は熱中症のリスクが上がることもあり、はなぺちゃ族の息苦しさを追体験している気持ちになったのです。

フレンチブルドッグ,コロナ禍

sanjagrujic/shutterstock

 

この息苦しさがフレブルのデフォルトだと想像すれば、お散歩中に休憩を挟む回数を増やしたり、日陰で冷たいお水を飲んでクールダウンすることがどれほど重要なのかを身をもって知りました。

 

さらに、もしこの息苦しさが暑い日の運動時だけでなく日常的ならかなりしんどいのでは…。

 

だから改めて「軟口蓋過長症」の治療や呼吸器系に負担をかけないよう肥満に気をつける意味なども痛感。

フレンチブルドッグ,コロナ禍

Tienuskin/shutterstock

 

自分が体験してこそわかることはたくさんありますが、それが愛ブヒの健康に関わることなら尚更自身でそのしんどさや苦しさを知っておくことは重要です。

 

正直マスク装着がそのままフレブルの息苦しさと同等かはわからないけれど、マスクがきっかけで息のし辛さを実感することは愛ブヒの健康管理をする上で役に立つはずです。

 

おこもり生活って留守番中のブヒ気分?

フレンチブルドッグ,コロナ禍

Olena Yakobchuk/shutterstock

 

誰にも会わずひとり家の中で過ごす時間。これがたまになら良いけれど、こう毎日だとさすがに気分がくさくさしてきます。

 

けれど、私たちが仕事などに行っている間留守番しているフレブルってこんな気分なのかなと考えてみれば、なんだか彼らに対し申し訳ない気持ちに。

 

当然仕事は大切だし働かなければ愛ブヒを食べさせることもできないけれど、一人で家にこもっているってこんなに寂しいものなのかと。

フレンチブルドッグ,コロナ禍

Simin Han/shutterstock

 

しかも彼らは自宅にいるからといって映画を見たりネットサーフィンをするわけでもなく、暇つぶしの選択肢としては寝るかおもちゃをかじるかくらい。

 

だから私たちオーナーの帰りを待ちわび、帰宅するや否や目一杯喜びを表現するのでしょう。

 

これが留守番ではなくオーナーさんと一緒のおこもりだと癒し時間にもなるのだろうけれど、それでも外出(お散歩)できないのは辛いかも。

フレンチブルドッグ,コロナ禍

Promwat Sintupan/shutterstock

 

ステイホーム期間中に孤独やストレスを感じる人は多いですが、やはり外の空気に触れて人と接するって精神衛生上とても大切だと改めて思うのです。

 

だからこそ、どんなに忙しかったり疲れていても相棒との散歩だけは欠かせません。

 

外を歩きいろんな匂いを嗅ぎ、他の犬とのコミュニケーションを取ることが、相棒にとって最高の気分転換なのだと感じたから。

 

会食できないつまらなさ。

フレンチブルドッグ,コロナ禍

Topphy/shutterstock

 

気の合う友人とおいしいご飯を食べて乾杯する楽しみは、コロナが流行してから我慢を余儀なくされました。

 

フレブルにとっての会食ってなんだろうと考えると、食事はしないもののたくさんの仲間が集うドッグランが当てはまるのかも。

 

筆者がよく愛ブヒを連れて行くドッグランは緊急事態宣言中はクローズしており、そのランがある大型の公園さえ一時は閉鎖されていました。

フレンチブルドッグ,コロナ禍

Mikhail Varushichev/shutterstock

 

中には、もともとドッグランが好きではないブヒもいるでしょう。

 

しかし、初めましてのワンコやフレブル仲間とわちゃわちゃ遊んだり匂いを嗅ぎ合うのが大好きなブヒにとって、そういった交流の場が失われるのはとても辛いこと。

 

社会活動と言うと大袈裟だけれど、彼らは彼らなりに他の犬やよその飼い主さんとの交流をすることで新たに学んだり好奇心を満たすのでしょうから。

フレンチブルドッグ,コロナ禍

yhelfman/shutterstock

 

そう思うと、例えばお散歩の時に他の犬連れさんと仲良くすることや色々なワンコと接することは、すでに社会化できているブヒにとって欠かせない日常であり楽しみのはず。

 

時にはオーナーさん自身があまり他者と接するのが好きではないという場合もあるだろうけれど、相棒のためにも常にオープンマインドでフレンドリーでいること。

 

それって閉塞感あるコロナ禍の生活において、楽しく過ごす大きなカギとなるように思うのです。

 

まとめ

フレンチブルドッグ,コロナ禍

Tienuskin/shutterstock

 

一体いつになればマスク生活とおさらばできるのかとため息が出ますが、コロナ禍だからこそ気づけた大切なことって結構あります。

 

それがブヒにまつわることならなおのこと、得難い経験なのかもしれません。

 

愛ブヒって普段こんな気持ちでいるのかなと思いを巡らせば、これからのフレブルライフがもっと豊かになるのではないでしょうか。

 

 

こちらの記事も合わせてチェックしてみてくださいね。

【コロナ禍でのニューノーマル】新しい1年もキミと一緒に笑うため。『RE・フレンチブルドッグライフ』を考える

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