「あっ、犬だー!」道で見知らぬ子が急に近づいて来たら…飼い主が取るべき対処法とは?
お散歩途中で出会う様々な犬や人。そんな中には犬に興味津々な子どもたちもいますよね。特に公園や通学路などでは遭遇率も高く、中には触らせて欲しいとやってくる子も。けれどこういう時、筆者は少し戸惑ってしまうのです。それは我が家が大人だけの家族ゆえ日常で愛ブヒが子どもに接することがなく、愛ブヒ自身もどう対応して良いのか困っているんじゃないかと思うから。なので筆者は「触らせて大丈夫かな?」と常に一抹の不安を抱いています。そこで「対・子どもマニュアル」を自分なりに作成してみることにしました。
“声かけ”があるかどうかで判断。
正直我が家のブヒは子どもが苦手。
普段家庭で接することのない甲高い声や次に何をするか読めない動きが不安なのか、自分から子どもに寄っていくことはありません。
しかしキッズは当然そんなことは知らないので、愛ブヒを見て駆け寄ってくる子もいます。
子どもが撫でたそうにしているその時、その子が「撫でてもいいですか?」と聞いてくる子なら「しゃがんで手を下から差し出して、優しく撫でてあげてね」と撫でかたを伝えOKします。
しかしいきなり手を出そうとする子に対しては「怖がるから触らないでね」と一喝します。
ええ、きっと怖いオバハンだと思われていることでしょう(実際そうです 笑)。
しかし誰でも他人にいきなり触られたら驚くように(というか人間社会では捕まりますよね…)、フレブルだってきっとビックリするはず。
驚きのあまり思わず噛んでしまうというトラブルも起こり得るので、基本的に知らない子がダダダっと駆け寄ってきてもスルー。
一方で「触ってもいいですか」と聞いてくる子は自宅でも犬を飼っていたり親から他の人の犬に触れる時にはこうしなさいと教えられているようで、見ていると触れ合い方も心得ていることが多々あります。
なお、子どもでなくても犬に触れようとする人に遭遇して対処に困った経験のあるオーナーさんも多いと思いますが、その際は相手が、オーナーである私たちに“愛犬を触れていいか尋ねるかどうか”をひとつの目安にしてみてください。
すれ違いざまの「うっわ、こわ!」
フレンチブルドッグはとことん愛らしい存在だと思うのですが、ブルドッグ=怖い犬というイメージを持っている人も多々います。
特にアニメなんかでは凶暴な犬のキャラはブルドッグで描かれることが多いため、子どもには怖い犬と映ることもあるのでしょう。
筆者も実際散歩ですれ違った小学生に「ブルドッグだ。こわー」と言われることが多々。
その都度聞こえないフリをして、通り過ぎてから愛ブヒに「怖くないよねえ、可愛いのかたまりなのにねえ」と声をかけるのですが、これって人間に例えるとすれ違いざまに暴言を吐かれているみたいな感覚ではないんだろうか。
オーナーさんの元でたっぷり愛されて暮らすブヒたちはなんとなく言葉を理解しているので、きっと自分に向けられた言葉のニュアンスは伝わっているはず。
「ボク怖くないもん、いいやつだもん」なんて思っているかもしれないので、マイナスなことを言われたらすぐに愛ブヒをフォローするようにしています。
ついでに子どもの動きって本当に読めないもので、歩いていると思ったら突然走り出すなんてのは日常茶飯事。
もちろん子どもに悪気はないけれど、そんな突然のビックリを避けるために我が家では通学及び下校時間はなるべく避けてお散歩するようにしています。
ちょっと過保護なんじゃないの? なんて思われるかもしれませんが、それもこれも愛ブヒとオーナーのストレスを少なくするため。
お散歩は毎日のことなので日常のビクッ! やイラッ! を取り除くことって意外に大事なんです。
小さい子どもにご用心。
トコトコ動いているなんだか丸いものがいる。まだ幼稚園生くらいの小さな子どもにとってブヒたちはそんな風に見えるのかもしれません。
そのくらいの年の子がひとりで歩いていることはまずないけれど、親御さんが目を離した隙に愛ブヒに近づいてくることが時々あります。
きっと「まあるいモフモフに触りたい」のでしょう。
無邪気な姿は可愛いけれど、それこそパワーのあるフレブルが飛びついたら100%倒されて後頭部打撲一直線。
そうなると結局悪いのは犬になってしまうので、そんな時は愛ブヒのハーネスをグッとホールドするか、場合によっては子どもの手が届かないよう抱え上げます。
なんだか端から見ると犬好きな子どもに意地悪しているようにも見えてしまうかもしれませんが、これは愛ブヒと子どもを守るための大事な方法。
触るにしても小さな子は力加減がわからなかったりもするので、もしちびっ子がやってきたらいつもより注意してリードをしっかり握ってくださいね。
おわりに
小さなお子さんがいるご家庭のフレブルはあまり気にしないかもしれないけれど、大人だけの家庭で暮らすブヒにとって子どもというのは戸惑う存在。
というのも犬は基本的に驚かされることが苦手なので、予測不能な動きをする人間の子どもに恐怖を感じることがあるのです。
子どもとブヒの触れ合いは微笑ましい光景だけれど、トラブルが起きないよう常に気をつけてあげてくださいね。
こちらの記事も合わせてチェックしてみてくださいね。
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