2023年2月2日2,140 View

もう歳だから…は間違い!ミドルシニアから始めたいアレコレ。[特集:ミドルシニアLIFE]

年齢を重ねてから新しい何かを始めることを指して「四十の手習(正式な慣用句としては六十の手習らしいですが)」と言いますよね。これは幾つになっても学ぶのに遅いということはないという意味ですが、これって何も人間だけじゃないと思うのです。フレブルだって幾つになっても学べるし、ミドルシニア年齢から新しいことに挑戦するのはとても良い刺激になるはず。すでに出来上がったルーティーンに新しい要素をプラスすることで、毎日がぐっと新鮮になる。それもオーナーさんと一緒に取り組めることならなお一層、その効果が上がるのではないでしょうか。

フレンチブルドッグ,ミドルシニア

急に若返った人やブヒの共通点。

フレンチブルドッグ,ミドルシニア

Stefan Holm/Shutterstock

 

ご近所のマダムが最近妙にイキイキして元気になったと思っていたところ、「実はダンスを始めてもう夢中なの」と笑顔で若返りの理由を教えてくれました。

 

同様に友人宅のブヒもシニア年齢で寝ていることが多かったのに、弟ブヒを迎えたことで兄として・先輩として指導をせねばと思ったのか再びパワフルさを取り戻したそう。

フレンチブルドッグ,ミドルシニア

audiznam260921/Shutterstock

 

いずれも共通しているのはダンスや弟分の登場といった「今までの生活になかった要素」ですが、誰しも年齢を重ねると日々のルーティーンが決まってしまいますよね。

 

人間も中年ともなれば「今から新しいことに挑戦なんて、とてもとても…」なんて思いがちですが、始めるのに遅いことなんてありません。

 

なにしろ一生の中で今この時点が一番若いので、やりたいなと思ったら即始めるのが正解。

フレンチブルドッグ,ミドルシニア

Oyls/Shutterstock

 

犬はルーティーン好きと言うけれどいつもの毎日に刺激を与えるのも大切で、好奇心を呼び覚ますことでいつまでも若々しくいられると思うのです。

 

それに新しい挑戦や学びを行うことで脳内の神経ネットワークが増えて脳を若く保つ、いわゆる「脳活」はブヒにも当てはまるんですよ。

フレンチブルドッグ,ミドルシニア

Southworks/shutterstock

 

フレブルも今や長寿の子が増加し、かつては稀だった認知症を発症するケースも見られるようになってきました。

 

ミドルシニアのうちにハイシニア期に備え、刺激ある挑戦で脳活を始めませんか?

 

オーナーさんと一緒にチャレンジ!

フレンチブルドッグ,ミドルシニア

Firn/shutterstock

 

愛犬とオーナーさんが一緒に取り組めること、探すとかなり豊富にあります。

 

フレブルの多くは遊びやスポーツが大好きな子が多いため日頃からサッカーボールを自分で転がして遊ぶなんて子もいますが、ミドルシニアからアクティブな挑戦を始めるのならハイキングやドッグヨガがおすすめ。

フレンチブルドッグ,ミドルシニア

Ian McGlasham/shutterstock

 

一般的にドッグスポーツと聞くとアジリティやフリスビーを思い浮かべますが、ジャンプが必須のこれらのスポーツはヘルニアや関節トラブルが多いフレブルにはやや不向き。

 

そこでミドルシニアでも体に負担をかけることなく、かつマイペースに楽しめるのがハイキングやドッグヨガなんです。

フレンチブルドッグ,ミドルシニア

Gryllus M/shutterstock

 

山歩きは好きだけど登山は苦手というオーナーさんや山登り初心者のブヒの場合、整備された道を景色を楽しみながら歩くハイキングがピッタリ。

 

ハイキングに慣れたらトレッキングに移行してもいいし、関東を中心に犬と歩くことを前提に整備されたハイキングコースも複数ありますよ。

 

ドッグヨガは愛ブヒと呼吸を合わせて一緒にポーズをとるもので、全国に教室があるほか大きな公園で休日に開催していることも多く、より手軽なオンライン教室も充実しています。

フレンチブルドッグ,ミドルシニア

yossaro/shutterstock

 

他にもサップやカヌーなど、自然の中で愛犬と楽しめるスポーツは多種多様。

 

ミドルシニアから始めるのなら体に負担の少ないスポーツが基本ですが、オーナーさんと一緒に楽しむことが結果好奇心を刺激し、愛ブヒの運動不足やストレス解消につながるのです。

 

新たな良い習慣づけに挑戦するのも。

フレンチブルドッグ,ミドルシニア

AnnaStills/shutterstock

 

新たな挑戦は何もアクティブなことに限りません。例えば、今までサボってきたあんなことやこんなこと、ありませんか? 

 

毎日の歯磨きや耳のケアなどです。

 

これらはしなくちゃいけないと思いつつも愛ブヒが嫌がるのでなおざりになりがちですが、どれも健康に直結すること。

フレンチブルドッグ,ミドルシニア

Job Narinnate/shutterstock

 

耳は散歩から帰宅したらその都度シートで拭っている人も多いですが、定期的にイヤーローションを入れて汚れを除去してあげて。

 

歯磨きも多くのブヒが苦手ですが、毎日継続することで少しずつ慣れてくれます。

 

1回1回はしっかり磨けなくとも、続けることで徐々に全体の汚れが落ちますよ。

フレンチブルドッグ,ミドルシニア

Patryk Kosmider/Shutterstock

 

ミドルシニアからの挑戦。これはフレブルにとってもオーナーさんにとっても共通すること。

 

一緒になって取り組むのが肝心なので、無理せず続けられそうなことや、今まで見て見ぬふりをしていたことにまずはチャレンジを。

フレンチブルドッグ,ミドルシニア

Rosanne de Vries/shutterstock

 

人間も趣味を新たに持つことで日々が活性化しますが、これが愛ブヒと一緒にできることなら楽しみも倍になります。

 

他にも肥満気味のブヒとお正月太りを解消したいオーナーさんならばダイエットに挑戦してもいいし、身近なところで新たな挑戦探しをしてみてくださいね。

 

おわりに

フレンチブルドッグ,ミドルシニア

LightField Studios/shutterstock

 

ブヒと一緒に趣味を広げるのも良いし、改めてケアを見直すのもいいでしょう。

 

ミドルシニアともなれば今までに身についた習慣を無意識のうちに繰り返してしまい、変化や挑戦をする機会が減少しがち。

 

これはフレブルだけでなく私たちにも言えることなので、あえて新たなチャレンジをすることで、愛ブヒと共に毎日をイキイキと過ごしましょう。

 

 

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