フレブルミドルシニア
「ミドルシニア」に関する記事一覧
-
本当に正しいフレブルの獣医師選び[特集:ミドルシニアLIFE]
フレブルもミドルシニア年齢を過ぎると動物病院に通う回数が徐々に増加します。年齢とともに病気のリスクが上がるのでこれは当然のことかもしれませんが、意外と難しいのが獣医さんへの症状説明とそもそもの動物病院選び。2025年3月23日に東京商工リサーチが発表したデータによれば動物病院の倒産が増加しており、2005年度以降最多となっているのだとか。それには近年のペットブームによる動物病院の乱立も一因で、不思議なのが動物病院の開業届出数は増えているのに獣医師数は年々減少しているという点。これはつまり、動物病院の数に対して正しく診察を行える獣医さんが減っていることになるんです。
2025年04月02日286 View -
フレブルにおすすめのボディメンテナンスをご紹介![特集:ミドルシニアLIFE]
理想の体って誰にでもあると思いますが、ことフレブルに限定した理想の体といえば、やはり筋肉量のバランスが取れた病気や怪我をしにくい丈夫な体ではないでしょうか。若いうちは通常の運動だけでも筋力を保ち、かつ少々の無理は持ち前の体力と免疫力でカバーしてくれますが、年齢を重ねると体力と免疫力に頼るだけの健康管理では心許ないもの。徐々に体力・免疫力が下降線を辿り始めるミドルシニア期こそ、愛ブヒのためにボディメンテナンスを始める絶好の機会なんです。
2025年03月02日2,814 View -
物価高でもこれだけは!フレブルに投資すべきもの[特集:ミドルシニアLIFE]
フレンチブルドッグはもちろん、多くの犬たちにとって健康上のトラブルが少ないとされる年齢が3歳〜7歳頃です。パピー期を経て体がしっかとり作られる期間の3歳までと、シニア期の入口とされる7歳以降は体力や免疫力にやや不安があり、例えばてんかんなどは3歳までに発症することが多い症状。一方、7歳以降は加齢によって体の機能が少しずつ衰え始め、病気のリスクが上昇します。人間だと壮年期に当たる3〜7歳ごろが一番体力・免疫力が充実している時期であり、ミドルシニアと呼ばれる世代はその真っ只中。だからこそ、オーナーさん側にも少しの油断があったりはしませんか? このままの食事や生活習慣で大丈夫なのだと。
2025年02月05日5,897 View -
情報を選ぼう!フレブルの長生きのためにできること[特集:ミドルシニアLIFE]
うれしいことにここ数年、我らがフレンチブルドッグの寿命はどんどん長くなってきているように感じます。最新号のBUHI(2024年冬号)の表紙を飾ってくれているブヒは撮影時なんと19歳と7ヶ月。筆者も多くのレジェンドブヒたちを取材させていただく中で、16歳越えの子だって珍しくなくなってきていることを体感しています。愛ブヒがミドルシニア年齢に差し掛かると、やはり気になるのはこの先どう健康長寿を目指していくか、という点。それに欠かせないのが、フレブルについてよく知ること、そして知った情報を愛ブヒに合う形で実行に移すこと。つまり、情報を制することなのです。
2025年01月07日10,683 View -
フレブルが今年の秋を元気に過ごすために大切なこと[特集:ミドルシニアLIFE]
今年の夏は思いっきり暑かったですね。一体いつまで夏が続くのさ? と思うほどの長期にわたる酷暑で、かつ9月下旬の今もなお各地で夏日が続出。暑さにとびきり弱いフレブルたちのみならず、私たちオーナーもすっかりバテバテでした。そしてようやく少し秋めいてきたこの時期、フレブルや人間に襲いかかるものがあるのです。その正体は「夏疲れ」。夏疲れは夏の終わりや季節の変わり目に出ることが多く、食欲不振や疲労感などが主な症状。夏から秋の変わり目になんだか愛ブヒの元気がないと病院を訪れる人は多いですが、夏疲れから不調に陥るケースが多いんですよ。
2024年09月30日2,670 View -
犬にも加齢臭がある! 5歳からはニオイ対策を。[特集:ミドルシニアLIFE]
フレブルに限らずですが、ペットと暮らしている人が高確率で気にしていること。それはズバリ、お家のニオイではないでしょうか。自分達は慣れてしまって気づかないけれど、もしかしたらお客さんはクサイと思っているかも。などと考え、空気清浄機なんかを導入している方も多いと思います。特にフレブルは犬の中でも「体臭が強め」とされており、ニオイケアは不可欠な犬種。それに実は、犬もミドルシニア以降は加齢臭が出てくるって知っていましたか?
2024年08月29日2,773 View -
あなたの家は適正温度?犬も冷えすぎはNG![特集:ミドルシニアLIFE]
日本列島を襲っている猛烈な暑さ。気象予報では10年に1度の暑さだなんて言っているけれど、本当に毎日これでもかというほど暑いですよね。それでなくとも暑さに弱いフレンチブルドッグたちはクーラーが効いたお部屋でくつろいでいることと思いますが、ミドルシニア期以降のシニアや、逆にパピーたちに気をつけてほしいのが「冷えすぎ」なのです。この夏動物病院の先生に話を聞いたところ、現在通院してくる子で多いのが「冷えすぎでぐったりしている」という症状。フレブルオーナーさんは熱中症対策は万全だけれど、その一方で「冷えすぎ」に関しては意外と盲点なのではないでしょうか。
2024年08月05日1,464 View -
フレブルの健康のために見直したい『4つの生活ポイント』[特集:ミドルシニアLIFE]
ミドルシニア期を抜けるとやってくるシニア期。シニアといえども視力や聴覚などの老化は個体差が大きいけれど、やっぱり若い頃と比べると体のあちらこちらに変化が出てくるのは当たり前のこと。でも、こういう変化に対処する方法ももちろんあります。筆者の友人は今や立派なレジェンド年齢、しかも超絶若見えのブヒと暮らしているのですが、そんなお達者さんなシニアブヒになるために、シニア期に差し掛かったタイミングで見直した4つのポイントを聞いて来ました!
2024年06月28日3,285 View -
レジェンドブヒの共通点は、西洋と東洋医学の併用だった![特集:ミドルシニアLIFE]
愛ブヒが体調を崩したときにお世話になる病院。いわゆる動物病院は西洋医学を用いて治療を行う病院です。悪い箇所に直接アプローチする西洋医学は医療の中心ですが、今まで数々のレジェンド年齢のブヒを取材する中で気づいたのは、西洋医学に加え東洋医学も取り入れているオーナーさんが非常に多いことでした。西洋医学と東洋医学は病気に対するアプローチが異なるため、それぞれの良い面を活用して愛ブヒをサポートしていく。これはミドルシニア以降のボディメンテナンスにとても役立つのではないでしょうか。
2024年05月25日3,068 View -
ずっと一緒にいたいから。犬の寿命を延ばすための心構え[特集:ミドルシニアLIFE]
以前と比べればフレンチブルドッグの寿命は確実に伸びているという実感はあるものの、やはりミドルシニア年齢に差し掛かると顔に白い毛がちらほら現れるようになり、年齢を重ねてきたなあと実感することが増えてきます。加齢は避けては通れない道だけれど、ミドルシニア年齢って人間に例えると働き盛り年代でまだまだ気力も体力も充実している時期。しかし、ミドルシニアやシニア期という年齢だけで判断してしまうことって決して少なくありません。「年齢のせいかしら?」この思い込みの裏には、もしかしたら病気や異常が隠されていることが多々あるのです。
2024年05月01日3,651 View -
動物病院を「正しく」知ろう。2次診療病院とは?[特集:ミドルシニアLIFE]
フレンチブルドッグに限らず、どの犬種でもミドルシニア年齢以降は病気のリスクが上昇します。こればかりは人間も同様なので致し方ないことですが、何か病気になった際、その病気や症状によってはかかりつけの動物病院で対処できないケースも出てきます。その場合に紹介されるのが「2次診療」と呼ばれる専門性の高い病院。多くの人は2次診療専門病院について、存在は知っているけれど内容はよく知らない、というケースが多いので、改めて「2次診療」について掘り下げたいと思います。
2024年03月29日2,880 View -
3月でも油断しないで!5歳以降のフレブルは熱中症に注意を。[特集:ミドルシニアLIFE]
思えばこの冬、ダウンジャケットは出番がなかった。それどころかロングコートさえ着ていない。暖冬とは言われていたけれど、この記事を書いている2月下旬、筆者が暮らす大阪では日中は暖房が不要な日もあります。そして全国の気温を見てみると、三寒四温というだけに寒い日と暖かい日が交互に訪れてはいるものの、その「暖かさ」が異常なんですよね。地域によっては20度近くまで上昇することもあり、これは東京だと5〜6月の気温に相当します。そして思いました、この春はフレブルたちにとってかなり危険だぞと。
2024年03月03日2,842 View -
今月のフレブルは「寒暖差対策」がマスト![特集:ミドルシニアLIFE]
今年一番の寒波が過ぎ去ったかと思えば、その翌日は小春日和で花粉情報まで飛び出す今日この頃。暖冬だと言われていたわりには思わぬ大雪で道路が麻痺するなんてこともあり、とにかく体調管理が難しい気候です。そもそもフレブルたち犬は季節の変わり目に不調が現れるケースが多いけれど、これほど寒暖差が大きいと毎日が季節の変わり目のようなもの。特に免疫力や体力が低下してくるミドルシニア以降のフレブルにとって、かなりの負担となるのです。
2024年02月09日842 View -
フレブルにマストな健康管理と、もしもの時の心構え[特集:ミドルシニアLIFE]
いつの間にかミドルシニア年齢を超え、シニアの入り口が見えてくる。犬である彼らは私たち以上のスピードで年を取るから病気の進行も速く、仮にガンだとして、一説によればガン細胞の倍加時間は人間が30日程度なのに対し、犬は2〜7日と言われています。正直、大きな病気になるどうかというのは「運」に左右される部分が多々あります。しかし毎日の健康管理は決して裏切らないし、日々愛ブヒの健康に留意していたという事実があれば、いざ愛ブヒに大きな病が見つかっても、これだけしていたのだからもはや避けようのないことだったと納得もできるもの。そのためには毎日の健康ケア、そしてもしもの時の心構えがとても大切なんです。
2023年12月22日1,077 View -
ミドルシニア以降に大事な3つの「R」とは?[特集:ミドルシニアLIFE]
今年は寒暖差が激しいものの、本格的な冬を目前にようやく愛ブヒと安心してお出かけが楽しめる季節がやってきました。先日開催されたフレブルライブをはじめ、秋から春先にかけての時期は各地でペットイベントが多い時期。それにホリデーシーズンでもあるため、愛ブヒを連れての旅行やお出かけを楽しむオーナーさんが増える時期でもあります。けれどフレブルにとって、日常とは異なる環境や空間は気が張って疲れてしまうもの。特にミドルシニア以降のブヒは疲労から体調を崩しやすくなるため、イベントや旅行後は3つの「R」を意識して体調管理をしてあげることがとても大事なんですよ。
2023年11月28日3,352 View -
シニア以降のフレブルの「お金問題」をシェアしたい。[特集:ミドルシニアLIFE]
フレブルは比較的お金のかかる犬種だと言われていますが、その大きな理由は動物病院にかかる費用。呼吸器系に骨の形成異常やアレルギーなど、先天的に持って生まれる病気が多いだけでなく、ヘルニアなど後々罹りやすい病気もどちらかといえば多い方。そのためか、現在ミドルシニア年齢くらいのフレブルの多くは何かしらのペット保険に加入している子が多数派の印象です。しかしミドルシニア年齢までは若さもあってさほど保険を使わずに過ごす子も多く、「安心料」のような感覚で毎月保険料を支払っているオーナーさんも少なくありません。しかしミドルシニア後半頃から病気リスクが上がるので、ここで今一度保険についてと、シニア以降のフレブルのお金問題について見直しませんか?
2023年11月02日1,594 View -
正直困る。愛犬におやつをあげる人との付き合い方[特集:ミドルシニアLIFE]
中には「おやつには興味がないのさ」なんてストイックなブヒもいるかもしれませんが、筆者の愛ブヒはおやつ大好き。おや、「ボクも、ワタシも」なんて声があちこちから聞こえてきましたね。そう、多くのフレブルはおやつが大好きだし、散歩中やイベントでおやつをもらうことも多々あります。ただ、よく知っている犬友からもらう分には良いけれど、知らない人からのおやつは少し怖い、そう思うことも正直ありますよね。そんな「他人様からもらおやつ」にまつわるアレコレの解決策、教えます。
2023年10月26日2,076 View -
5歳以降のフレブルのオーナーに注意してほしいこと[特集:ミドルシニアLIFE]
何をしでかすか予測がつかないから数秒たりとも目が離せなかったパピー期を過ぎ、ヤンチャ盛りのヤング期を経て落ち着きを身に付けるのがミドルシニア世代のフレブルたち。ミドルシニアともなればこちらの言葉の多くを理解し、しつけを含め様々な面で愛ブヒを信頼できるようになります。また、オーナーである私たちも愛ブヒの性格や興奮するポイントがわかるようになり、行動をある程度予測できるようになるため安心できることが増えるのもの。それ自体はとても良いことなんですが、一方でこの「慣れ」や「安心感」がトラブルや事故を招くこともあるのです。
2023年10月19日1,430 View -
5歳以降のフレブルに多いのは、こういう事故。[特集:ミドルシニアLIFE]
何をしでかすか予測がつかないから数秒たりとも目が離せなかったパピー期を過ぎ、ヤンチャ盛りのヤング期を経て落ち着きを身に付けるのがミドルシニア世代のフレブルたち。ミドルシニアともなればこちらの言葉の多くを理解し、しつけを含め様々な面で愛ブヒを信頼できるようになります。また、オーナーである私たちも愛ブヒの性格や興奮するポイントがわかるようになり、行動をある程度予測できるようになるため安心できることが増えるのもの。それ自体はとても良いことなんですが、一方でこの「慣れ」や「安心感」がトラブルや事故を招くこともあるのです。
2023年10月04日1,759 View -
夏バテしてない?暑さにお疲れなフレブルのケア方法。[特集:ミドルシニアLIFE]
先日発表された天気予報では今年も厳しすぎる残暑が確定しているとのこと。本来であればお盆が終わり、二十四節気の処暑を過ぎた今時分は厳しい暑さの峠も越え、朝夕には秋の訪れを感じさせる涼しい風が吹く頃なんですが、どのへんが? と声に出して問いそうになりますね。それでなくとも暑さに弱いフレブル、さらにミドルシニア世代のブヒにとっては、残暑が厳しいほど体力低下も顕著になるもの。また、私たちオーナーも8月を過ぎると夏が終わったと思い込み、つい暑さに対する防御が疎かになりがちです。しかし来る秋冬を元気に迎えるためには、夏の終わりから秋へと移行する今の時期の過ごし方が肝となるのですぞ。
2023年08月28日1,088 View