【検証】フレブルオーナーはクセが強めなのか?
先日、文字だけのSNSでふと目に入った投稿に思わず白目になりました。そこにはフレブルオーナーのファッションなどのセンスがどうも苦手だという内容が記されていて、白目を剥いた理由は「怒り」ではなく「なんか、わからんこともない」というもの(笑)。いや、筆者もフレブルオーナーであるし、フレブルオーナーさんたちのセンスは大好き。フレブル的センスを「こっち側」だとすれば、当然どっぷり首までこっち側の人間なのです。が、しかし。フレブルといえば個性が過ぎると噂の犬種。しかしまた、その個性ほとばしる犬を愛し、この上なく可愛い存在だと愛でる私たちフレブルオーナーも、ひょっとして相当にクセが強めなのではと思い至ったのです。
フレブルオーナー界隈のセンスとは

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最初に言っておきたいのは、フレブルオーナーさんはとってもオシャレな人が多いということ。
ファッションにヘアメイク、インテリアに車選びまで、今まで筆者が出会ってきた数多のブヒオーナーさんたちはみんなとても素敵でした。
ただひとつ言えるのは、やはりどこか尖った部分がある、ということです。
いちブヒオーナーとして言わせてもらえば、そもそもフレブルがオシャレなイメージの強い犬種なのではないか?
そんな犬種にハートを射抜かれる人間もまた、オシャレが好きなのであると声を大にして叫びたいのですが、まあぐっと簡単にいえば「クセあり」なスタイルを愛する人が多い印象なのです。

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それを象徴するのが「フレブル界隈の流行りモノ」。
ドッグオーナーの間ではその時々でいろんなブームがあり、たとえばペットカートにつける愛犬の名前入りプレートだとか、愛犬の首から下げるカメラ型のアクセサリーなどが流行っていた記憶があります。
これらは他犬種の間でもヒットし、ペットイベントではあちこちで見かけました。
が、もっとフレブルにフォーカスして流行りモノを見てみると、少し前に大人気を誇ったのが「うちの子歯型キーホルダー」なるモノです。

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これは愛ブヒの歯型をとって歯そっくりに作ったチャームをキーホルダーに仕立てたモノで、筆者が聞いた話によれば歯科技工士さんが作っているのだそう。
これ、実物は完全に入れ歯に見えるクセ強アイテムなんですが、ブヒオーナーさんの多くがこのキーホルダーを求め、一時は予約が殺到していたんですよ。
これは多分、米っ歯なんて呼ばれる小さな歯や歯並びの悪さがチャームポイントでもあるフレブルだからこそのヒットだったのだと思うのですが(だってドーベルマンの歯並びをキーホルダーにしてもあまり可愛くはならない気がしますもんね)、この、一見愛犬の入れ歯的なモノを熱望するそのセンスこそ、ものすごくフレブルオーナーらしいなと思うんです。
フレブル専門のグッズショップも同様に…

Thawatchai-Jeawsawang/shutterstock
多くのドッグイベントで多種多様な犬種のオーナーさんを見てきた筆者ですが、くだんの100%入れ歯に見えるキーホルダーをつけていたのはほぼ全員フレブルオーナーさんでした(時々パグ)。
余談ですが、東京に暮らす筆者の友人(フレブルオーナー)もうちの子歯型キーホルダーをガラスケースに入れて飾っています。
この悪趣味にも見えるかもしれないギリギリのラインを狙うセンス、これは何もキーホルダーに限ったことではありません。
フレブルオーナーさんが作るフレブル向けの服やグッズには、一体どこで探すんだろうと思うほど個性的な柄のものが多いという事実。

dubassy/shutterstock
それがまた絶妙に可愛く、不思議とどんなにクセが強くても我らがフレブルたちはなんでも着こなしてしまうんですよね。
フレブルオーナーさんも同じくで、古着だったりシックだったりとファッションのテイストは違っても、よくよく見ればどこかに必ず個性的なアイテムが投入されていることが多いんです。
それはド派手な靴下だったり、バッグにつけたチャームだったり、ワンポイントで入ったタトゥーだったりしますが、見ていて感じるのはみなさんとても自由に「自分の好き」を体現しているということ。
誰もがオシャレだとか可愛いと思うものでなくても、自分のお眼鏡に叶えば臆せずそれを身につける。
その自由に好きを貫くセンスこそ、フレブルオーナーさんがオシャレであると思う理由なんです。
万人受けより自分ウケ

kuban_girl/shutterstock
フレンチブルドッグが自由気ままな性格の犬種なら、そのオーナーさんも自由を愛する個性豊かな人。
この記事を書くきっかけになった「フレブルオーナーのセンスがどうも苦手」と投稿した人はきっと、自分の好きや自由をそのまま表現しづらい世界にいるか、それが苦手な人なのかもしれません。
フレブルオーナーさんたちってその多くが、ちゃんと「自分軸」を持っているんですよね。

Sergey-Mironov/shutterstock
だから側から見ればギョッとするようなものや個性が強すぎるだろうと思うものでも、自分が気に入れば躊躇いなく取り入れる。
その根っこにあるのは自分の好きという気持ちに素直だからで、好きだからこそ着こなせたり似合ってしまうんです。
まさに万人受けより自分ウケ。
だからこそフレブルオーナー同士というのは気が合うのかも知れません。
あと2ヶ月もしたら待望のフレブルLIVE!が開催されますが、会場では集まったフレブルのファッションもさることながら、オーナーさんたちの個性的でちょっとクセの強い、でも似合っていて決まってるファッションにも注目してみてはいかがでしょう。
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