2019年7月29日7,320 View

【静香さんのブヒレシピ#3】夏バテ対策!栄養たっぷりネバネバトッピングごはん

大好評の連載、『静香さんのブヒレシピ』。第3回は、夏の暑さに負けないカラダを作る、栄養たっぷりネバネバトッピングごはん。 ネバネバ食材には夏を乗り切るには欠かせない食材なのです!

もちろん今回も、簡単アレンジで家族も食べられるメニューに早変わり!

 

(画像:shutterstoc/Brent Hofacker,manfeiyang,norikko,K321,frank60)

ネバネバトッピング

フレンチブルドッグ,静香さん,レシピ  

今回は、ちょっぴり事前準備が必要です。栄養を効率よく吸収するための準備なので、ぜひ愛ブヒのためにがんばってみてくださいね!

 

材料

※約5食分(それぞれ冷凍保存ができます)

 

・オクラ    1袋

・なめこ    1袋

・長いも    1/2本

・ひきわり納豆 1パック

・生もずく   1袋

 

▼以下、1食分

・ブロッコリースプラウト 適量

・すりごま        少々

・お好きなお肉や魚    40~50g

 ※今回は茹でささみを使用

 

※事前準備※

1.オクラをネットに入れたままこすり合わせるように洗い、細かく刻みます。

フレンチブルドッグ,手作りレシピ

 

2.ひたひたになるまでお水を注ぎ(分量外)、冷蔵庫で一晩寝かせましょう。

フレンチブルドッグ,手作りレシピ

★ここ重要!

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オクラは茹でません。生のオクラとお水を混ぜて寝かすことで、茹でた時よりもより強い粘りが出ます。粘りが強ければ強いほど糖質の吸収を抑える効果も上がります。

 

これで事前準備は完了です! さっそく作っていきましょう。

 

作り方

1.一晩寝かしたオクラを混ぜます。

フレンチブルドッグ,手作りレシピ

 

2.なめこはさっと茹で、刻みましょう。

 

3.長いもは皮を剥き、ピーラーで薄くスライスします。

フレンチブルドッグ,手作りレシピ

★ワンポイント

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ピーラーでスライスすると、とろみもつき、食感もシャキシャキになります。

もちろんすりおろしてとろろにしてもOK!

 

4.納豆を混ぜます。

 

5.生もずくはパックから出し、洗わずに細かく刻みます。

フレンチブルドッグ,手作りレシピ

★ここ重要!

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生もずくの栄養はとろみに多く含まれています。水にさらすことで栄養が流れ出てしまうので洗わずに使いましょう。気になる方はさっと洗ってくださいね(10~20秒ほど)。

 

6.ささみを茹でて、手で細かくほぐします。

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7.すべての食材をいつものドライフードにトッピングします。お水かぬるま湯を少し注いだら、完成!

フレンチブルドッグ,手作りレシピ

 

食べやすいように、よ〜く混ぜてあげましょうね。

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★ここ重要!

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お肉をトッピングする場合は、フードをいつもの「半分」にしましょう。お魚の場合は少しだけ減らすなど、愛ブヒの体調を見ながら変更してくださいね。

 

 

納豆は冷蔵保存、それ以外は冷凍保存がオススメです。冷凍保存する場合は1~2回分を小分けにすると使いやすいですよ。

 

 

フードの代わりに、ごはん・おそばでもOK!

フードの代わりに、ごはん(2分の1膳)・そばorうどん(100g)を使うのもおすすめ。

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さらに焼き海苔を少々加えると、風味が豊かになって食いつきもバッチリです。

 

納豆が大好きな大和といろは。

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今回も、とってもおいしそうに食べてくれました!

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食材別の効果・効能

ネバネバ食材は夏が旬なものが多く、これからの季節にぴったりな食材です。

 

その栄養素とその効能はあげてもあげてもキリがないほど!

オクラ

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緑黄色野菜のひとつであるオクラには抗がん作用や、免疫賦活作用(体の免疫機能を活性化させ、防御力を強くする作用)のあるβカロテンや、ブヒにとってトラブルの多い目や皮膚の健康維持、ノドや肺など呼吸器系統を守る働きがあるビタミンAも多く含まれています。

オクラに多く含まれているカリウムには体にとって余計なナトリウム(塩分)を排泄する役割があります。さらに、骨を生成する上で欠かせないカルシウムも含まれているため、骨を丈夫にする効果もあります。

 

なめこ

フレンチブルドッグ,手作りレシピ

なめこのヌメっとした粘液の成分は、水溶性食物繊維です。保水力があり粘膜を保護する成分で、こちらも目の健康維持、腸内環境の改善、さらには抗菌作用や抗ウイルス作用もあります。整腸効果もあるのでおなかの弱いブヒにもオススメ。

皮膚や関節にも良い効果のあるコンドロイチンには血中のコレステロール値を改善してくれる効果が。

そしてオクラと同じく免疫力を上げてくれるβグルカンも多く含まれており、一年中安定した価格で流通しているなめこは、ブヒレシピにぜひ使っていただきたい食材のひとつです。

 

※注意事項

なめこのパッケージには「なめこを軽く洗ってください」と書かれているものがありますが、しっかり洗ってしまうとせっかくの栄養分が逃げてしまうので、洗う時はさっと軽く洗う程度にしてくださいね。

 

長いも

フレンチブルドッグ,手作りレシピ

日本では「山のうなぎ」と言われているほど、強い滋養強壮効果のある山いも類。今回は比較的手に入りやすい長いもを使いました。

長いもには消化酵素であるアミラーゼが多く含まれており、消化吸収を助けてくれます。

そして他のネバネバ食材同様、血糖値の上昇を抑え、コレステロール値を下げる効果や抗酸化作用があり、がんや老化、動脈硬化予防に効果的と言われ肝臓への良い効果も期待できるサポニンという栄養素も含んでいます。

 

※注意事項

山芋類のネバネバは熱に弱いので、加熱せず生のまま摩り下ろすなどをして食べるようにしてくださいね。

 

納豆

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納豆には5大栄養素である、たんぱく質、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラル、そして第6の栄養素といわれるは食物繊維も豊富に含まれているバランスの良い食材です。

そして納豆特有の栄養素であるナットウキナーゼには、全身に巡る血管や血液環境を改善してくれる効果があります。

ちなみに、納豆や前回の豚汁に使った味噌は、発酵過程で大豆アレルゲンのほとんどが分解され、大豆アレルギーの子でもアレルギー症状を発症することは稀だといわれています。

愛ブヒの大和もいろはも納豆が大好きなので、我が家では大豆アレルギーの反応のある大和にもよく与えています!

 

生もずく

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もずくはミネラルも豊富ですが、特筆すべきは海藻のネバネバに含まれるフコイダン

フコイダンは抗酸化力が強く、抗がん作用があることで有名な成分です。

(フコイダンのサプリメントがたくさん商品化されているほどで、母も闘病中ずっと飲んでいました)

胃腸環境を改善する働きもあるのでなめこ同様、おなかの弱いブヒにもオススメの食材です。

 

 

盛夏にはこれに加え、同じく栄養たっぷりなモロヘイヤ、つるむらさきなどもスーパーに並ぶので、ぜひオリジナルのネバネバトッピングを作ってみてくださいね。

 

 

パパさん、ママさんの夏バテ対策にもぴったり!

ネバネバトッピングは、ほんの少〜しアレンジするだけで、パパさん・ママさんもおいしく食べられます。

 

おそばやうどんの上にネバネバトッピングを乗せて、お好みのめんつゆをかけるだけで完成!

フレンチブルドッグ,手作りレシピ

 

焼き海苔をちょこっとトッピングすると、さらに美味しくなります。

フレンチブルドッグ,手作りレシピ

 

人も愛ブヒ達も暑さで夏バテになりやすい季節。

 

栄養たっぷりのネバネバトッピングを上手に活用して、この夏を乗り越えましょう!

 

 

おまけ

今回のブヒレシピを作るにあたり、大パパこと私の父も手伝ってくれました。なんだか嬉しそう(笑)。

パパさん・ママさん2人で作ってみるのも楽しそうですね!

 

 

静香さんのコト

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2頭のフレンチブルドッグ「大和・いろは」と暮らす、生粋のフレブルオーナー。

先代ブヒ「ジャック」の甲状腺癌、じつのお母様の癌を支えるとともに、食事の大切さを改めて実感。

それをきっかけに「癌の退治に役立つ食材」を追求し、家族の食事や愛ブヒのごはんにも反映。今では抗ガン作用だけでなく、さまざまな食材の知識を習得。

知識が豊富なだけでなく、料理の腕前もプロ級。

 

 

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