今からでも間に合う?高年齢(9歳以上)のフレンチブルドッグでも加入できるペット保険
基本的に高年齢になればなるほど病気になりやすいのは人間でもペットでも同じです。フレンチブルドッグの場合、7歳ごろから老化が始まり、体力の衰えとともにケガや病気にかかりやすくなります。そうなるとそろそろペット保険に入った方がいいかな?と、考えるようになると思いますが、大半のペット保険は加入年齢の上限が大体7~8歳に定められています。そのため入りたい保険があっても、年齢によっては加入できないこともしばしばですが、中には高齢なペットでも加入できる保険もあります。本記事ではフレンチブルドッグのペット保険への加入タイミングと高年齢のフレンチブルドッグでも加入できるペット保険を紹介していきます。
※この記事は、2016年9月時点の情報を元に作成しています。定期的に新制度や新商品情報を記事へ反映・更新して参ります。
ペット保険は若いうちに入るべき?
まずはペット保険への加入タイミングについて考えましょう。これからフレンチブルドッグと暮らそうと考えているなら、特に気になるところですね。
最近ではペットショップなどで赤ちゃんと出会った時点で、積極的にペット保険への加入を勧められます。ペットの年齢が若いうちにペット保険に入っておくべき理由としては、多くのペット保険では既往症がある場合、加入が断られる点を考慮に入れる必要があります。万が一病気になってしまうと、完治していてもペット保険に入れない場合があります。詳しくは、あなたに最適なペット保険を選択するための基礎知識 をご確認ください。
また、その他にも特に年齢が若い0-1歳のペットに関しては、異物誤飲事故などの発生率が高いため、それらの対応にペット保険を活用できる可能性も高いです。特にフレンチブルドッグの場合、ほかの犬種と比較しても好奇心が高い傾向から異物誤飲事故が発生しやすいと言われており、年齢が若いうちは感染症への抵抗力も低いため、様々な病気・けがにもなりやすいです。
しかし、ここで考えてしまうのが保険料。ペット保険は基本的に保険料は掛け捨てになるので、病気やけがにかからなければ年間数万円の保険料は無駄になってしまいます。仮に月2,000円、年間24,000円ならば0~7歳まで加入すると保険料は多少上がるので20万円近くになります。このように保険料の支払い期間が長ければ長いほど、無駄になる可能性はあります。こうなると、「ペットが若くて健康なうちは加入の必要性がないかな」「もし病気になった場合でも、自己負担で支払う金額と保険料を天秤にかけるとコストパフォーマンスが悪い?」などと感じる方も少なくないかと思います。
年齢が若いうちに加入した方が長く安心できることは間違いないのですが、そのためにかかるお金は決して安くありません。いざという時の安心とそれにかかるコストパフォーマンスを天秤にかけ、どちらを重視するかによるのではないでしょうか。
高齢でも加入OK!9歳以上で加入できるペット保険
さてそれでは、年齢を重ねてから加入できるペット保険はどんなものがあるのでしょうか。今回は9歳以上でも加入できるペット保険をご紹介します。今回はフルカバープランが対象です。9歳以上で加入できるペット保険は、アイペット損保、あんしんペット、ガーデン(90%補償プランは満7歳まで)ペッツベスト、イーペット、au損保ペットの保険、以上6社となります。今回は特徴的な3社を詳しくご紹介します。
ペッツベスト
この中で特徴的なのがペッツベスト。ほかの保険は新規加入の上限年齢が10~12歳の中、この保険はなんと上限が17歳未満となっています。ただし、加入継続年齢が16歳までのため、他の保険に比べると加入できる期間は短いのと免責金額が20,000円と高めなので注意。免責金額について詳しく知りたい方は、あなたに最適なペット保険を選択するための基礎知識 をご確認ください。
アイペット損保
継続可能期間と加入上限年齢のバランスが最も取れているのはアイペット損保です。こちらは新規加入の上限年齢が12歳11か月とペッツベストを除いた場合、最も高く、終身継続が可能です。また、6社の中で唯一回数制限あり、そして窓口清算が可能な保険です。
あんしんペット保険M
10歳のフレンチブルドッグで比較した場合、保険料が最も安いのがあんしんペットの「あんしんペット保険M」。『どんな時でも手厚く補償してほしい!基本の基本、全部コミコミのペット保険』でも紹介しましたが、免責金額が14,000円である分、年間上限70万円、補償割合70%と補償も手厚く、月々の保険料は2,850円とペッツベスト4,560円、アイペット損保5,970円と比べて非常に割安で、コストパフォーマンスに優れます。新規加入の上限は11歳未満まで。
いかがでしたでしょうか?早く入れば入るほど安心ですが、保険料が悩ましいのがペット保険。ついつい加入が遅くなりがちではありますが、高年齢でも加入できるペット保険を知っておけば安心ですね。
※本文で記載されている情報は2016年9月現在の内容で記載しております。保険商品や保険料については、各会社にお問い合わせください。
監修:有限会社ガンバ保険サービス 代表取締役菊田武
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