【可愛さはもちろん“大変さ”も】リアルな『ブヒライフ』を届けない? あなたもフレブルアンバサダー!
アンバサダーって結構色々なシーンで耳にする言葉ですが、その意味は「大使」。最近では「何かの魅力を伝える役割を担う人」という感じでよく使われています。さて、そこで今回FRENCH BULLDOG LIFEはフレブルオーナーの皆さまに、ぜひとも『フレブルアンバサダー』になって欲しいなと思っているのです。え、どういうこと? とお思いでしょう。つまり、正しいフレブルの飼い方や魅力を伝えて欲しいのです。一体誰に? 例えば愛ブヒと出かけた先々で声をかけてきたフレブルを飼いたいなという人へ向けて。
ブヒ連れ中に遭遇するシーンあるある。
週末や長期の休暇には愛ブヒを連れて避暑や旅行へ行くというオーナーさんは、出先で犬好きの人に声をかけられたりしませんか?
筆者はかなり頻繁に「私もフレンチブルドッグが好きで飼いたいんです」という人に話しかけられる機会が多いのですが、その時にできるだけフレブルの魅力と同時にお世話の大変さも話すようにしています。
もちろん喋りかけてきた人がどの程度本気でフレブルを家族に迎えたいと思っているのかは分からないものの、わざわざ知らない人に話しかけてきてまで犬について語るのは結構本気な証拠かなと。
その時に、まず相手が言うのがフレブルの可愛さについてなのですが、それには思い切り同意しながらも、同時に大変な犬種だってことも伝えるようにしています。
病気にかかりやすいこと、皮膚が弱いこと、先天的な骨の奇形を持つ子が多いことなど、なにもフレブルに興味を持ってくれる人に対してそんなマイナス情報を話さなくても…と思うことも正直に伝えます。
でないと、見た目の可愛さだけを見てリスクを知らず気軽に迎える人が増えてしまうかもしれないから。
そしてそんなオーナーさんが増えると、結局辛い思いをするのは他でもないフレブルだと思うからです。
SNSで発信する『リアルブヒライフ』。
フレンチブルドッグオーナーさんのSNS、とってもオシャレなライフスタイルが紹介されているものが多くて見るたびに憧れ、かつ羨ましく思って楽しく眺めています。
が、筆者は同じくフレブルオーナーなので、その素敵な画像の見えない部分にある大変さについても、仮に画像に写っていなくたってよく分かります。
でも、フレブルって可愛い、飼ってみたいと思って「#フレンチブルドッグ」で検索している未来のブヒオーナーさんにとって、受け取るのは画面から発せられる情報だけ。
もちろん、それでも十分なのかもしれません。
でも、例えば猛暑の今なら昼間は絶対に家から出さないこと、熱いアスファルトを歩かせないこと、カイカイが出やすい時期で被毛や皮膚ケアが欠かせないことなど、そんな裏側の部分もコメントに添えてみてはいかがでしょうか。
実は、実際に犬と暮らしている人でも熱中症の怖さを知らなかったり、留守番中も愛犬のために冷房をオンにするといった、ペットと暮らす上での新常識みたいなものに無頓着だという人は少なくありません。
お散歩中に愛ブヒの首に巻いている保冷剤について「それは何のためのもの?」と聞かれることもしょっちゅうあります。
その度にいかに犬が暑さに弱いか、首を冷やすことで効率的にクールダウンできるかということを説明するもの。
もしフレブルに限らず多くのワンコオーナーがワンコに必要な注意やケアをすることができれば、彼らのQOLはグッと向上するのではないでしょうか。
フレブルオーナーの対策、完璧説。
今まで様々な犬種を連れている人を見た中で、犬種別での健康管理という面ではフレンチブルドッグオーナーってかなり優秀だわと感じます。
これはフレブル好きゆえの欲目もあるかもしれませんが、熱中症が増え始める春先からネッククーラーを巻いたり、冷房の効いた部屋ではお腹が冷えないよう腹巻をさせたり、栄養やアレルギー対策を考えた手作り食を作ったり。
そういったオーナーさんの割合が高く、いかにブヒオーナーさんが相棒の健康に対して高い意識を持っているかには感心することしきり。
それらはきっと先輩ブヒオーナーから聞いたり、自分でフレブルについて調べた結果ゆえなのだと思いますが、それもフレンチブルドッグという犬種をよく理解しているからに他なりません。
もしこれらの知識をこれからフレブルを迎える人に伝えることができれば、さらには他の犬種と暮らす人にとっても、犬種の特性を理解した上でのお世話が当たり前のことになれば、きっと快適に暮らせるワンコの率はめちゃくちゃ上がることでしょう。
だから今必要なのは、フレブルオーナー全員がフレブルアンバサダーとなって、より良い情報やアイデア、トラブルの対処法などを発信すること。
可愛いだけじゃなく大変さもあるけれど、それにはこういう対策をしていますということも含めて未来のブヒオーナーに伝えることができれば、時々目にする悲しい飼われ方をしているフレブルはいなくなるかもしれません。
まとめ
あの愛嬌ある見た目のせいか、それとも最近人気の犬種だからなのか、フレブルを連れていると本当によく声をかけられます。
その多くが「私も飼いたい」というもので、その度にうれしい反面不安にもなるのです。「大変な部分の多い犬種であること、ご存知ですか」と。
それを含めても最高の相棒になれる犬種だと伝えつつ、もし迎えるなら色々調べてみてくださいねと必ずひと言添えるのが筆者なりのアンバサダー活動。
こんな草の根的な活動が広がり、犬種の特性を理解した上でブヒを家族に選ぶ人が増えたなら、彼らの未来はもっとハッピーになると信じています。
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