2025年1月30日12,861 View

フレブルオーナーがなによりも気をつけたいこと

つい先日、お恥ずかしながら数日寝込んでいた筆者。原因は風邪。それもインフルエンザやコロナといった絶賛流行中の風邪ではなく、ただの風邪。こんなところでも流行に乗り遅れるのか私は、と自らにツッコミましたが、ボヤけた頭で思ったのです。フレブルのQOLを左右する大きな事柄は、オーナーの健康にあるのではないか、と。

ブヒの健康には留意していても…

フレンチブルドッグ,QOL,飼い主

namaki/Shutterstock

 

厳選したフードに季節の食材を交えた手作りトッピング、健やかな皮膚を保つためのブラッシングに適度な運動。

 

必要ならサプリ、それに四季折々の各種予防ケアに健康診断など、多くのフレブルオーナーさんは筆者と同じく愛ブヒの健康管理に心を砕いているかと思います。

 

ペットのQOL(生活の質の向上)に対する考え方が今ほど浸透する以前から、何かと病気や皮膚トラブルの多い犬種であるフレブルを愛するオーナーさんたちは愛ブヒの健康維持に努めてきました。

フレンチブルドッグ,QOL,飼い主

shapovalphoto/Shutterstock

 

が、一方で自分の健康管理はどうだったかしら、と振り返ってみると、筆者の場合はそれはもう惨憺たる状況でして。

 

愛ブヒが栄養たっぷりのご飯を食べる傍らテキトーなもので済ませ、時には仕事の片手間にPCを見ながら流し込むように食事をすることも少なくありません。

 

夜ふかしに飲酒、それに睡眠不足などなど。

 

うんうん、もう全くもって若くはないのだから、これじゃあ風邪の一つや二つひいて当たり前だわと反省した次第なのです。

フレンチブルドッグ,QOL,飼い主

Lopolo/shutterstock

 

病気になって辛いのは自分だけれど、何より心配なのは愛ブヒのこと。

 

我が家の場合、平日は主に自宅にいる筆者が愛ブヒの散歩やお世話を担っているのですが、肝心のお世話係が倒れてしまっては元も子もありません。

 

幸い夫婦で暮らしているので私が倒れてもなんとかなりますが、これが一人暮らしだったり、どちらかが出張などで家を空けがちだったりすればたちまち困ってしまうでしょう。

 

大抵の風邪なら数日程度で治るとはいえ、フレブルにとっては数日の間お散歩にもいけず、遊んだり構ってもらえないのはなかなかストレスが溜まりそう。

 

ならどうするか。

 

私たちオーナーが健康でいなければいけないのではないかと、今更ながら思いました。

 

愛ブヒと行う丁寧な暮らし

フレンチブルドッグ,QOL,飼い主

Touched by light images/Shutterstock

 

「〇〇は風邪をひかない」。

 

今までその典型だった筆者ですが、日頃の乱れた生活のツケが回ってきたのか、はたまた少しはお利口になったのかついに風邪をひいてしまい、遊んでもらえずつまらなそうに横で寝る愛ブヒを見ながら生活態度を改めようと決意。

 

いざ、丁寧な暮らしをしようと決心しました。

 

あ、丁寧な暮らしとはいえ、そもそも超絶雑な暮らしを送ってきた私ですから、丁寧ったって3食きっちり食べる、早めに寝る、深酒はしない、くらいです。

 

本気の丁寧な暮らし界隈の人が見たら「それのどこが丁寧なのか」と問い詰められそうですが、その辺は大目に見ていただきたく。

フレンチブルドッグ,QOL,飼い主

Kateryna T/Shutterstock

 

さて、まず取り組んだのは、食事や散歩といった毎日のレギュラータスクを蔑ろにしないこと。

 

筆者の場合愛ブヒのフードには手作りのスープをトッピングしていますが、この時についでに自分用にも何かこしらえ、インスタントじゃないものを中心に食べるように。

 

そしてお散歩は、愛ブヒの運動と同時に自分自身も意識してしっかり歩き、いつもより長めに体を動かすようにしました。

 

夜はついダラダラと映画などを観ながら深酒していたのを、愛ブヒがそろそろ眠いです〜という顔をし始めたら同じように寝支度をしてベッドへ。

フレンチブルドッグ,QOL,飼い主

Gryllus-M/shutterstock

 

どれもフレブルが指針になっていますが、考えてみれば健康的なブヒたちの生活はかなり規則正しいもの。

 

愛ブヒの生活スタイルに合わせることで私たちも自然と規則正しいルーティーンになるんですよね。

 

これはフレブルにとっても、人間の不規則な時間に付き合うことなく過ごせるのでストレスも少ないはず。

 

些細なことだけど、こうして愛ブヒと息を合わせて暮らしていけば、自ずと理想的な生活習慣が身につくように思うのです。

 

体調不良の時に頼れる存在や準備

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Lee waranyu/Shutterstock

 

当たり前ですが、日頃いくら気をつけていても病気にならないってことはありません。

 

これはフレブルも人も同じですが、人間の場合は事前に備えておくことができます。

 

例えばインフルエンザやコロナなどの感染しやすい風邪に罹った場合に備え、体調が悪くても食べられそうなお粥や冷凍うどんなどの食料品を数日分備蓄しておくこと。

 

各種医薬品やゼリー飲料のストックももちろんですが、人間のもの以外に愛ブヒの必需品が底をつかないよう、こちらも少し多めに買い置きを。

 

最近はネット通販でなんでもすぐに届くけれど、時によっては品切れのこともありますからね。

フレンチブルドッグ,QOL,飼い主

ELENA-PETRUNEVA/shutterstock

 

そして、もし自分以外に愛ブヒのお世話をする人がいない場合は、近所に頼れる友人を持っておくこと。

 

普段から親しくして愛ブヒも懐いている犬友などが理想ですが、自分が病気で動けない時に愛ブヒをお願いできる存在がいるのといないのでは精神的なゆとりがかなり違います。

 

無理に近所に犬友を作れというわけではありませんが、ピンチの時に協力し合える関係をご近所と築いておくことは、病気の時だけでなく災害時などにも役立つもの。

 

もちろん、こちらも誰かのピンチの時に頼ってもらえる存在になるということでもあります。

 

おわりに

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Miss ProNina/Shutterstock

 

自分が体調を崩してみてようやく、愛ブヒのQOLを保つためにはオーナーの健康が必要不可欠だと痛感しました。

 

愛ブヒの健康管理はもちろんですが、まずは自分自身も健康でいられるよう努力すること。

 

オーナーさんが元気でなければ日々のあれこれがままならないフレブルたちにとっては、私たちの健康が何より重要なことなんですよね。

 

 

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