【実は“与えられる側”かも】気付かぬうちに愛ブヒがくれたもの。それは数えきれない、かけがえのない『繋がり』。
フレンチブルドッグをひとことで言うならば、う~ん「クセ、強っ!」な犬種だってこと。それは中身だけでなく外見にも顕著にあらわれていて、どっしりとした体躯や一見強面なのに溢れ出るチャーミングさだとか、おとぼけ感とか、そりゃもう1度見ると忘れられないインパクトに満ち満ちているのです。そしてそんな相棒と日々を過ごすことで、実はオーナー側にも様々な変化が起きているって、気付いていましたか?
与えるより受け取る方が多い、という真実。
季節に合わせた体調管理に日々のケアなどなど、私たちオーナーは何事もフレブルファーストに考える人が大多数。
愛はもちろん、それ以外にもたくさんのモノやコトを与えているように思うけれど、その実、彼らから受け取ることの方が多いって、お気づきでしょうか。
それは例えば、近所の知り合いやフレンチブルドッグをきっかけに新たにできた友人や知人など、犬と暮らさなければ知り合うことがなかったであろう人たちとのご縁。
実際にフレブルと毎日お散歩をしていると、ブヒの姿が印象的なのか声をかけてくれる人が多く、次第に挨拶を交わすようになったりお裾分けをいただいたり、おしゃべりするのが日常になりました。
それと同時にご近所の散歩友達ともいえるワンコオーナーさんとも知り合い、そこから一緒に食事をしたり互いの家に遊びに行くことも。
そしてふと見回せば、犬をきっかけに仲良くなった友人の年代は様々で、同世代はもちろん60代から80代までと本当にバラエティ豊か。
もし犬と暮らしていなかったら世代を超えた友人って出来ただろうかと思うと、本当に犬が繋いでくれた縁ってすごいなあと感じるのです。
年齢が異なれば考え方も様々で、先人の知恵に教わることもたくさん。
それにご近所に知り合いが多いと、防犯情報から公園に除草剤を撒いていたよ~といった、家族や愛ブヒを守るために役立つ情報が入ってくるのもありがたいもの。
玄関先に下げられた蜜柑に和む暮らし。
フレブルを迎えて以来次第にご近所に犬を介した友人が増え、それと同時に、帰宅したら玄関ドアに“袋に入った果物”などが下げられていることが増えました。
筆者は大阪市内在住なので、ご近所さんの顔や家族構成、名前まで知っているよという田舎暮らしに比べると、どちらかといえば人間関係は希薄な方。
挨拶はするけれどお裾分けという世代でもなかったので、最初は「誰からだろう、何事だろう」と少し驚いていました。
結局それらのお裾分けは犬を介して知り合ったご近所の人たちだと分かり、殺伐とした今の時代にこんな古き良きご近所付きあいができるものなのだな、となんだか心があったかくなったのです。
もちろんこういった近所付き合いが苦手という人もいるだろうけれど、ペットと暮らす上でご近所付き合いってとても大切。
知り合いのワンコなら多少吠えても気にならないけれど、見ず知らずの犬の吠える声は気になるなんて場合も多く、ご近所トラブルの中でペットが理由になっているものは少なくありません。
当然ちゃんとしつけなどをした上での話だけれど、普段から交流のあるおうちのワンコなら許せるってこと、多々あるのではないかしら。
それにどこのワンコかをご近所の人が知ってくれていたら、もし脱走した際に近所の人が気づいて保護してくれる可能性も上がります。
ひとつの場所に落ち着いて生活するってことは、その地域のコミュニティの一員になるということ。
この作業を円滑化するのにフレブルが一役買っている、そう感じるのです。
実際に会わずとも分かり合えるブヒ友。
愛ブヒの姿を日々SNSで発信しているオーナーさんは多数いますが、筆者もそのひとりです。
我が家の相棒のとぼけたシーンをアップする以上に楽しみなのが、よそのおうちのフレブルの様々な姿。
時にはコメントを書き込んで、それをきっかけにやり取りするようになり、その中にはまだ会ったことはないのに昔から友人だったような気がするほどの友達もいます。
これもまた、フレブルがつないでくれた縁のひとつ。
フレンチブルドッグは何かとデリケートな犬種であるだけに、ブヒオーナー同士で情報交換することも多く、最初はブヒの話から始まり、気づけば日々のたわいもないことからお悩み相談まで、気心知れた友人との会話はとても楽しいもの。
そんな友人たちとは住む場所も遠く気軽に会える距離ではなかったりするけれど、フレブルと暮らしていなければきっと一生出会うことがなかった人たちとこうして仲良くなれる。
これってなんか凄いことだと思うのです。
また、散歩中でもブヒを連れていると「我が家もフレブルがいるんです」と声をかけてくれる人、最近フレブルをお迎えしたばかりで先輩オーナーにいろいろ聞きたいと後ろから追いかけて「すみません、そこのフレブルの人~」と呼び止めてくれる人など、時には笑っちゃうような出会いもあるのです。
実際「フレブルの人」と呼び止められた時は、思わず吹き出してしまいましたが…。
現代は人間関係が希薄な世の中だと言われているけれど、もしかしたらフレブルはそんな世界を変えるためにやってきたのかも。なんてね。
年末年始って普段より多くの人と接することが多いけれど、ふと1年を振り返ると相棒のおかげで年々交友範囲が広まり、新しいお友達や知り合いが今年もたくさんできたな~と。
もしフレンチブルドッグと暮らしていなかったら、ある程度年齢を重ねてから新しい友人ができるなんてなかなかないかも。
そんな風に考えると、癒しや笑いだけでなく、本当に彼らはなんと多くのコトを私たちに与えてくれているのかとジンとします。
そしてまた来年も、きっとブヒが素敵なあれこれを運んできてくれるはず!
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