【良いも悪いも寄り添ってくれる相棒のため】長引くコロナ禍のストレスをフレブルに伝播させないために。
首都圏では3度目の緊急事態宣言が発令され、しかもそれが延長に。まるで出口の見えないトンネルにいるような状態の今、知らず知らずストレスを溜め込んでしまう人が増えています。空気を悪くする人なんて形容詞があるけれど、愛情深いフレンチブルドッグは犬1倍空気を読む犬種。それだけに、もしかしたらオーナーさんのイライラやストレスを敏感に感じ取り、いつの間にか愛ブヒにストレスをかけているかもしれません。
『出口が見えない』という不安。
当初コロナウイルスが私たちの生活に入り込んで来た時、きっと来年の今頃は日常を取り戻しているだろうと楽観していた人は結構いたはず。
それがまさか1年以上経過する今なお収束の気配は見えず、見えない敵に怯えて過ごす毎日に相当疲労感が募ってきたのではないでしょうか。
感染することへの怖さ、経済が停滞する不安。
そしていつまで我慢すれば良いのかという焦燥感など、コロナ以降の私たちは常に何かしら心配事を抱えながら日々を過ごしてきたように思います。
そして再三の緊急事態宣言。これには今まで耐えてきた人もポキッと心が折れたかも。
そしていつの間にかストレスを溜め込み、その苛立ちを周囲に撒き散らしているかも。
コロナでストレスが溜まるのもそれを抑え切れないのも、心から分かります。
でもね、もしその苛立ちがいつも一緒にいる愛ブヒに悪影響を与えているなら、それはちょっと問題アリ。
そもそも犬は歴史的にも人間と生活を共にしてきた動物ゆえ、ヒトの気持ちに寄り添うことが得意なんです。
だからオーナーさんの喜怒哀楽に誰より敏感で、楽しさも分かち合える代わりに負の感情だってしっかり伝わっていることを忘れないで欲しい。
しかしことコロナに関しては自分の努力や頑張りでどうにかできるものではなく、なす術がないことに対して漠然とした不安を感じるのも事実。
じゃあその不安と苛立ちの手放し方を知らなくちゃ。
散歩で一緒に気分転換、深呼吸でイライラを吐き出して。
コロナ禍で増えた自宅時間。そのせいか「おうちで〇〇」というアイデアがたくさん登場しましたよね。
自宅で過ごす時間は愛ブヒと過ごす時間とイコールなので、ブヒオーナーである我々の場合は自宅時間=ブヒタイムと変換しても差し支えないでしょう。
とはいえ、いくら仲良しな夫婦やカップルでも同じ空間に長時間一緒にいれば煮詰まってしまうもの。
少しお家の中の空気が薄く感じたら、相棒を伴い近所のお散歩に出かけてはいかがでしょうか。
ブヒと暮らしていれば散歩は日常だけれど、やはり朝と夜の日に2回という人が圧倒的多数。
でも散歩って日に何回行っても構わないし、暑くなく愛ブヒに体力的な問題がなければ、ちょっと外の空気を吸いに行くってとても大きな気分転換になりますよ。
これからの季節は気温が心配という場合、ベランダでお茶を飲んだり開け放った窓辺でピクニック気分を味わうのもオススメ。
好きな音楽を流しながらベランダでストレッチするなど、新鮮な空気を吸いながら何かを行なうことはとてもリフレッシュできるのです。
というのも、最近はどこへ行くにもマスクが必須。
外を歩く際には必ずと言って良いほど鼻と口を覆っているため、大きく深呼吸することを忘れがちに。
実は深呼吸は副交感神経の働きを高めリラックス効果を得られるので、手っ取り早いストレス解消法のひとつなんです。
だからイラッとしたらまずは深呼吸をして、お腹に溜まったムカムカをスーッと吐き出すのが得策ですよ。
部屋を整え自宅時間を快適に。
愛ブヒと暮らす我が家は、私たちが最も長い時間を過ごす空間。家は暮らしの拠点だから、なるべく快適に整えておきたいものです。
というか、ブヒと暮らしていると彼らが誤飲をしないよう普段からあまり散らかさない癖がついている人も多いでしょう。
すっきりしている空間は気持ち良いもの。
でもそこにプラスして、お花や観葉植物を飾ったり、好きな絵や写真をディスプレイするなど、常に目に入る場所に癒される物を配置するのはいかがでしょうか。
私たち人間は目から得る情報が膨大で、好きなものや心地よいと感じるものを眺めることで心が落ち着くのは簡単に想像できるはず。
それと同じように、聴覚が発達したフレンチブルドッグらワンコたちにとっては「音」がとても重要な感覚となるのです。
こんな時だからこそ、なるべくブヒに多く話しかけ、彼らに負担をかけないようマイナスの言葉を口にしないこと。
ため息の代わりに口笛を。そしてイラッとした時はあえて「好き」とプラスの言葉を放つこと。
きっと多くの人は「言霊」という言葉を聞いた事があるかと思います。
言霊とは言葉に宿ると信じられている霊的な力だそうで、古代日本人の信仰に基づくもの、らしい。
霊的な何かは正直わからなくとも、ポジティブな言葉とネガティブな言葉を発しているときの表情ってすごく違いますよね。
その「言葉の意味」はフレブルにはわからなくても、その音の持つ感じやそれを発するときの私たちの表情を愛ブヒは注視しています。
だからm意識的に前向きな言葉を発することで自分もブヒも心地よくなれるのです。
「長いなあ、このトンネルは」
コロナウイルスというものが蔓延して以来、愛ブヒを助手席に乗せて長いドライブに出たまんま、トンネルで立ち往生しているような感覚に陥ります。
暗いし何だか息苦しい。
出口を目指し光が満ちた世界へとアクセルを目一杯踏んで走り出したいのに、まだ先は見えません。
でもね、きっとこれはずっとじゃないし、隣を見れば「コロナ? 何それ食べられる?」とばかりに微笑むフレブルがいる。
だからせめて今この瞬間も、彼らを不安にさせない努力は惜しまない。
だって私たちは一心同体だからね。
こちらの記事も合わせてチェックしてみてくださいね。
おすすめ記事
-
【取材】ロッチ中岡〜そのフレブル愛、ガチ中のガチ。隠れブヒラバーが語る、細かすぎる魅力とは〜【前編】
みなさんが愛犬家ならぬ“愛ブヒ家”として思い浮かぶ芸能人といえば、草彅剛さん、レディー・ガガさんなど、フレブルを飼っている方が多いと思います。が、ロッチ中岡さんも、じつは大のフレブルラバーだというのをご存知ですか? フレブルを飼っていないのにもかかわらず、中岡さんのインスタグラムを覗くと、たくさんのフレブルアカウントがフォローされていて、わが『FRENCH BULLDOG LIFE』モデルのnicoやトーラスも、その中の一頭。
そんな中岡さんに、フレブルの魅力を語っていただきました。そのブヒ愛っぷりは、思ってた以上! ガチ中のガチでした!?
取材 -
【取材】9歳で脳腫瘍を発症し「4年7ヶ月間」生存。フレンチブルドッグ・桃太郎の奇跡と軌跡
愛犬が「脳腫瘍」と診断されたとき、言葉にできない絶望感を味わうことと思います。筆者も脳腫瘍で愛犬が旅立ったひとり。だからこそ、どれほど厄介で困難な病気かを理解をしているつもりです。「発症から1年生存すれば素晴らしい」とされるこの病気。
ところが、フレンチブルドッグの桃太郎は9歳で脳腫瘍を発症し、なんと4年7ヶ月間も生き抜いたのです。旅立ったときの年齢は13歳と11ヶ月、レジェンド級のレジェンドでした。さらには、治療後3年間は一度も発作が起きなかったといいます。
この事実はフレンチブルドッグだけでなく、脳腫瘍と闘う多くの犬たちに勇気と希望を与えるに違いありません。桃太郎のオーナーである佐藤さんご夫婦に、治療の選択やケアについて詳しくお話しをうかがいました。
取材 -
【愛ブヒの旅立ちを語る】BUHI編集長小西・FBL編集長チカ・代表ケンタ【鼎談(ていだん)】前編
愛ブヒの旅立ちはとても悲しいけれど、かならず迎えることになる現実です。けれども、その死はたくさんのことを教えてくれます。
わたしたちがそれを受け入れるのならば、あの子の存在はもっと強くなる。
愛ブヒを亡くした三人(BUHI編集長小西秀司・FBL編集長チカ・代表ケンタ)が、その思いを赤裸々に語りました。
虹の橋 -
【取材】上沼恵美子さん「もう一回だけ抱きしめたい」愛犬ベベとの12年間
運命の子はぼくらのもとにやってきて、流れ星のように去ってしまった。
その悲しみを語ることはなかなかむずかしい。
けれども、ぼくらはそのことについて考えたいし、泣き出しそうな飼い主さんを目の前にして、ほんのすこしでも寄り添いたいと思う。
その悲しみをいますぐ解消することはできないが、話をきいて、泣いたり笑ったりするのもいいだろう。
こんな子だった、こんなにいい子だった、ほんとうに愛していたと。
ぼくらは上沼恵美子さんのご自宅へ伺って、お話をきこうと思った。
取材 -
【編集Yの太鼓判はコレ!】留守番中も爆睡!究極の癒しベッドー編集部厳選!本当に使えるドッグギア #44
全員フレブルオーナーである『FRENCH BULLDOG LIFE』の編集部員たちが、自分たちで愛用している「本当に買ってよかった!」ものだけを紹介するこの連載。
今回は編集Yが、すべてのフレブルが大好きだと確信する極上のドッグベッドをご紹介! 留守番中もぐっすり、埋もれる姿は激カワ、さらに高確率で「へそ天」が見られます!
特集 -
【販売開始!】フレブルオーバーオール「UNIVERSAL OVERALL × W-OKI KENTA × フレブルライフ」
アパレルブランド「UNIVERSAL OVERALL(ユニバーサルオーバーオール)」と、沖縄在住のフレブルオーナーで人気タトゥーアーティスト「W-OKI TATTOOのKENTA」。そしてフレブルライフのトリプルコラボで完成した、フレブルオーバーオール。
ストア情報
フロントプリント、バックプリントの2展開で、それぞれフレンチブルドッグのイラストも違います!
イベント「フレブルLIVE」で先行販売しましたが、ついにフレブルライフストアで販売スタートです! -
【中川大志インタビュー】エマは犬ではなく、大切な娘です。国宝級イケメンが愛犬のフレンチブルドッグと一緒に登場
『FRENCH BULLDOG LIFE』に国宝級イケメン登場! 俳優の中川大志さんが、愛犬であるフレンチブルドッグのエマちゃん(2歳の女の子)にメロメロとの情報を聞きつけ、中川さんを直撃。そのフレブル愛をたっぷり語っていただきました。他のフレブルオーナーさん同様、濃すぎる親バカエピソードが次から次へと飛び出しました。
取材 -
【取材】脳腫瘍治療のスペシャリスト・長谷川大輔教授が進める脳腫瘍の最新治療とは
フレンチブルドッグは脳腫瘍になりやすい犬種だといわれています。事実として、てんかん発作の症状が出てMRI検査を受けたフレンチブルドッグのうち、「約70%が脳腫瘍」と診断されたというデータも。犬の脳腫瘍は残念ながらあまり良い予後は期待できず、根本的治療も身体に負担がかかることから、私たちオーナーは希望を失いがちになります。
そんな脳腫瘍治療に、新たな風が吹こうとしているのです! このプロジェクトの先陣を切る、日本獣医生命科学大学・長谷川大輔教授にお話しをうかがいました。
取材 -
【イベントレポ】のべ6,500人・4,500頭のフレンチブルドッグが集結!「フレブルLIVE2023」の全貌大公開!
第二回『French Bulldog LIVE 2023(フレブルLIVE)』が、無事閉幕しました!
今年は思い切っての2daysチャレンジ。当日までどうなるかドキドキでしたが…なんと、のべ「6,500人・4,500頭のフレンチブルドッグ」が集結。
開催地の山中湖はもちろんのこと、道中のサービスエリアもフレブルだらけで、他犬種のオーナーさんは「何があるんですか!?」と驚いていたとか(そりゃそうだ笑)。
さぁみなさん、いよいよ「フレブルLIVE 2023」のレポートをお届けです!
今年参加してくださった方も、来年こそと意気込んでくださっている方も、臨場感たっぷりのレポートをお楽しみください!
フレブルLIVE -
【販売スタート!】フレンチブルドッグ専用「THE fu-do(ザ・フード)」いよいよリリース!
フレンチブルドッグのためだけに作った総合栄養食「THE fu-do(ザ・フード)」、ついに販売スタートです!
私たちにとって、ひとつの集大成ともいえる「THE fu-do(ザ・フード)」。
今回は特徴と、食べつづけた先にどんな未来が待っているのかをご紹介したいと思います! 実際にお試し頂いた50頭のフレンチブルドッグの声もお届けしていますよ。
元気なレジェンドブヒを目指すみなさま、どうかじっくりご一読くださいませ!
ザ・フード -
【満足度95%!】動物の再生医療研究から生まれた、一歩進んだスキンケアジェル「ANCEPRA(アンセプラ)」を改めてオススメしたい理由。
以前フレブルライフでご紹介した、世界で初めて「犬用の再生医療等製品」を実用化し、その再生医療研究から生まれたスキンケアジェル「ANCEPRA(アンセプラ)」を覚えているでしょうか。
人間界ではエイジングケア製品にも用いられ、今でも研究が進められている「幹細胞培養上清液」を使った、一歩進んだスキンケアアイテムです。
今回は、大注目の「ANCEPRA(アンセプラ)」をお試しした30頭のフレブルたちの声をご紹介!
知れば知るほど使ってみたくなる「ANCEPRA(アンセプラ)」の魅力とは…?
(PR 物産アニマルヘルス株式会社)
PR
特集
-
フレンチブルドッグの性格/基本情報
からだの特徴や性格、歴史など基本的なフレブル情報をご紹介!
-
子犬/はじめてのフレンチブルドッグ
フレブルビギナーの不安を解消!迎える前の心得、揃えておきたいアイテム、自宅環境、接し方などをご紹介
-
フレブル病気辞典
獣医師監修のFrenchBulldogLifeオリジナル病気辞典。愛ブヒを守るための情報満載
-
フレブルライフ ストア
本当にいいものだけを、厳選紹介。FBLの公式オンラインストアです
-
French Bulldog LIVE⚡️2024 (フレブルLIVE)
-
【特集】レジェンドブヒの肖像ー10歳を超えて
10歳オーバーの元気なブヒを取材し、長寿の秘訣を探る。
-
【特集】5歳からのミドルシニアLIFE
ご長寿ブヒをめざすヒントがここに!
-
【特集】短命拒否権ーフレンチブルドッグは、もっと生きる
この特集は、『短命』のレッテルを返上するための、有益なフレブル生活記録簿です。
-
【特集】編集部厳選!本当に使えるドッグギア
フレブルと暮らす編集部が、自信をもって紹介したいアイテムとは!?
-
【特集】We wanna meet FBF! ー編集部が、会いたいキミのもとへ。
-
【特集】もしものときの名医名鑑
ヘルニアやガンなど、その道の名医たちを独占取材!
-
【特集】わたしは、愛ブヒのリーダーになるのダ。
プロドッグトレーナーが、リーダーになるための秘訣を解説!
-
虹の橋
愛ブヒが虹の橋へ向かう準備をするための場所
-
フレブル里親/保護犬情報
French Bulldog Lifeでは、保護犬を一頭でも多く救うための活動支援をしています。