傍目から見ると、ほんのりヤバみを感じられるアレとかね…。フレブルと暮らすと起きる妙な『あるある』が超大事だったり。
フレンチブルドッグと暮らすようになると、いつの間にか身につくちょっと変だったり妙だったりする習慣ってありませんか? それは愛ブヒを思っての行動かもしれないけれど、傍目から見るとほんのりヤバみを感じたりする例のアレ、もしかしたらアナタもやっちゃってるかもしれませんよ~。
お行儀悪い? いつの間にやら隠れ食いの名手に。

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ええ、かつてはアタクシだってちゃあんとテーブルに向き合い椅子に腰掛けてゆったりいただいていたんですのよ。
ちょっとお高いお紅茶なんかと一緒に、かぐわしいパンやケーキをね…。
しかしいつの日からか、というか鼻ぺちゃなくせに誰より匂いに敏感で、しかもそれが甘~い香りが漂う美味しそうなものなら絶対に見逃してくれないフレブルと暮らすまでは。

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何なんでしょうね、あの彼らの嗅覚。
食べたこともないはずなのにクリームだとかこんがりバターと焼きたてパンの香りをすかさずキャッチし、「くれよ、くれよう。家族だろ、なあ」とばかりにウルウルした瞳でこちらをじっと見つめてきたり。
はたまたタフっとした愛らしい口元からは「ナイアガラか!」と突っ込みたくなるほどのヨダレがザバーッなんて状況をしてみせたり。

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そうです。アタクシはブヒと暮らすようになってからというもの、いくら有名店のケーキや行列ができるブーランジェリーのパンであろうと、なぜかキッチンで立ったままコソコソと隠れ食いする女になってしまったのです。おほほ。
それもこれも、あのじっとり見つめる視線と絶え間なく溢れるヨダレ。
そして何よりも愛ブヒが放つ圧倒的な哀愁と圧に耐えられなくなったから。

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健康のことを考えるとあげるわけにもいかないし、かといってそんな圧に気付かぬフリしてゆったり食べるなんてそりゃ無理なハナシ。
っていうか、そもそもにじり寄る圧力に押されて味なんてわかんなくなるわ。
…というわけで、いつしか愛ブヒが寝ている隙やおもちゃに夢中になっている合間をついてコソコソとキッチンで隠れ食いするように(だが気付かれる)。

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ああ、お行儀が悪いのはわかっているの。でもねえ、実はそんなブヒオーナーさん、多いんでねえかしら。
夏場、人目を忍びアスファルトを直にタッチ。

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そうね、もうそろそろこの時期がやってきたわね。え、何がって?
それはアタクシが一見かなり不審な行動に出る季節のことよ。
それは夏。朝と夜の散歩の前には自分の手を地面のアスファルトにぺとりとくっつけ、その熱を確認するあの儀式。

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いや、別に大地のパワーに触れたいとかそんなんじゃねえからっ! 妙なカルトとかでもないから。
ついでに言えば落ちてる小銭を探しているとかでもないですから。あしからず!
そうなんです。フレブルはじめワンコオーナーならば夏場のアスファルトが彼らの肉球に与えるダメージの怖さはご存知なはず。

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そこで散歩に連れ出す前にはアスファルトに直接触れ、歩かせても大丈夫な温度かどうかを確かめることはもはやお約束。
しかし一般的にはあまり理解されないことが多く、自宅前でおもむろにしゃがみこみ地面に触れる姿はちょっと異様に見えるのかも。
ちなみに人間は手の平より手の甲の方が熱に敏感なので、アタクシはいつも手の甲をぺとり。
通常であれば「触れる」という行為ではまず使わない手の甲を下に向けることで、いっそう不気味さが増すみたいね。

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以前アタクシのその姿を偶然見てしまった隣人は突っ込むこともできず、何とも言えない半笑いでドアを閉めたわ。驚かせてごめんあそばせ。
でもねえ、フレブルオーナーのみなさま。変人と思われても夏場の地面の温度の確認は絶対怠らないでくださいませ。
相棒の可愛いあんよをやけどさせないためには、近所で「おかしな人」と噂されるくらいなんてことねえのさ。
いや、だって話せばちゃんとわかるからさ…。

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フレンチブルドッグってめちゃくちゃ人間臭いじゃないですか。
それはもう背中にファスナーがあって中にちっこいオッサンが入っているんじゃないのと疑うくらいに。
それにさ、頑固なところもあるけれどこちらの言うことはちゃんと理解しているし、話せば伝わる相手だってこと、ブヒオーナーさんならみんな知っているはずよね。

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だからアタクシ、いつしか人間の家族に話しかける感覚でもうバンバン話しかけるのよ。
「今日は暑いわね」から「段差あるから気をつけなさい」、さらには「ちょっとォ、お花が綺麗よ~」まで、まるで母が我が子に話しかける感覚で。
もうそれが普通になちゃってるから、もちろん散歩中にも炸裂しちゃうのよ。

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でもねえ、どうも側から見たら激しく独り言を垂れ流す怪しい人物みたいなのよね。
特にワンコを飼っていない人から見たら、ひとりで見えない相手に話しかけるアブナイ女に映るらしいの。
そういえば以前散歩中にプーッとかました愛ブヒに「あ、オナラしたでしょ今」と話しかけたら、偶然通りかかった紳士が「…いえ、私ではありません」と慌てて去って行ったこともあって危うく他人に罪をなすりつけるとこだったわ。

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だけどね、これだけは覚えておいて。
フレブルはお利口だから、ちゃんとオーナーの言うことを聞いているし中身も理解しているの。
ただ自ら人間語を喋れないだけで、ちゃんと伝わってるから話しかけるのはとっても大事なんだわよ~。
ご納得の方、大多数な予感。

Tienuskin/shutterstock
フレブルオーナーあるある、結構当てはまった人多いのではないかしら。
他にも家族の名を呼ぼうとして思わず愛ブヒの名で呼びかけるとか、無意識のうちにフレブルの動きにアテレコしてるとか。
本当に安全かどうか相棒に与える前に彼らのおやつを毒味するとかもあるある行為よ。
しかしさ、何であるあるを説明しようとするとオネエ口調になっちゃうのかしらね。
不思議~。
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