2022年12月14日3,807 View

【ストレスで不調に】 家族の不在が続いたら愛ブヒのお腹に異変が。対策は?

ストレスのない生活が健康長寿に欠かせない要素だということは、今まで登場してくれた数々のレジェンドブヒが証明しています。それほど健康とストレスは緊密に関係していて、これは日々の体調にも大きく影響するもの。筆者も先日それを痛いほど痛感し、それには愛ブヒがストレスにさらされてお腹を壊した体験があったのです。

 

原因は家族の不在。

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Marina Kadyrova/shutterstock

 

筆者の愛ブヒはどちらかといえば胃腸は強いタイプ。

 

過去に嘔吐や下痢などの経験はもちろんあるもののすぐに回復し、気温差などでお腹を壊すこともあまりありませんでした。

 

しかし先月のこと、「嘔吐はしないけれどなんだかお腹の調子が悪いなあ」という日が続いたのです。

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Estrella Andrade/shutterstock

 

食欲もあり散歩にも喜んで行くのですが、なぜかウンチだけが緩い。

 

これが2〜3日のことならさほど心配はしないものの、やたらと長く続くので便を持参し病院へ。

 

検査の結果は異常なしで、先生から「最近何か変わったことは?」と聞かれました。

 

うーん、何か変化があったかしらと考えてみれば、それは父ちゃんの不在。

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Marvelous World/shutterstock

 

夫婦&愛ブヒというシンプルな家族構成の我が家ですが、父ちゃんは出張がとても多い仕事。

 

だから愛ブヒも父ちゃんの不在には慣れている、そう勝手に思い込んでいたのです。

 

しかし先月は家のベッドで寝る日の方が遥かに少ないレベルで出張続きだったからか、さすがの愛ブヒも違和感を感じたのでしょう。

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Suptar/shutterstock

 

それを裏付けるかのように、怒涛の出張月間が終わりいつものペースに戻るとお腹の調子もすっかり元通りに。

 

改めてよく観察していると、父ちゃん不在の夜は小さな物音でも起きて玄関へ走っていくなど四六時中番犬モードに徹しているよう。

 

だから眠りも浅く、夜中も神経を尖らせているためリラックスできていないのでしょう。

 

父ちゃん不在の寂しさや番犬としての意識がストレスとなり、それが下痢という形で表面化したのです。

 

ストレスで血便が出ることも

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gyuchan/shutterstock

 

緊張すると急な腹痛に襲われトイレに駆け込む。これって人間にもよくある事です。

 

ストレスが原因でワンコが下痢をするのは広く知られていますが、実は心理的ストレスで血便をすることも珍しくありません。

 

血便そのものはさまざまな要因で起きますが、食欲も元気もあるけれど血が混ざったウンチをする場合はストレスによることが多いそう。

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bozsja/shutterstock

 

原因は環境の変化だったりフードの変化ですが、いずれにせよ長期間血便が続いたり、血便と同時に嘔吐や食欲低下がある場合はすぐに病院へ。

 

しかし下痢や血便など、ストレスが目に見える形で出るのはオーナーにとってはありがたいことです。

 

愛ブヒの排泄物を見逃すことはまずないので、ウンチの状態は心身の異変を知る最大のサインと言っても過言ではありません。

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LightField Studios/shutterstock

 

その時に重要なのは、こちらが「普通のこと」とスルーしていることがフレブルにとっては「ストレスの一因」となっているかもしれないと思い至ること。

 

恥ずかしながら筆者の場合は夫が仕事で不在にすることに私自身が慣れていたため、連日続くお腹の不調を目の当たりにしてようやく、愛ブヒが感じていたストレスに気づいたのです。ごめんね。

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GH Studio/shutterstock

 

ただ、ストレスをかけるからという理由で出張に行かせないわけにもいかないし、仕事である以上は仕方のないこと。

 

これは人間同士であれば当然理解できることですが相手はフレブル。

 

こんな場合、一体どうしたら良いのだろう。

 

やはり言葉で伝えること。

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Amornpant Kookaki/shutterstock

 

連日の父ちゃんの出張でお腹を壊した愛ブヒですが、もちろんそれ以降も出張はあります。

 

そこで取り入れたのが、(伝わっていると信じて)とにかくしっかり説明すること。

 

ワンコに明日や明後日という概念があるのかはわかりませんが、いつ出かけいつ帰ってくるかをちゃんと言葉で話すように。

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WildStrawberry/shutterstock

 

そして不在時の夜は早めに玄関ドアや窓を施錠し、なるべく外の物音が聞こえにくい工夫を。

 

電気も普段より早めにリラックス用の柔らかい照明に切り替えるなど、言葉と行動で落ち着ける環境を整えています。

 

また、お散歩をいつもより長くして運動でストレスを発散させるように。

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Patrik Demo/shutterstock

 

実際にどれほど効果が上がっているのかは分かりませんが、もし自分がフレブルの立場なら、何も説明がなくいきなり家族の誰かが数日間不在にするって不安度MAXなはず。

 

言葉を100%は理解していなくとも、オーナーが何かを伝えようとしている姿を見せれば、ある程度は「ちょっとの間何かが変わるのかも」と思ってくれるかもしれません。

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Dzelat/shutterstock

 

特に年末年始にかけては普段と大幅に生活スタイルが変わる人も多いと思うので、愛すべきまあるい家族が不安になったりストレスを感じないよう細やかなサポートが必須なのです。

 

おわりに

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Patryk Kosmider/shutterstock_

 

我が家のケースは家族の誰かが不在にするストレスが下痢の原因でしたが、各家庭の生活スタイルが違うのでフレブルが何をストレスに感じるかもそれぞれです。

 

キーワードは「普段と違うこと」。

 

それは留守番時間やフードの変化かもしれないし、これからの時期に増える来客かもしれません。

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Lined Photography/shutterstock

 

その時にはいつもよりコミュニケーションを増やし、愛ブヒを不安にさせないよう声をたくさんかけてあげて。

 

普段と違うことが増える年末年始はストレスがかかりやすい時期。

 

それを意識して健康管理をしてあげてくださいね。

 

 

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