目指せベスト体重!フレブルが健康的に痩せる方法をお伝えします[特集:ミドルシニアLIFE]
ふと鏡に映った愛ブヒと私、おや? ふたり揃ってなんだかむっちりしていないかしら。いやいやそんなはずはと体重計に乗り、想定外の目盛りにのけぞった経験はございませんか? 筆者はあります。というか、わりと最近その恐怖体験をし、焦ってダイエットを心に決めた次第なのです。人もブヒもミドルシニアになると太りやすくなり、体重管理は健康維持の必須項目。ひとりだと続かないけれど、相棒となら頑張れる。健康長寿に大切なのは人もブヒも自分に合った体重と体型。だから今こそ手と肉球をとり、健康的なボディを目指そうではないですか。
きっかけは共に健康診断。

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ミドルシニア以降はフレブルなら半年か1年に1度、私たちオーナーも年に1度は健康診断を受けますよね。
日頃体重計に乗る習慣がない筆者はそこで1年ぶりに体重測定をするのですが、4kg増加という悲しき数字が叩き出されました。
うそ〜ん、と涙目になりつつ、頭に浮かんだのは愛ブヒのこと。

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彼も毎回病院で体重計に乗るたびに、「あと500g減らしましょう」と宣告されているのです。
そう、彼は万年ダイエット男。一度は減量に成功した愛ブヒですが、その数字は少し油断するとまた元に戻る始末。
特に寒い時期は暖かいお部屋でゴロゴロしてはお菓子をポリポリ、なんてだらけて過ごしていたからか、筆者もブヒも確実にむちむちしています。

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ところでメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)、いわゆるメタボは中年以降特に注意が必要だと言われていますが、実は犬もメタボになります。
内臓脂肪が増えすぎることで肥満や高血圧、糖尿用といった生活習慣病のリスクが上昇し、2013年に大手ペットフード企業が行った調査によればペットとして飼育されている国内の犬のうち約4割は肥満だそう。
10年前の調査でこの結果なので、さらに室内飼育が進み、当時より美味しいフードやオヤツが増えた今では肥満率はもっと上昇しているかもしれませんね。
散歩という名のスポーツジム

Patryk Kosmider/shutterstock
むちコロの愛ブヒも確かに可愛い、けれどその隣に立つむちコロのおばさん(筆者)は可愛げゼロ。
思えばここ数年流行っていたオーバーサイズブームがあかんかったんや…と自らの怠惰はすっかり棚に上げてトレンドを恨んだりもしましたが、人間もミドルシニア年齢になると本当に痩せにくくなるもの。

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若い頃はスルスルと落ちた脂肪も今では骨にしがみついてるのかと思うほどがっちり体にまとわりつき、なるほど中年からのダイエットは一筋縄ではいかないのだと実感します。
フレブルも人間同様に筋肉量や新陳代謝が衰えてくるため脂肪を燃焼し辛くなり、足腰への負担がかかるところも人と一緒。

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ただ、ミドルシニアのダイエットに大切なのは、健康的に時間をかけて痩せること。
急激に体重を落とすような無理な減量は体に負担をかけるうえリバウンドもしやすく、ブヒにとってはストレスにしかなりません。
適度な食事と運動を継続するという、ダイエットの基本がベストなのです。

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それに私たちブヒオーナー&ブヒは、たいてい毎日散歩しますよね。これを活かさない手はありません。
毎日の散歩時間を延長し15分長く歩く、あえて起伏の多いコースを選ぶなどの工夫はブヒの足腰強化にも繋がります。
ついでに私たちも大股で歩幅を広く歩く、踵から着地し歩行中は腹筋に力を入れるといった、痩せる歩き方を実践。

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20分以上歩くことでようやく脂肪燃焼が始まるので、散歩は最低でも30分以上歩きましょう。
こうして日常の中で一緒に運動する機会を増やすことで共に過ごせる時間も増え、ブヒのストレス緩和にもなりますよ。
かさ増しとヘルシーおやつで工夫を

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散歩で運動しても、運動だけでは痩せにくいのがフレンチブルドッグ。
私たちも動いた以上に食べれば太るのは当然で、消費カロリーより摂取カロリーが上回るからむっちりしちゃうのです。
ちなみに筆者の愛ブヒに必要な1日のカロリーを「犬のカロリー量計算」ができる無料サイトで調べたら約750kcal。
最近はこんな計算もネットでできるから便利ですね。

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ただ、食べるのが大好きなので食事を大幅に減らすのはかわいそう。
そこで活躍しているのがキャベツと豆腐です。
我が家は野菜と魚、鶏肉の入った自家製スープにドライフードのミックスが定番食ですが、このスープにキャベツを増量し、スープの量を増やしてかさ増し。

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なぜか愛ブヒは豆腐が好きなのでオヤツに豆腐をあげることもあるのですが、キャベツと豆腐は人間のダイエットにも役立ちます。
これらの食材で作る痩せるレシピやヘルシースイーツといったキーワードで検索すればもの凄い数がヒットし、簡単に作れるものが大半。

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同じ食材でブヒ用と人用に使えるので経済的だし、筆者は1日3食のうちの1食を豆腐とキャベツ、とろけるチーズで作るヘルシーお好み焼き的なものにしています。
豆腐と刻んだキャベツに少しの片栗粉を混ぜて焼く味付けなしのお好み焼きならブヒも食べられるので、こういう簡単でヘルシーなレシピをいくつか覚えておくと飽きずに食べられるのでおすすめですよ。
おわりに

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筆者が愛ブヒと手と肉球を携えながら始めたダイエットですが、開始から約ひと月が経過しました。
この間毎日体重を測り、ふたりとも少しずつ結果が出てきています。
コツは我慢しすぎないこと。
週末は好きなものを食べ、平日の昼か夜のみヘルシーご飯にしたり、愛ブヒも時には大好きな牛肉を焼いてもらったりしつつも、カサ増しご飯を頬張っています。
ダイエットって辛いと続かないのは人もブヒも同じ。だからこそ一緒に頑張る相棒がいると楽しみながら続けられるんですね。
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