2025年4月20日1,621 View

フレブルと楽しく暮らすためにすごく大事なこと

すっごく愛おしいし、なんなら目の中に入れても痛くないほど溺愛しているし、時には自分が産んだんじゃないかと錯覚すら覚えるほどに大切な存在の愛ブヒ。けれど彼らは意思を持つ生き物だからこちらの思い通りにいかないことも多々あるし、怪我や病気になったり、年齢を重ねていくなかで介護が必要にもなってきます。「これも愛犬との生活の一部」とは思うけれど、愛ブヒの不調と向き合うことや介護をすることは、時に私たちの心を削り体力をも奪うでしょう。そんな時にはふとマイナスな思考に囚われがちですが、視点や考え方を変え、前向きに捉えることでフレブルとの暮らし、つまりフレブルライフはもっとハッピーになるんです。

思い通りにいかないから、楽しい

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mala_koza/shutterstock

 

フレブルたちはみんな、生身の体とそれぞれの個性、それに意思を持っています。

 

ちゃんとしつけができていたって、その日の気分や状況によってはコントロールが効かないこともあれば、わがままや頑固さを発揮して私たちを困らせるのもよくあること。

 

筆者も愛ブヒに対して「コラッ」と怒らない日はないし、手を焼くことがもはや日常。

 

けれど、もしこちらの言うことをすんなり聞いてその通りに行動してくれるのなら、フレブルでなくたって、もっと言えば生き物じゃなくたって良いんじゃない? なんて思ったりもします。

 

人間同士でもお互いの「違い」に惹かれるように、違うから、さらには種族が異なるからこそよりわかり合いたいと思うのではないでしょうか。

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Amornpant Kookaki/Shutterstock

 

手を焼いている最中はなかなかそんな風に思えないかもしれないけれど、例えば愛ブヒがシニアになったときにパピー期のわちゃわちゃを振り返って、あんなことがあったなぁなんて懐かしく思い出すのはきっと、手を焼かせられた記憶のはず。

 

残念なことに一部には動物を迎え、想像していたよりも大変だからという身勝手な理由でペットを手放す人もいるけれど、言葉も通じなければ種族も異なる生き物と暮らすのが大変なのは当たり前のことで、その大変さこそがペットと生きる楽しさや醍醐味。

 

「もう!」とイラッとすることがあっても「そんなの最初からわかっていたけどね」と笑い飛ばせる思考こそ、この自由な生き物たちと幸せに過ごす秘訣なんです。

 

病気や介護は、自分のためでもある

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ViralPress Stock/shutterstock

 

最近はレジェンド年齢のブヒが増えたとともに、長寿化ゆえに愛ブヒの介護や闘病という現実と直面する人も増えています。

 

闘病を支えたり介護をするのは、本当に大変ですよね。

 

急に不安が押し寄せたり、心身の疲れから深く落ち込んでしまうことも多々あります。

 

そして落ち込んだ自分を責めたりして、深い沼に沈んだような気分になることもあるでしょう。

 

こちらも生き物だから、疲れや不安を感じるのは当然のこと。

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Tienuskin/shutterstock

 

けれど、今あなたが愛すべき相棒のためにしている介護や闘病のサポートは、いつか別れの日が来た時に、「あの時は私も一生懸命頑張った。一緒に闘った」という心のよすがになるんです。

 

できることは全部やったんだと自分を納得させられるかどうかは、いざという日を迎えた時にその後の気持ちを大きく左右するもの。

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Tienuskin/shutterstock

 

筆者の周囲にも愛ブヒの介護をするオーナーさんはいるけれど、ハッとしたのが「この子が無理をせず、最後まで自由気ままに過ごしてくれれば本望」だという言葉です。

 

自分達はそのお手伝いをしているだけで、食べない日もある中で時々ご飯をしっかり食べてくれたりすると、大きな喜びを感じると。

 

どんな中にも必ず光があること、そして喜びを感じられることをちゃんと知っていて、ポジティブに介護と向き合う姿勢は本当に素敵だと思いました。

 

実際は不安や大変さの多い闘病や介護と向き合うにあたり、いかに前向きな姿勢でいられるか。この姿勢はきっとお世話をされるフレブルにも伝わると思うのです

 

楽しむために一緒にいることを思い出して

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StrDr stock/shutterstock

 

フレブルを迎えようと計画していた時や、迎えに行ったあの日の気持ち、覚えていますか?

 

きっとこの愛くるしいまあるい存在とたくさん楽しみ、あちこちに出かけ、最高にハッピーなフレブルライフを過ごそうと思い描いていたはず。

 

現実には彼らのクセの強さや個性に辟易することもあるけれど、そもそもは一緒に人生を楽しむために迎えた存在。

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antage_DS/shutterstock

 

犬と暮らすのは、どこか結婚や同棲やルームシェアにも似ています。

 

自分と生まれも育ちも性格も(ついでに習性も)違う存在と楽しく暮らすには、相手を理解しようとする気持ちや、自分との違いを認め、それをおもしろがる心が大事なように思います。

 

「違い」を認め、楽しみ、おもしろがる。そんな気持ちで彼らに接することができれば、それはもう間違いなくハッピーなフレブルライフを約束するチケットを得たようなもの。

 

なにしろ数多いる犬種の中でフレンチブルドッグほどユニークで、存在そのものがユーモラスでとびきり愛らしい存在はいないんだから。

 

そんな彼らと幸せに暮らすには、私たちもユニークでユーモラスな視点を持つことが不可欠なんですよ。

 

 

こちらの記事も合わせてチェックしてみてくださいね。

散歩後におててを拭いたらそのままウトウト。身を委ねるフレブルがいとおしい【動画】

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