『ブル系の犬』は凶暴?悲しい犬種差別にフレブルラバーが言いたい。
筆者はとにかく犬が好き、中でもブル系の犬は特別に好き。我らがフレブルはもちろんのこと、イングリッシュブルにブルテリア、アメリカンブリーにピットブル。どの子もみんな一緒に暮らせば最高の相棒になれるし、ちゃんと愛を注いでルールを教えれば決して怖い犬種ではない。けれどもまだ、犬種に対する偏見、それも名前にブルを冠した犬への差別があることを知ってほしいなと思うのです。
ドッグオーナー同士でさえ偏見はある

ViralPress Stock/shutterstock
愛犬と散歩中、以前はよく「あ、ブルドッグだ。怖い〜」というようなことを耳にしていました。
直接言われるのではなくすれ違いざまにボソリと呟かれることが多く、その都度穏やかな愛ブヒとは対照的に今にも飛びかからんばかりの形相になる短気な筆者。
けれども日々散歩をしているうちに言葉を交わすようになった人も増え、傍を歩くフレブルが実はおっとりな甘えん坊だと知るとそんな風に言われることは激減。

Phasin B/shutterstock
しかしまだ、多くのブル系ドッグオーナーさんは同じような言葉に傷つき悩んでいます。
確かにブル系の犬の中にはいかつい顔を持つ犬も多いし、闘犬のルーツなどを遡れば怖いと感じる人がいるのも致し方ないことかもしれません。
実際、明らかにコワモテの人が威圧的な雰囲気でピットブルなどを連れ歩く姿も時々目にするけれど、そんな場合でさえ怖い(かもしれない)のは連れている人。
犬には何の罪もないのです。

Jose-Luis-Carrascosa/shutterstock
そして中には、自分がドッグオーナーであるにも関わらずブル系ドッグを嫌う人が多いのもまた事実。
それも実際に噛まれたなどの被害に遭っていないのに、あんな犬種を飼うなんて非常識だと言わんばかりに偏見を持っている。
散歩に出れば避けられ、目を逸らされるなんて、当事者ならぬ当事犬にとっては悲しいことに違いないはず。だって他の犬と同じように、ただそこを歩いているだけなのに。
フレブルの好感度は上がったけれど

Kinnari1231/shutterstock
ブル系ドッグの中でも、我らがフレブルに対する世間評はもう「怖い犬」ではなくなってきています。
それはひとえにメディア露出の効果によるものでしょう。
今や数々のCMにフレブルが起用され、画面の中で愛嬌たっぷりのお茶目な表情を見せるブヒたち。
この可愛さにようやく世間が気付いたのか、ふはは。って、私は何者や。
というのはさておき、同じ理由でイングリッシュブルドッグに対しても愛嬌がある犬というイメージを持つ人が増えているはず。

Africa Studio/shutterstock
ただ、ブル系ドッグの他の仲間たちはどうでしょう。
彼らは大型犬や中型でもがっしりボディの子が多く、確かにパワーのある子が中心。
しかし、彼らの大半はオーナーさんに溺愛され、人と暮らすルールを学び、人を愛することをその身をもって実践している家庭犬ばかり。
勝手なイメージで凶暴だとか怖いだとかのジャッジを下すことは、絶対にしてはいけないこと。

Lee waranyu/Shutterstock
そういえば以前訪れたブル系ドッグのイベントは、その趣旨に大きく犬種差別NGと掲げていました。
そこに集ったのはフレブルはもちろん、あらゆるブルの仲間たち、それにウルフドッグや大型犬たち。
オーナーさんと一緒にイベントを楽しむ彼らはみんな穏やかだけれど、もしかしたら犬種差別を受けた経験があるのかもしれない。
筋骨隆々のその姿は迫力満点ながらも、ちゃんと顔を見て瞳を覗けば、そこにいるのは他の犬種と何ら変わりのない誰かの特別な存在ばかりなんだから。
犬種差別って、一体何?

kuban_girl/shutterstock
今回は我らがフレブル属するブル系ドッグを例に挙げたけれど、犬種差別はなにもブル系だけのものではありません。
例えば「◯◯犬は頭が悪い」「◯◯犬はうるさい」なんていうのも偏見に基づいた差別の一種。
これを仮に日本人とか人間の性別に当てはめてみたらよりわかりやすいのかもしれません。

YAKOBCHUK VIACHESLAV/Shutterstock
もちろん、犬種によってそれぞれの特性や特徴・個性はある。
けれども全員がそうなはずもなく、みんなそれぞれに唯一無二の魅力を持ってこの世に生まれてきた存在。
そもそも犬の性格は、犬種より飼育環境やオーナーさんの行動、愛情によって育まれるもの。
だからこの犬種だから凶暴なんてことはなく、適切な環境で目一杯の愛を注ぎ、必要ならばドッグトレーナーなどの指導を受けることで、誰からも愛される犬になると思うのです。

Unchalee Khun/shutterstock
今は加熱するペットブームで、新たに犬を迎える人も多くいます。
その時にお利口な犬種だと思って選んだのに違ったと、一度迎え入れたはずの犬を保護施設に送る人間もいる。
そんな悲しいことが起きないように、犬種という特性ではなく、目の前にいるひとつの命にちゃんと向き合って。
彼らはみんな、愛を注げばそれ以上の愛を持って応えてくれる存在なのです。
おわりに

Valeriia Khodzhaeva/shutterstock
フレブルってこうだよね、という決めつけ。それが笑えるものならいいけれど、中には聞き捨てならねぇなと思うものもありますよね。
犬界でそういう偏見を持たれがちなブル系の犬たち。
私たちフレブルオーナーもそのブル一族の仲間として、断固として犬種差別にNOを突きつけようではないですか。
こちらの記事も合わせてチェックしてみてくださいね。
おすすめ記事
-
【動物病院へ行かずに薬が手に入る!】フィラリア対策の商品も扱う個人輸入代行サイト「うさパラ」が超便利
もうすぐフィラリア予防の季節。忙しいオーナーさんは、動物病院へ行く時間を作るのもひと苦労。
そこでみなさんにご紹介したいのが、ペットの健康維持を目的とした商品を取り扱う個人輸入代行サイト『うさパラ』。
フィラリア予防薬だけでなく、皮膚の健康をサポートする製品や、コンディション管理を目的とした商品も取り扱っています。
「それって安全なの?」「どうして病院に行かなくても手に入るの?」
そんな疑問も解消しつつ、『うさパラ』の魅力をご紹介です!
(PR Healthcare Trading Limited)
PR -
【取材】ロッチ中岡〜そのフレブル愛、ガチ中のガチ。隠れブヒラバーが語る、細かすぎる魅力とは〜【前編】
みなさんが愛犬家ならぬ“愛ブヒ家”として思い浮かぶ芸能人といえば、草彅剛さん、レディー・ガガさんなど、フレブルを飼っている方が多いと思います。が、ロッチ中岡さんも、じつは大のフレブルラバーだというのをご存知ですか? フレブルを飼っていないのにもかかわらず、中岡さんのインスタグラムを覗くと、たくさんのフレブルアカウントがフォローされていて、わが『FRENCH BULLDOG LIFE』モデルのnicoやトーラスも、その中の一頭。
そんな中岡さんに、フレブルの魅力を語っていただきました。そのブヒ愛っぷりは、思ってた以上! ガチ中のガチでした!?
取材 -
【取材】9歳で脳腫瘍を発症し「4年7ヶ月間」生存。フレンチブルドッグ・桃太郎の奇跡と軌跡
愛犬が「脳腫瘍」と診断されたとき、言葉にできない絶望感を味わうことと思います。筆者も脳腫瘍で愛犬が旅立ったひとり。だからこそ、どれほど厄介で困難な病気かを理解をしているつもりです。「発症から1年生存すれば素晴らしい」とされるこの病気。
ところが、フレンチブルドッグの桃太郎は9歳で脳腫瘍を発症し、なんと4年7ヶ月間も生き抜いたのです。旅立ったときの年齢は13歳と11ヶ月、レジェンド級のレジェンドでした。さらには、治療後3年間は一度も発作が起きなかったといいます。
この事実はフレンチブルドッグだけでなく、脳腫瘍と闘う多くの犬たちに勇気と希望を与えるに違いありません。桃太郎のオーナーである佐藤さんご夫婦に、治療の選択やケアについて詳しくお話しをうかがいました。
取材 -
【取材】上沼恵美子さん「もう一回だけ抱きしめたい」愛犬ベベとの12年間
運命の子はぼくらのもとにやってきて、流れ星のように去ってしまった。
その悲しみを語ることはなかなかむずかしい。
けれども、ぼくらはそのことについて考えたいし、泣き出しそうな飼い主さんを目の前にして、ほんのすこしでも寄り添いたいと思う。
その悲しみをいますぐ解消することはできないが、話をきいて、泣いたり笑ったりするのもいいだろう。
こんな子だった、こんなにいい子だった、ほんとうに愛していたと。
ぼくらは上沼恵美子さんのご自宅へ伺って、お話をきこうと思った。
取材 -
【中川大志インタビュー】エマは犬ではなく、大切な娘です。国宝級イケメンが愛犬のフレンチブルドッグと一緒に登場
『FRENCH BULLDOG LIFE』に国宝級イケメン登場! 俳優の中川大志さんが、愛犬であるフレンチブルドッグのエマちゃん(2歳の女の子)にメロメロとの情報を聞きつけ、中川さんを直撃。そのフレブル愛をたっぷり語っていただきました。他のフレブルオーナーさん同様、濃すぎる親バカエピソードが次から次へと飛び出しました。
取材 -
【取材】川口春奈とアムのやさしい世界。ー大人気女優は生粋のフレブルラバー
いまをときめく人気女優が、フレンチブルドッグラバーであるという事実。
そうです、その人は川口春奈さん。
アムちゃんというパイドの女の子と暮らしています。
話を聞けば聞くほど、そして春奈さんとアムちゃんのやりとりを目の当たりにするほどに、そのフレンチブルドッグ愛がわたしたちのそれとまったく同じであることに、なんだかうれしくなってしまったのでした。
春奈さんとアムちゃんのすてきな暮らしを、BUHI編集長の小西がいつくしみながら、切り取らせていただきます。
-
【ドッグフードの闇を暴く】フレンチブルドッグに本当におすすめの食事とは?
私たちが「フレブルライフ」をスタートして8年。雑誌「BUHI」も含めると、約20年フレンチブルドッグに関する情報だけをお届けしてきました。
そしてフレンチブルドッグを知れば知るほど、犬種によってかかりやすい病気や性格、運動量が異なることを痛感しています。
犬によってカラダもライフスタイルも大きく違う! なのに…日本のドッグフードは「全犬種同じ」ものが売られているのです。
しかも日本はペット「後進国」。フードにおいては、闇深い点がたくさんあります。
今回はフレブルライフ読者の皆さまだけに、ドッグフードの闇や矛盾を伝えさせてください。
もちろん最後には解決策もお伝えしていますので、どうかご安心を!
-
【肉球の香りがするビール、誕生】イラストは千原ジュニアさん【フレブルLIVEで先行販売!】
『French Bulldog LIVE 2024(フレブルLIVE)』は、11/9(土)-10(日)の2days!
今年は例年以上に反響があり、二日間ともに駐車場付きチケットがSold outとなりました!
年々パワーアップしている「フレブルLIVE」ですが、今年はオリジナルのクラフトビールを制作。
世界初・肉球の香りがするビールで、その名も「Paw Pad Ale」。
パッケージのイラストは、なんと千原ジュニアさんが手がけてくださいました。
フレブルLIVEにて、先行販売いたします!
フレブルLIVE -
【スペシャル対談】愛犬の旅立ちと供養。霊感がない人も「愛犬の成仏」を知る方法!?【シークエンスはやとも×PELI】
愛犬の旅立ちは、誰もが目を背けたくなるもの。けれど事前に知っておくこと、考えておくことで、救われることがたくさんあります。
今回は、お盆スペシャル企画。世間が認めるほどの霊視能力をもつお笑い芸人「シークエンスはやとも」さんに、愛犬の旅立ちや供養についてインタビュー。
インタビュアー兼対談相手は、大の犬好きで心霊分野の知識にも長けているPELIさん。
「愛犬が旅立ったあと、ベッドやおもちゃはどうすればいい?」「お骨はどうするべき?」「お花やお線香は喜んでくれる?」
さらには、霊感がない人でも愛犬が成仏したことを知る方法まで。
お笑い芸人だからこそ暗くなりすぎない、むしろ心がスッと軽くなる。
永久保存版のスペシャル対談です!
対談 -
諦めかけた命。あれから2年、フードを変えたら15歳の今もお散歩大好きなフレンチブルドッグに!
今日は15歳の愛ブヒと暮らす、編集メンバーの実体験。
愛ブヒは二年前からすべてのフードが合わなくなり体重が激減。検査をしても異常はなく「年齢のせいですね…」と言われてしまいました。
もう諦めるしかないのかな…そんなとき、我が家に届いたのが「THE fu-do(ザ・フード)」の試食品でした。
そして「THE fu-do(ザ・フード)」を食べつづけて二年、愛ブヒは15歳になり、今も元気にお散歩をしています。
今回は、二年前の絶望から今までを包み隠さず、時系列でお話しさせていただきます。
-
【イベントレポ】5,000頭のフレンチブルドッグと7,000人が集まった「フレブルLIVE2024」の全貌!
11/9(土)-10(日)の二日間にわたって開催された『French Bulldog LIVE 2024(フレブルLIVE)』。
今年はのべ5,000頭のフレンチブルドッグと7,000人のフレブルオーナーが集まりました!
day1の司会はフレブルラバーのロッチさん。day2の音楽フェスには世代ど真ん中のPUFFYが出演するなど、例年以上に豪華なラインナップ。
北は北海道、南は鹿児島県から。全国のフレンチブルドッグが一堂に会した「フレブルLIVE2024」の模様を、詳しくお届けです!
最後には2025年の情報もありますので、要チェックでございます!
フレブルLIVE -
【日程発表!】フレブルLIVE2025、やるぜ今年も2days!【11/8(土)-9(日)】
今年で第四回を迎える『French Bulldog LIVE(フレブルLIVE)』。
毎年参加者様が増え、昨年はのべ5,000頭のフレンチブルドッグと7,000人のフレブルオーナーが集まりました!
おかげさまで、2025年も開催が決定! ゆったりお楽しみいただけるよう、今年も2daysでございます。
「フレブルLIVE2025」の開催日と、一日目と二日間の違った楽しみ方を大公開!
フレブルLIVE
特集
-
フレンチブルドッグの性格/基本情報
からだの特徴や性格、歴史など基本的なフレブル情報をご紹介!
-
子犬/はじめてのフレンチブルドッグ
フレブルビギナーの不安を解消!迎える前の心得、揃えておきたいアイテム、自宅環境、接し方などをご紹介
-
フレブル病気辞典
獣医師監修のFrenchBulldogLifeオリジナル病気辞典。愛ブヒを守るための情報満載
-
フレブルライフ ストア
本当にいいものだけを、厳選紹介。FBLの公式オンラインストアです
-
French Bulldog LIVE⚡️2025 (フレブルLIVE)
-
【特集】シン・スキンケア
-
【特集】レジェンドブヒの肖像ー10歳を超えて
10歳オーバーの元気なブヒを取材し、長寿の秘訣を探る。
-
【特集】5歳からのミドルシニアLIFE
ご長寿ブヒをめざすヒントがここに!
-
【特集】編集部厳選!本当に使えるドッグギア
フレブルと暮らす編集部が、自信をもって紹介したいアイテムとは!?
-
【特集】もしものときの名医名鑑
ヘルニアやガンなど、その道の名医たちを独占取材!
-
【特集】永遠の選択。フレンチブルドッグ専用「THE fu-do(ザ・フード)」
-
【特集】わたしは、愛ブヒのリーダーになるのダ。
プロドッグトレーナーが、リーダーになるための秘訣を解説!
-
虹の橋
愛ブヒが虹の橋へ向かう準備をするための場所
-
フレブル里親/保護犬情報
French Bulldog Lifeでは、保護犬を一頭でも多く救うための活動支援をしています。