2024年10月28日2,292 View

先代と2代目ブヒの間に「血の繋がり」を感じました

親子や兄弟、親戚ってやっぱりどこか似ていますよね。筆者も年々母親に似てきて遺伝の力を強く感じているのですが、これってフレブルもそうなのかしらと、そんなことを思ったのです。というのも、我が家の愛ブヒは先代ブヒとは血縁関係にあり、従兄弟くらいの関係性。そのため顔立ちもどこか似ていて、ふとした瞬間に先代の面影を感じることが度々あります。まあ血縁だから見た目はある程度似るだろう、と思っていたのですが、こんなとこまで? と笑ってしまうほど行動が似ていることも。そこで今回は犬の遺伝について調べてみました。

両親から半分ずつ遺伝する

フレンチブルドッグ,遺伝

Goami/Shutterstock

 

私たち人間の遺伝子は父親と母親からそれぞれ半分ずつ受け継ぎますが、これはフレブルたち犬も同じ。

 

両親から受け継ぐのは顔立ちや性格などですが、毛色を決める遺伝子は10種以上も存在することがこれまでの犬の遺伝子研究でわかっているそう。

 

つまり両親ともにクリームでもブリンドルが生まれることもあるし、パイドが誕生することだってあるんです。

 

我が家のブヒはクリームですが、両親ともにブリンドル。

 

同胎3兄妹の中では唯一のクリームで、他の2頭はブリンドルとタイガーブリンドルでした。

 

また、もちろん祖父母に似るという隔世遺伝が起きることもあります。

 

両親はコンパクトボディなのにうちのブヒはジャンボサイズなんて場合は、もしかしたら先祖に立派な体格のフレブルがいたのかもしれませんね。

フレンチブルドッグ,遺伝

katyapulka/Shutterstock

 

ちなみに犬は骨格がしっかりと成長するまでに最大で24ヶ月かかると言われています。

 

その過程で顔つきも変化するので、親子や兄弟でも最初はあまり似ていないと思っていたのがそっくりになったり、逆に全く異なる顔つきのブヒになることも。

 

まあ、どんな仕上がりになろうとも我が子が一番可愛いのですが(親バカ)。

 

なお、性格も先天的要素として遺伝する可能性が高いですが、性格に関しては生活環境やオーナーさんとの関わり方といった後天的要素がかなり影響します。

 

血縁は全くないけれど今の愛ブヒが先代の愛ブヒに似ていると感じることが多いのなら、それは接し方やしつけの仕方、生活環境などが同じだから、という可能性が高いからかもしれませんね。

 

まさかのクセが似ている我が子

フレンチブルドッグ,遺伝

Hryshchyshen-Serhii/shutterstock

 

接し方やしつけの仕方、生活環境が同じ。

 

かつ血縁ありとなれば、筆者の愛ブヒが先代によく似てくるのは当たり前なのかもしれません。

 

ただ、最近驚いているのは「なんでそこが同じなのよ?」という行動がそっくりなことです。

 

それは、うんち。

フレンチブルドッグ,遺伝

Vantage_DS/Shutterstock

 

どのお家でもそうだと思いますが、パピーを迎えたらトイレシートなどの決まった場所に排泄をするように教えますよね。

 

もちろん我が家もそうで、時々寝ぼけて失敗はするもののかなりの高確率でトイレシートでおしっこをしてくれるようになりました。

 

愛ブヒも「このシートがトイレ場所」と認識しているのか、ドッグカフェデビューの日も初めてのお店でそそくさとシートまで行きおしっこ成功。

 

でも、うんちは完全に別物のようなんです。

 

最初こそ何度かシートの上でのうんちに成功していたのに、気づけば誰が教えたわけでもないのに先代ブヒと完全に同じ場所でするように…。

 

そこはもちろんトイレではなく、フローリングの床の上。

フレンチブルドッグ,遺伝

MeBream/Shutterstock

 

なんで?

 

先代のうんちの臭いが残ってるとかある? とも思いましたが、先代ブヒは外うんち派で自宅でするのは雨の日くらい。

 

当然都度しっかり除菌含め掃除をし、何より先代ブヒを見送り2代目を迎えるまでに10ヶ月以上空いているんですよ。

 

「ま、まさかうんちの時だけ先代ブヒが乗り移っているのか」と考えたりもしましたが、一体なぜなんでしょうね。

 

これは遺伝? それとも偶然? いずれにせようんちもシートでしてほしいものです。

 

病気も遺伝する

フレンチブルドッグ,遺伝

Rybakova Aliona/Shutterstock

 

フレブルの遺伝について語る以上、決して見過ごせないのは遺伝性疾患です。

 

そもそもペットには遺伝病が多く、フレブルオーナーさんの多くが頭を悩ませているアレルギーも遺伝的な要因が大いに関係しています。

 

なお、真っ当なブリーダーさんは遺伝子疾患について知っているためそういった恐れのあるフレブルをブリーディングしませんが、現在この世に存在する全フレブルが真っ当な交配で生まれてきているわけではないのが現実。

 

オーナーが遺伝子疾患のリスクを知りたい場合は動物病院で遺伝子検査を受けることができるので、もしかしたら今後発症するかもしれない症状について事前に把握し、早期に対策をとることもできます。

フレンチブルドッグ,遺伝

Robyn-May/Shutterstock

 

実は日本は世界的に見て犬の遺伝子疾患が多い国。

 

その原因として挙げられているのが、特定の犬種がブームになることで人気が集中し、無理のある繁殖が行われているから。

 

フレブルはここ数年非常に人気がある犬種だけに、リスキーな繁殖が行われる率も上がっています。

 

だからこそ私たちがしっかりと遺伝子疾患について知り、フレブルを迎える際には真っ当なブリーダーさんを選んだり、遺伝子検査で事前になりやすい病気を知り、対策を立てる必要があるんです。

 

おわりに

フレンチブルドッグ,遺伝

Larissa Chilanti/Shutterstock

 

2代目ブヒを先代からかかりつけだった動物病院に初めて連れて行った時、先生は血縁だと知らないのに、愛ブヒの様子や仕草を見て「キャラが先代と全く同じですね」と驚いてました。

 

遺伝ってやっぱり似るのかしらと思いつつ、同じオーナーさんから同じように愛され可愛がられることで、やっぱりどこか同じタイプになるんだなと思うのです。

 

 

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