ワクチンと体調管理はOK?フレブルLIVEまであと2ヶ月!
最近カレンダーを見ながらニヤニヤしている、側から見れば非常に不気味な筆者でございます。なんでカレンダーを見てニヤけるのか、それは、約2ヶ月後に待望のフレブルLIVEが迫っているからに決まっているではないですか! もはや恒例となった秋の特別な2日間、参加を決めている多くのフレブルオーナーさんは筆者と同じく開催の日を待ち遠しく思っていることだと思います。が、心配なのはイベントの主役でもある愛ブヒの体調管理ですよね。そこで今回は、今からフレブルLIVEに向けて備えておくべき愛ブヒの体調管理計画にフォーカスしたいと思います。
「宿泊アリ」の参加者は今からワクチン計画を

Patryk-Kosmider/shutterstock
日本全国から参加してくれる人がいるフレブルLIVE。
日帰りできない場所からの参加だと、宿泊ありきの旅になりますよね。
幸い山中湖近辺にはペットOKのお宿がたくさんあるものの、ペット同伴の宿泊者に義務付けられているのが各種ワクチンの接種。
チェックイン時に1年以内に発行された狂犬病の予防接種とワクチンの接種証明書の提示を求められることが多く、未接種だと現地に着いていてもキャンセル扱いになることもあります。
現時点で宿泊の日程をカバーできるワクチン証明書(宿泊日を含め1年以内にワクチンを接種していること)があるよ、という人は心配ないけれど、毎年ワクチンは11月前後に接種している、という人は注意が必要。
接種するのはもちろんですが、大事なのはそのタイミング。

mutt2jeff/Shutterstock
フレブルによっては接種後にアレルギー反応が出たり体調を崩すこともあり、多くは接種してから数時間以内に反応が出るものの、あまり旅の直前に接種するのはお勧めしません。
できればその後の体調に影響がないよう、イベント参加の10日前までくらいには接種しておくと安心です。
なお、過去にワクチン接種でアレルギー反応が出て「ワクチンは打たない」という人は、かかりつけ医にその証明を書いてもらうほか、事前に宿泊先にワクチンが未接種の理由を伝え、それでも宿泊できるかを必ず確認しておいてくださいね。
旅行による環境の変化を頭に入れておく

Carrastock/Shutterstock
たくさんのフレブルと人が集まるフレブルLIVEでは、フレブルたちも興奮しテンションが上がるのは当たりまえ。
さらに移動時間や普段とは異なる環境下に置かれることもあり、イベントの時は「普段よりもずっと疲れやすい状況にある」ことを念頭に置いてください。
どれだけ元気なフレブルでも、イベントを満喫したらきっと夜にはドッと疲れてしまうはず。
それが体調に不安のあるフレブルならなおさらです。
だからこそイベントまでの期間でいかに体調管理をするのかが鍵なのですが、難しいのが今の気候。
今年は夏が長引きいまだに暑いし、1日の気温差や季節の変わり目というタイミングもあって、9月はフレブルたちが非常に体調を崩しやすい時期なんです。
そのためいつもより愛ブヒの様子をよく観察し、小さな不調でも早めに病院で診てもらうのが吉。

namaki/Shutterstock
「まだイベントまでには時間があるさ」と呑気に構えていると、夏バテを引きずって体調が回復しないまま11月を迎える、なんてこともあり得ます。
お腹の調子が悪い、皮膚のトラブルが気になる、などの懸念がある場合は、治療はもちろんのこと、旅行の際に持参できるよう多めにお薬を処方してもらいましょう。
また、体調が揺らぎやすい時期は普段食べ慣れていないものを避けたり、いつも使っているシャンプーやケア剤を変えるのもなるべく避けて。
現在体調に問題がないのなら、食べるものや使うものを含め、今のライフスタイルをキープすること。
パピーやシニアのフレブルの場合は体調が変わりやすいので、特に注意が必要ですよ。
事前チェックとモデルスケジュール

ELENA-PETRUNEVA/shutterstock
持病や体調に不安がある子やシニア年齢のブヒの場合、念のため病院で事前チェックをしておくと安心です。
心臓や呼吸器、関節などに不安がないかを診てもらい、薬の処方や移動時の注意点などを聞いておきましょう。
旅行やフレブルLIVEを楽しむには、普段の健康状態を旅行前に安定させておくことが一番重要。
フレブルLIVEまでの1週間は特に計画的に過ごしたいですが、ここでカウントダウン形式でモデルスケジュールを紹介するので、参考になれば幸いです。

Lapina/Shutterstock
・7日前
動物病院で事前チェックと必要なら薬の処方をしてもらう。各種ワクチン証明書等を確認。山中湖周辺での動物病院のリストを作っておくとなおよし
・6日前
食事の調整。普段のフードで体調を整え、過度な食べ過ぎや食べ慣れていないものを控える。車での移動が不慣れな子は車移動の練習や車酔いしないかを確認。酔う場合は犬用の酔い止めを処方してもらう
・5日前
お宿に泊まる場合は衛生上事前のシャンプーがマスト! 旅行直前に皮膚を刺激するのを避けるため、このタイミングでシャンプーなどのケアを
・4日前
うんちやおしっこの状態、咳、鼻水などがないかをしっかり確認。愛犬のものは現地調達がしにくいため、ブヒ用の持ち物リストを作り入れ忘れがないかをチェック

katyapulka/Shutterstock
・3日前
環境変化に弱いので普段通りの生活リズムを守り、ストレスをかけないように注意
・2日前
荷造り(特にチケットは絶対にお忘れなく!!!)とともに、ルートの確認や車に異常がないかを点検。ガソリンも満点にしておくと安心です。移動時の休憩場所や水分補給用のボトルなど、車内で使うグッズが揃っているかも見ておきましょう
・1日前
体調の最終チェック。愛ブヒの体調に不安がある場合は取りやめる勇気を持つことも大事。食事は普段通りで量や内容を変えず、明日に備えて十分に休養を
・当日
車酔い防止のために食事は出発の2〜3時間前までに済ませ、出発前にトイレを済ませる。昼間はまだ暑い日もあるので、出発には涼しい時間帯を選んでくださいね
こちらの記事も合わせてチェックしてみてくださいね。
おすすめ記事
-
【取材】ロッチ中岡〜そのフレブル愛、ガチ中のガチ。隠れブヒラバーが語る、細かすぎる魅力とは〜【前編】
みなさんが愛犬家ならぬ“愛ブヒ家”として思い浮かぶ芸能人といえば、草彅剛さん、レディー・ガガさんなど、フレブルを飼っている方が多いと思います。が、ロッチ中岡さんも、じつは大のフレブルラバーだというのをご存知ですか? フレブルを飼っていないのにもかかわらず、中岡さんのインスタグラムを覗くと、たくさんのフレブルアカウントがフォローされていて、わが『FRENCH BULLDOG LIFE』モデルのnicoやトーラスも、その中の一頭。
そんな中岡さんに、フレブルの魅力を語っていただきました。そのブヒ愛っぷりは、思ってた以上! ガチ中のガチでした!?
取材 -
【取材】9歳で脳腫瘍を発症し「4年7ヶ月間」生存。フレンチブルドッグ・桃太郎の奇跡と軌跡
愛犬が「脳腫瘍」と診断されたとき、言葉にできない絶望感を味わうことと思います。筆者も脳腫瘍で愛犬が旅立ったひとり。だからこそ、どれほど厄介で困難な病気かを理解をしているつもりです。「発症から1年生存すれば素晴らしい」とされるこの病気。
ところが、フレンチブルドッグの桃太郎は9歳で脳腫瘍を発症し、なんと4年7ヶ月間も生き抜いたのです。旅立ったときの年齢は13歳と11ヶ月、レジェンド級のレジェンドでした。さらには、治療後3年間は一度も発作が起きなかったといいます。
この事実はフレンチブルドッグだけでなく、脳腫瘍と闘う多くの犬たちに勇気と希望を与えるに違いありません。桃太郎のオーナーである佐藤さんご夫婦に、治療の選択やケアについて詳しくお話しをうかがいました。
取材 -
【取材】上沼恵美子さん「もう一回だけ抱きしめたい」愛犬ベベとの12年間
運命の子はぼくらのもとにやってきて、流れ星のように去ってしまった。
その悲しみを語ることはなかなかむずかしい。
けれども、ぼくらはそのことについて考えたいし、泣き出しそうな飼い主さんを目の前にして、ほんのすこしでも寄り添いたいと思う。
その悲しみをいますぐ解消することはできないが、話をきいて、泣いたり笑ったりするのもいいだろう。
こんな子だった、こんなにいい子だった、ほんとうに愛していたと。
ぼくらは上沼恵美子さんのご自宅へ伺って、お話をきこうと思った。
取材 -
【中川大志インタビュー】エマは犬ではなく、大切な娘です。国宝級イケメンが愛犬のフレンチブルドッグと一緒に登場
『FRENCH BULLDOG LIFE』に国宝級イケメン登場! 俳優の中川大志さんが、愛犬であるフレンチブルドッグのエマちゃん(2歳の女の子)にメロメロとの情報を聞きつけ、中川さんを直撃。そのフレブル愛をたっぷり語っていただきました。他のフレブルオーナーさん同様、濃すぎる親バカエピソードが次から次へと飛び出しました。
取材 -
【取材】川口春奈と愛犬アムのやさしい世界。ー大人気女優は生粋のフレブルラバー
いまをときめく人気女優が、フレンチブルドッグラバーであるという事実。
そうです、その人は川口春奈さん。
アムちゃんというパイドの女の子と暮らしています。
話を聞けば聞くほど、そして春奈さんとアムちゃんのやりとりを目の当たりにするほどに、そのフレンチブルドッグ愛がわたしたちのそれとまったく同じであることに、なんだかうれしくなってしまったのでした。
春奈さんとアムちゃんのすてきな暮らしを、BUHI編集長の小西がいつくしみながら、切り取らせていただきます。
-
【スペシャル対談】愛犬の旅立ちと供養。霊感がない人も「愛犬の成仏」を知る方法!?【シークエンスはやとも×PELI】
愛犬の旅立ちは、誰もが目を背けたくなるもの。けれど事前に知っておくこと、考えておくことで、救われることがたくさんあります。
今回は、お盆スペシャル企画。世間が認めるほどの霊視能力をもつお笑い芸人「シークエンスはやとも」さんに、愛犬の旅立ちや供養についてインタビュー。
インタビュアー兼対談相手は、大の犬好きで心霊分野の知識にも長けているPELIさん。
「愛犬が旅立ったあと、ベッドやおもちゃはどうすればいい?」「お骨はどうするべき?」「お花やお線香は喜んでくれる?」
さらには、霊感がない人でも愛犬が成仏したことを知る方法まで。
お笑い芸人だからこそ暗くなりすぎない、むしろ心がスッと軽くなる。
永久保存版のスペシャル対談です!
対談 -
【取材】千原せいじ「また会う約束を」―動物専門僧侶として伝える、希望の葬儀
お笑いコンビ「千原兄弟」のツッコミを担当する、千原せいじさん。
今年で結成35周年を迎え、芸人としての活躍も目覚ましい中、2024年5月に動物専門僧侶になり世間を驚かせました。
僧侶としての名は「靖賢(せいけん)」。
当時54歳という年齢にして、なぜ動物専門僧侶という道を選んだのか。
また、愛犬の旅立ちとどのように向き合うべきなのか。
「動物専門僧侶」という立場で、お話しをうかがいました。
取材 -
諦めかけた命。あれから2年、フードを変えたら15歳の今もお散歩大好きなフレンチブルドッグに!
今日は15歳の愛ブヒと暮らす、編集メンバーの実体験。
愛ブヒは二年前からすべてのフードが合わなくなり体重が激減。検査をしても異常はなく「年齢のせいですね…」と言われてしまいました。
もう諦めるしかないのかな…そんなとき、我が家に届いたのが「THE fu-do(ザ・フード)」の試食品でした。
そして「THE fu-do(ザ・フード)」を食べつづけて二年、愛ブヒは15歳になり、今も元気にお散歩をしています。
今回は、二年前の絶望から今までを包み隠さず、時系列でお話しさせていただきます。
-
【イベントレポ】5,000頭のフレンチブルドッグと7,000人が集まった「フレブルLIVE2024」の全貌!
11/9(土)-10(日)の二日間にわたって開催された『French Bulldog LIVE 2024(フレブルLIVE)』。
今年はのべ5,000頭のフレンチブルドッグと7,000人のフレブルオーナーが集まりました!
day1の司会はフレブルラバーのロッチさん。day2の音楽フェスには世代ど真ん中のPUFFYが出演するなど、例年以上に豪華なラインナップ。
北は北海道、南は鹿児島県から。全国のフレンチブルドッグが一堂に会した「フレブルLIVE2024」の模様を、詳しくお届けです!
最後には2025年の情報もありますので、要チェックでございます!
フレブルLIVE -
【前売りチケット販売開始!】フレブルLIVE 2025は、11/8(土)9(日)開催!スチャダラパーによるテーマソング制作も決定
『French Bulldog LIVE 2025(フレブルLIVE)』の開催は、11/8(土)-9(日)の2days!
お得な前売りチケット、いよいよ販売スタートです!
さらに今年はビッグニュースが。
なんと、ヒップホップグループ「スチャダラパー」がフレブルLIVEのテーマソングを制作してくれることになりました!
テーマソングの情報やお得な前売りチケットの販売情報など、内容盛りだくさんでお送りしていますので、最後までお見逃しなく!
フレブルLIVE
特集
-
フレンチブルドッグの性格/基本情報
からだの特徴や性格、歴史など基本的なフレブル情報をご紹介!
-
子犬/はじめてのフレンチブルドッグ
フレブルビギナーの不安を解消!迎える前の心得、揃えておきたいアイテム、自宅環境、接し方などをご紹介
-
フレブル病気辞典
獣医師監修のFrenchBulldogLifeオリジナル病気辞典。愛ブヒを守るための情報満載
-
フレブルライフ ストア
本当にいいものだけを、厳選紹介。FBLの公式オンラインストアです
-
French Bulldog LIVE⚡️2025 (フレブルLIVE)
-
【特集】シン・スキンケア
-
【特集】レジェンドブヒの肖像ー10歳を超えて
10歳オーバーの元気なブヒを取材し、長寿の秘訣を探る。
-
【特集】5歳からのミドルシニアLIFE
ご長寿ブヒをめざすヒントがここに!
-
【特集】編集部厳選!本当に使えるドッグギア
フレブルと暮らす編集部が、自信をもって紹介したいアイテムとは!?
-
【特集】もしものときの名医名鑑
ヘルニアやガンなど、その道の名医たちを独占取材!
-
【特集】永遠の選択。フレンチブルドッグ専用「THE fu-do(ザ・フード)」
-
【特集】わたしは、愛ブヒのリーダーになるのダ。
プロドッグトレーナーが、リーダーになるための秘訣を解説!
-
虹の橋
愛ブヒが虹の橋へ向かう準備をするための場所
-
フレブル里親/保護犬情報
French Bulldog Lifeでは、保護犬を一頭でも多く救うための活動支援をしています。