2016年12月10日1,775 View

【膿皮症】毛がぬけて皮膚が赤くなっていたら要注意!

膿皮症は、皮膚に細菌が異常増殖した状態のこと。一般的に免疫力が低下すると、細菌をバリアする力が弱くなります。すると細菌が異常増殖をして皮膚が荒れたり化膿してしまうのです。この状態を総称して「膿皮症」とよびます。

他の犬種と比較すると、フレンチブルドッグは皮脂腺が大きく肌もデリケートなので、膿皮症になりやすいといわれています。放っておくてどんどん広がってしまうので、病気のサインがあらわれたら、すぐに対処するようにしましょう。でも、一番大切なのは、病気のサインが現れる前の、日頃の皮膚ケアーなんですよ。

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Jana-Behr/shutterstock

病気のサイン

毛(被毛)がポツポツ抜けている、かゆがっている、皮膚が赤くなっている、湿疹がる、体がにおう

 

症状

症状は、赤いプツプツとした発疹からはじまり、放っておくと徐々に悪化していきます。

 

軽症:毛穴に沿って赤い発疹が出る

毛穴に沿ってぷつぷつと赤い発疹があらわれ、かゆみを伴います。ワキ・股・足先・首元から発症するケースが多いようです。

膿皮症は放っておくとどんどん悪化するので、少しでも症状があらわれたら早めに病院へ行くと安心です。

 

中症:膿が出て、毛が抜ける

放っておくと膿が出て異臭を放ちます。また、背中にまるで虫食い病変みたいに毛が抜けた箇所がいくつも出ることがあります。

膿んだところが落ちつくと、毛穴にそって白くポロポロしたものがあらわれわれるのも特徴です。

 

重症:元気がなくなり、食欲が低下する

さらに感染が進むと、お腹や背中など全身に広がり、体中の毛が抜けてしまう場合もあります。また、発熱・元気がなくなる・食欲の低下など危険な状態になりますので、すぐに病院へ連れて行くようにしてください。

 

ただの皮膚病とは思わず、症状が出たら早めに受診するようにしましょう。

 

原因

膿皮症をひき起こす原因菌は、90%がブドウ球菌。これは常に体に存在する菌で、何もなければ増えることはありません。しかし、フレブルのようにもともと皮脂の分泌が多い上に、皮膚のバリア機能が弱い子たちは、体についたホコリや皮膚表面から出た皮脂を細菌やマラセチアが餌とし増殖します。

もちろん、免疫力の低下やストレス、気温の変化により体内のバランスが崩れたことが原因で増殖することもあります。

 

治療

湿疹やかゆみ、赤みがある場合は抗生物質や消炎剤を投与して治療をします。症状にもよりますが、一般的に最低3週間は薬を飲む必要があります。かゆみがひどい場合は、ステロイドなどを用いるケースも。そして、一番大事なのが、原因となった細菌の餌でもある皮脂や汚れをキレイに洗うこと。犬の皮膚の汚れを除去することを目的に作られたシャンプーで洗い流し、キレイになった皮膚をコーティングするように保湿剤をしっかり用いることことが重要です。

 

また、必要があれば短期的に細菌性シャンプーで薬浴をする、もしくは局所的に殺菌性スプレーをするなどして菌の繁殖を防ぐこともありますが、絶対に長期使用しないでくださいね。

 

予防

とにかくスキンケア!皮膚を清潔にたもち、良いコンディションを作ってあげること。ストレスなどをためないことが最良の予防策です。

 

愛犬を毎日観察する

膿皮症

早期発見するには、飼い主さんが愛犬をよく観察することが重要です。皮膚が赤くなっていないか、体をかいていないか、毎日チェックをして小さな変化に気づけるようにしましょう。

 

清潔をたもつ

膿皮症

トイレシーツをこま目に変える、部屋を換気する、お散歩から帰ったら体を拭く、お風呂に入れるなど常に清潔をたもつようにしましょう。

 

濡れたらしっかり乾燥させる

お風呂や水遊びのあとは、ドライヤーを使ってしっかり乾燥させましょう。湿った状態は、膿皮症だけでなく外耳炎などさまざまな病気の原因になります。自然乾燥ではなく、しっかり乾かしてあげてください。また、お風呂やドライヤーの熱で温まった皮膚はかゆみが出やすくなります。私たちもあつーいお風呂に入るとかゆくなったりしますよね。なので、温風で乾いた後は、最後に冷風を当ててあげるのも良い方法です。

(ドライヤーのあて過ぎは熱中症の原因になりますので、温度調整をきちんと行いましょう)

 

◆夜更かしさせない

膿皮症

犬も人間と同じで、夜間に体の修復効果が高まります。夜も明るいままにしていると、さまざまな悪影響を及ぼす原因になるのです。できれば飼い主さんも一緒に生活スタイルを見直すことが適切ですが、仕事の都合などで難しい場合は、自宅の中に必ず愛犬がくつろげる「暗い場所」を用意するようにしましょう。

 

膿皮症に効果的な栄養素

膿皮症の主な原因は細菌です。細菌が引きおこす病気を緩和したり予防につながる栄養素をご紹介しましょう。手作り食がベターですが、難しい場合はフードにトッピングして栄養素を補うようにしましょう。

 

ビタミンA/ビタミンC

膿皮症

膿皮症は、免疫力が低下して発症するケースも。免疫力を高めるには、抗酸化作用があるビタミン類が不可欠。サプリメントもいいですが、できれば新鮮な野菜や果物から摂取すると効果的です。

また、ビタミンには脂溶性と水溶性というものがあり、ビタミンB群やビタミンCなどは水溶性なので、多い分は尿中に排泄されます。しかし、ビタミンAやビタミンEは脂溶性ビタミンなので、過剰摂取するとビタミン中毒を起こす危険性もあります。食材からでも、サプリメントからでも、偏った食材・サプリメントばかり摂らないように気をつけましょう。

心配な時は病院で相談してみてくださいね

 

EPA・DHA

膿皮症

EPAやDHAは不飽和脂肪酸といわれ、魚の脂肪に多く含まれています。これは感染症を予防するのにとても効果的で、更に免疫力を高めて病気になりにくくしてくれます。炎症を抑える効果もあるので、皮膚の病気には効果的といえます。質の良いサプリメントもたくさんあるので、効果的に摂取しましょう。

 

治療費

治療法にもよりますが、「抗生物質の投与」と「外用薬・内服薬の処方」が一般的です。

・(再)診察料 1,000〜2,000円

・抗生物質の投与 4,000円

・外用薬・内服薬 3,000円

 

合計「8,000円」程度が相場といえます。軽度の場合は3週間ほどで治りますが、再発する可能性もありますのでペット貯金や保険加入をしておくと心強いと思います。

※症状や病院によって相場は異なります。あくまでも参考金額です。

 

おすすめのシャンプー

お肌の弱いフレンチブルドッグには、N's driveブランドのスキンケア製品がおすすめ!

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    全身をしっかりぬらし、適量を手に取り泡立てながら優しく地肌をマッサージするように洗ってください。※低刺激性のため泡立ちは弱めです。すすぎは十分に行ってください。

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・スキンケアの原理原則・皮膚科学に基づいて作成されていること。

・犬の皮膚表面に付着した固形油脂を除去するために作成されたシャンプーであること。

・全成分が表示されていること。

・数ある保湿成分の中から保湿効果の高い優れた成分や、損傷を受けた皮膚に必要とされる成分が選択されていること。

 

堀江先生

獣医師:堀江志麻先生

ご自宅にあるシャンプーをちょっと見てみてください。「全成分」が記載されている製品ってほとんどないんです。中には、人では使用禁止成分が入っているものもたくさんあります。大切な愛ブヒには、ぜひ安心かつ効果的な製品を選んであげてくださいね。

 

N's driveブランドの製品を使ったスキンケア方法を詳しく紹介しているので、参考にしてみてくださいね。

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